よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

48:第14章:古典派の利子率理論が異次元の金融緩和の指導理論(続き)―人はなぜ価格によって資金の需給すら均衡すると考えてしまうのか 

2021年03月27日 | 一般理論を読む
一般理論を読む  目次第14章 古典派の利子率理論  うっかり騙されないように前回の引用テキストの批判を行ってみよう。ケインズの手になる古典派の利子率理論の要約であり、現代正統派の標準理論である。 文章ごとに番号を振る。①人が貯蓄という行為を行うときには、彼はいつも自動的に利子率を引き下げる行為をなしており、自動的に利子率を引き下げる行為をなせば、自動的に資本の生産を刺激する、と考えてい . . . 本文を読む