しんへーーき!(^^)!

8/11の「昭和歌謡ナイト」で、実は新兵器のギターがデビューしました。
スタインバーガー。ヘッドとボディのない、コンパクトなギターとして知られているギターですが、ボディがないのに高価なのが残念(20-30万円)。
しかし今年、4万円ほどで買える廉価モデルGT-PROシリーズが発売になり、特にイケベ楽器にはオリジナルのカラーやスペックのものが揃っており、店で試奏し気に入ったので購入しました。





このギターのいいところ!!
・・まず、当たり前ですがコンパクトで軽い。僕のストラトは3.6kg、テレキャス3.5kgに対し、これは2.4kg。現場にアコ・エレキの2本を持参する時には、正直助かります。雨の日なども、かさばらず濡れにくいので重宝です。

ギターとしてのスペックも優秀です。スケールはフェンダースケールですが、ハイポジションまで実に弾きやすい。アーミングもかなりのレンジで可能なのにチューニングは狂いにくく、僕のようにほぼアームを使わなければ、1ステージ中はチューニングを気にしないでイケます。

このGT-PROシリーズにはトラ目のメイプルをトップに貼った「キルトトップ・デラックス」という45900円で少し価格の高いシリーズがあるのですが、弾き比べたら音質もノーマルGT-PROよりもよかったのでこちらをゲットしました。
フロントPUのクリーントーンは意外にもエアー感があり、ファットな音色でツブが立ち、なかなか色気があってジャズにもイケそう。リアPUもオーバードライブのノリがいいです。ミドルPUはシングルコイルで、左右のハムバッカーと比べると出力が小さく、6割程度です。これを非難する意見もあるようですが、僕はすごいメリットと感じており、曲の中でリードからリズムギタープレイにシフトする際、ボリュームペダルがなくても、PUポジション変更で瞬時にボリュームが下がり、エッジの立ったリズムギターサウンドが得られます。

このギターに欠点があるとすれば、ミドルPUとのハーフトーンポジション時、ハムバッカーはシングルコイル回路にならずハムのままなので、ハーフトーンは「いまいち」。ストラトのような鋭いハーフトーンは出せません。
でも、このギターの欠点はホントにそれくらいしか思いつきません。

ということで、このギター、大満足です。
同じステージでロックとジャズの両方をやる時がたまにありますが、ストラトのサウンドはホントにジャズに合わなくて苦労したので、このギターで解決です。いい買い物でした(^O^)