よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

53:第15章:流動性の罠! テキストはたった347文字です

2021年03月12日 | 一般理論を読む
一般理論を読む  目次公開市場操作と流動性の罠流動性の罠を言い出したのはヒックスで、現代日本で広めたのはクルーグマンだろう。本稿で一般理論の該当箇所に言及するが、従来の解釈は間違っていると思われる。なぜなら有効需要の概念がないから。このように見て来ると、利子率が高度に心理的現象であることは明白である。たしかに、第5篇で見るように、均衡利子率は完全雇用利子率を下回る水準にはありえない。なぜなら、この . . . 本文を読む