NFL2015年シーズン、QBのJersey Numberのまとめページ

ちょっと情報が多くなりすぎたので、これまでに書いた2015年シーズンのJersey Numberのまとめページを作りました。

下の表を見れば、2015年の各番号の事情が一目で見えるはずです。

JN	選手	人数	出場	先発	勝	負	勝率	Yds	TD
1	Cam Newton（CAR）*	1	16	16	15	1	93.8%	3,837	35
2	Matt Ryan（ATL）*、Blaine Gabbert（SF）、Johnny Manziel（CLE）、Michael Vick（PIT）、Jimmy Clausen（BAL）**、B.J. Daniels（HOU）**	6	43	35	15	20	42.9%	9,054	43
3	Carson Palmer（ARI）*、Russell Wilson（SEA）*、Brandon Weeden（DAL）、Landry Jones（PIT）、EJ Manuel（BUF）、Mark Sanchez（PHI）、Derek Anderson（CAR）、Ryan Lindley（IND）	8	58	41	24	17	58.5%	11,218	82
4	Derek Carr（OAK）*	1	16	16	7	9	43.8%	3,987	32
5	Teddy Bridgewater（MIN）*、Jameis Winston（TB）*、Blake Bortles（JAX）*、Tyrod Taylor（BUF）、Nick Foles（STL）、Joe Flacco（BAL）、A.J. McCarron（CIN）、Brandon Weeden（HOU）**、Josh Freeman（IND）、Drew Stanton（ARI）	10	100	87	40	47	46.0%	20,991	122
6	Jay Cutler（CHI）、T.J. Yates（HOU）、Charlie Whitehurst（IND）**	3	23	17	8	9	47.1%	4,179	24
7	Sam Bradford（PHI）、Ben Roethlisberger（PIT）、Brian Hoyer（HOU）、Colin Kaepernick（SF）、Zach Mettenberger（TEN）、Austin Davis（CLE）、Ryan Mallett（BAL）、Luke McCown（NO）、Tarvaris Jackson（SEA）、Geno Smith（NYJ）	10	71	51	22	29	43.1%	14,569	74
8	Kirk Cousins（WAS）*、Marcus Mariota（TEN）、Matt Hasselbeck（IND）、Matt Schaub（BAL）、Jimmy Clausen（CHI）**、Dan Orlovsky（DET）、Matt Moore（MIA）	7	44	39	18	21	46.2%	9,613	61
9	Matthew Stafford（DET）*、Drew Brees（NO）、Tony Romo（DAL）	3	35	35	17	18	48.6%	10,016	69
10	Eli Manning（NYG）*、Jimmy Garoppolo（NE）、Chase Daniel（KC）、Kellen Clemens（SD）	4	25	16	6	10	37.5%	4,509	36
11	Alex Smith（KC）*、B.J. Daniels（SEA）**、Alex Tanney（TEN）	3	23	16	11	5	68.8%	3,585	21
12	Tom Brady（NE）*、Aaron Rodgers（GB）*、Andrew Luck（IND）、Sean Renfree（ATL）、Ryan Nassib（NYG）、Charlie Whitehurst（TEN）**	6	43	39	24	15	61.5%	10,551	83
13	Josh McCown（CLE）、Shaun Hill（MIN）	2	11	8	1	7	12.5%	2,124	12
14	Ryan Fitzpatrick（NYJ）*、Andy Dalton（CIN）、Matt McGloin（OAK）、Sean Mannion（STL）	4	32	29	20	9	69.0%	7,328	58
15	Ryan Mallett（HOU）**	1	6	4	1	3	25.0%	770	3
16	Matt Cassel（DAL）**、Matt Cassel（BUF）**、Scott Tolzien（GB）、Colt McCoy（WAS）	4	14	8	2	6	25.0%	1,408	6
17	Ryan Tannehill（MIA）*、Philip Rivers（SD）*、Brock Osweiler（DEN）、Case Keenum（STL）、Kellen Moore（DAL）	5	49	46	18	28	9.3%	12,574	71
18	Peyton Manning（DEN）	1	10	9	7	2	9.1%	2,249	9

*全試合に先発したQB　**2チームに在籍したQB

過去のページは、下のリンクからアクセスできます。

・NewtonからPeytonまで79人のQB、TD数とヤード数トップのJersey Numberとは
・2015年シーズン、一番多くのQBが着けたJersey Numberって何番？
・Eli ManningからUnitasまで、QB限定でJersey Numberを調べてみたら（後編）
・NewtonからMcNairまで、QB限定でJersey Numberを語る（前編）

 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LA（STL）	ロサンゼルス（セントルイス）・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	SD	サンディエゴ・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

 

NewtonからPeytonまで79人のQB、TD数とヤード数トップのJersey Numberとは

4回にわたってお届けした、Jersey Number話は今日でおしまい。2015年シーズンに出場した全QB73人（6人は2チームで出場したので79背番号が実在）のデータを貼って終わりにします。前にも言いましたが、この表を作りたいのでデータを細かく集めました。

 

