農政局に共産党青森県議団
![]() (写真)写真を示し東北農政局(手前側)に大雪被害を報告する党議員たち=13日、仙台市 |
青森県で年末年始に発生した大雪災害でリンゴ園地などに大規模な農業被害が出ている問題で、日本共産党青森県議団らは13日、江藤拓農水相宛てで、被害の全容把握と支援を求めて東北農政局へ申し入れを行いました。(関連記事)
申し入れ書は、園地の大部分が雪に覆われ被害の全容把握もできないとして融雪支援や、リンゴの木を補修する技術的支援、改植の支援を求めています。生産者への金融支援や、補助額上乗せなどの総合支援策も「2020年度の大雪災害時に農水省がまとめたパッケージ支援策と同等以上を示すべきだ」と迫りました。
党県議団と青森市・弘前両市議団や、おぎの優子参院青森選挙区予定候補、高橋千鶴子前衆院議員が被害状況を報告しました。
安藤はるみ県議は「市町村が前倒しして農道の除雪をしているが、園地にまだ入れていない所がいっぱいある」と報告しました。
応対した東北農政局の児玉史章企画調整室長は、要請書を本省と共有し、担当部局と検討していると回答。今回は被害が大きく、改植事業が重要になると応じました。
高橋氏は「改植だけでなく、かすがいや塗布剤の補助などの支援も用意して、今ある木を生かしたい思いにも応えてほしい」と訴えました。
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