先日来、本ブログで扱ってきた 「Top 100 Players of 2018」ですが、ついに10位から1位が日本時間の2018年6月26日9時(東部時間25日20時)に公開されます。これについてNFL.comが見通し記事を掲載しているので、その話を取り上げることにしました。
とその前に、今週末にNFL関連雑誌を2冊(Lindys Sports 2018 PREVIEWとFantasy Football 2018)買いこんだのでこちらから紹介しましょう。例年、筆者は新宿紀伊国屋書店の洋書コーナーでNFL関連の洋雑誌を買っています。
このうちのLindys Sports 2018 PREVIEWの表紙を飾ったのは、Eli ManningとJosh McCownでした。Manning弟(以下Eli)はともかくなぜ、McCown兄(弟はLuke)という渋いところを表紙に大抜擢しているかというと、この雑誌が兄弟QBフェチだからというわけではありません。昨年も同じことを書きましたが、この(紀伊国屋書店が仕入れた)エディションはNew Yorkをターゲットとした限定版だからと推測しています。
その2週前に筆者は神保町の三省堂書店の洋書コーナーでLindys Sports 2018 PREVIEWの別バージョンを見ているのですが、そちらの表紙はCarson Wentzが飾っていました。この雑誌の真ん中あたりに載っている自社雑誌ガイド(バックナンバーの表紙写真を載せて、読者から注文を取るためのページ)にも、Wentzが表紙のバージョンが載っています。
つまりWentzバージョンが本来のもので、EliとMcCownが表紙のものはNew Yorkの読者向けに編集した特別なエディションということになります。人口が大きいNew York市場では、わざわざ表紙を変えてでもその街のスターを載せて読者に訴求するということですね。こうした大人の事情で、NYGとNYJの選手が表紙に取り上げられたバージョンが紀伊国屋書店経由で出回る→筆者が買うという流れになっています。
ここで取り上げられる選手ですが、NYGがずっとEliなのに対し、NYJで表紙に取り上げられるのは2017年版はMatt Forteで2016年版はBrandon Marshallを経て、2018年版はとうとうJoshが表紙になりました。Lindys SportsのFantasy Football 2018年版に乗っている全QBのランキングではEliは25位でJoshは30位。ほかにもっといい選手はいなかったのかよと言いたいところですが(Odell Beckham Jr.は前シーズン、怪我でほとんど出場してませんし)。
しかし2019年版のNew York向けバージョンは、全く別の選手になっているかもしれません。NYGは37歳を迎えたEliの去就がうわさされており、NYJは2018年のドラフトでSam Darnoldという有望QBを指名しているからです。NYGの方は、2018年のドラフトで全体2位で指名したShaquan Barkleyが台頭して、NYG部分のメインキャラの座をEliから奪っているかもしれません。
実は前に載せた「ATHRON Sports 2018 NFL PREVIEW」も以前書いた通り、New York向けエディションだったことが判明しました。三省堂書店に並んでいたATHRON Sports 2018 NFL PREVIEWは表紙がDrew Breesだったのです。
なぜBreesなのかは雑誌を読んでいただければわかるとだけ言っておきますが、筆者が持っているNew York向けエディションはOBJとDarnoldがメーンで、Barkleyもサブで映っています。EliとMcCownよりもこちらの方に未来を感じたというのは言いすぎでしょうか。
それからFantasy Football 2018の方には、例年のごとくFantasyドラフトで指名すべき上位10人の名が表紙にうたわれています。ここだけ拡大するとこんな感じ。
表紙を飾ったTod GurleyではなくLe Veon Bellが1位という評価を受け、そこから4位までRBが並んでいます。まだどのFantasyリーグもドラフト開催まで時間があるとは思いますが、こういう情報は気になりますね。いよいよシーズンが近づいてきた気分になります。
さて、話をTop 100 Players of 2018に戻しましょう。NFL.comが公開したAdam Schein氏の記事を見ていると、最後の10人に残るのは、筆者の予測と同じ。Bell、Tom Brady、Brees、Antonio Brown、Aaron Donald、Gurley、Julio Jones、Von Miller、Aaron Rodgers、Wentzということでよさそうです。
ただ、Schein氏の1位予想は筆者と大きく異なりなんとRodgersでした。この方がRodgersファンであることは分かりましたが、2017年シーズンの成績からして、ちょっと公正なランキングとは言えないなあ。
多分どう考えてもBradyだったけど、そう書くわけにもいかず(アンチも多いことですし)、一般的に人気があるRodgersの名を出してお茶を濁した…ということではないかと邪推してしまいます。
これに限らず米国ではNFLのネタを切らさない動きが続いています。ワールドカップサッカーががぜん盛り上がってきた日本ですが、どんなに盛り上がっても7月には終わるものです。いまからNFLの情報収集をしっかりやりましょう。
日本は次のベルギー戦でもし勝てたら凄いことになると思います。さすがに生で通しではは見られない時間なので後半だけ見るつもりです。でもテレビ点けたら0-2とかで負けてる展開になりそうで。
NFLはワールドカップが終わるころからいろいろ準備を始める予定です。
コロンビア戦はスポーツchのみでしたが、セネガルは地上波でやってくれました。冬季五輪同様、全く盛り上がっていません。
こちらでは、サッカーは自分達のルーツ=米国人は様々な欧州人の集合体、であるヨーロッパのもの。
NBAは欧州と米国で共有するもの。
MLBは環太平洋諸国と米国で共有するもの。
NFLは米国人が米国人の為に楽しむもの、と言う棲み分けが出来てるみたいな感じがします。
そうでしたか。アトランタ版の表紙も見てみたいですね。日本ではNFLの雑誌でそれをやるのは無理ですが(笑)。
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日本は思いもよらないサムライブルーの大進撃で、大会開始前はだだ盛り下がっていた日本国内がサッカー一色となっています。私はサッカーは昔ほど見なくなりましたが、ぜひ決勝トーナメントに行って、イングランドかベルギーと戦ってほしいものです。今回出場を逃した米国はどんな状況なのでしょう?
フットボール関係の雑誌は、ドラフト指名後から急いで印刷され、書店やスーパーの棚に並びます。
表紙問題ですが、バージョンとしては数十あるみたいですよ。
地域に複数チームがある場合、、カリフォルニアやニューヨークなどなど、は表紙は複数チームで飾ったりしますが、州に一つのチームの場合、ひたすらそのチームのスターのみが表紙を飾ります。
ジョージアの場合、ここ数年、表紙はマットライアンとフリオジョーンズで、鉄板、です😃
これは、NCAA、NBA、MLB、でも同様です。
日本では、ひとくくりに、アメリカ、と言いますが、向こうでは「州」は「国」なので基本、他州=他国、の事には関心ありません。
国の名称も、ユナイテッドステーツ=州を結合して無理やり国にしてる、ですからね。
この辺り、日本のプロスポーツファンの感覚とは、かなり異なるのではないでしょうか。
昨年のスーパーボールなんかは、テーマは、再び訪れた南北戦争、だったですから、、
笑えますよね。