JN	Name	Tm	Age	G	GS	Win	Lose	Yds	TD	Rate
1	Cam Newton	CAR	26	16	16	15	1	3,837	35	99.2
2	Matt Ryan	ATL	30	16	16	8	8	4,591	21	89.0
	Blaine Gabbert	SF	26	8	8	3	5	2,031	10	86.2
	Johnny Manziel	CLE	23	10	6	2	4	1,500	7	79.4
	Michael Vick	PIT	35	5	3	2	1	371	2	79.8
	Jimmy Clausen	BAL	28	2	2	0	2	555	2	70.5
	B.J. Daniels	HOU	26	2	0	0	0	6	1	58.3
3	Carson Palmer	ARI	36	16	16	13	3	4,671	35	104.6
	Russell Wilson	SEA	27	16	16	10	6	4,024	34	110.1
	Brandon Weeden	DAL	32	4	3	0	3	739	2	92.2
	Landry Jones	PIT	26	7	2	1	1	513	3	77.3
	EJ Manuel	BUF	25	7	2	0	2	561	3	78.5
	Mark Sanchez	PHI	29	4	2	0	2	616	4	80.7
	Derek Anderson	CAR	32	3	0	0	0	36	0	82.6
	Ryan Lindley	IND	26	1	0	0	0	58	1	109.6
4	Derek Carr	OAK	24	16	16	7	9	3,987	32	91.1
5	Teddy Bridgewater	MIN	23	16	16	11	5	3,231	14	88.7
	Jameis Winston	TB	21	16	16	6	10	4,042	22	84.2
	Blake Bortles	JAX	23	16	16	5	11	4,428	35	88.2
	Tyrod Taylor	BUF	26	14	13	7	6	3,035	20	99.4
	Nick Foles	STL	26	11	11	4	7	2,052	7	69.0
	Joe Flacco	BAL	30	10	10	3	7	2,791	14	83.1
	A.J. McCarron	CIN	25	7	3	2	1	854	6	97.1
	Brandon Weeden	HOU	32	2	1	1	0	305	3	107.7
	Josh Freeman	IND	27	1	1	1	0	149	1	65.9
	Drew Stanton	ARI	31	7	0	0	0	104	0	22.7
6	Jay Cutler	CHI	32	15	15	6	9	3,659	21	92.3
	T.J. Yates	HOU	28	4	2	2	0	370	3	80.3
	Charlie Whitehurst	IND	33	4	0	0	0	150	0	50.3
7	Sam Bradford	PHI	28	14	14	7	7	3,725	19	86.4
	Ben Roethlisberger	PIT	33	12	11	7	4	3,938	21	94.5
	Brian Hoyer	HOU	30	11	9	5	4	2,606	19	91.4
	Colin Kaepernick	SF	28	9	8	2	6	1,615	6	78.5
	Zach Mettenberger	TEN	24	7	4	0	4	935	4	66.7
	Austin Davis	CLE	26	3	2	0	2	547	1	66.2
	Ryan Mallett	BAL	27	2	2	1	1	566	2	74.5
	Luke McCown	NO	34	8	1	0	1	335	0	91.8
	Tarvaris Jackson	SEA	32	4	0	0	0	37	0	83.3
	Geno Smith	NYJ	25	1	0	0	0	265	2	87.9
8	Kirk Cousins	WAS	27	16	16	9	7	4,166	29	101.6
	Marcus Mariota	TEN	22	12	12	3	9	2,818	19	91.5
	Matt Hasselbeck	IND	40	8	8	5	3	1,690	9	84.0
	Matt Schaub	BAL	34	2	2	1	1	540	3	76.0
	Jimmy Clausen	CHI	28	2	1	0	1	184	0	58.7
	Dan Orlovsky	DET	32	3	0	0	0	201	1	66.8
	Matt Moore	MIA	31	1	0	0	0	14	0	118.7
9	Matthew Stafford	DET	27	16	16	7	9	4,262	32	97.0
	Drew Brees	NO	36	15	15	7	8	4,870	32	101.0
	Tony Romo	DAL	35	4	4	3	1	884	5	79.4
10	Eli Manning	NYG	34	16	16	6	10	4,436	35	93.6
	Jimmy Garoppolo	NE	24	5	0	0	0	6	0	39.6
	Chase Daniel	KC	29	2	0	0	0	4	0	79.2
	Kellen Clemens	SD	32	2	0	0	0	63	1	150.0
11	Alex Smith	KC	31	16	16	11	5	3,486	20	95.4
	B.J. Daniels	SEA	26	6	0	0	0	0	0	0.0
	Alex Tanney	TEN	28	1	0	0	0	99	1	114.9
12	Tom Brady	NE	38	16	16	12	4	4,770	36	102.2
	Aaron Rodgers	GB	32	16	16	10	6	3,821	31	92.7
	Andrew Luck	IND	26	7	7	2	5	1,881	15	74.9
	Sean Renfree	ATL	25	2	0	0	0	11	0	10.7
	Ryan Nassib	NYG	25	1	0	0	0	68	1	158.3
	Charlie Whitehurst	TEN	33	1	0	0	0	0	0	0.0
13	Josh McCown	CLE	36	8	8	1	7	2,109	12	93.3
	Shaun Hill	MIN	35	3	0	0	0	15	0	39.6
14	Ryan Fitzpatrick	NYJ	33	16	16	10	6	3,905	31	88.0
	Andy Dalton	CIN	28	13	13	10	3	3,250	25	106.2
	Matt McGloin	OAK	26	2	0	0	0	142	2	88.3
	Sean Mannion	STL	23	1	0	0	0	31	0	85.1
15	Ryan Mallett	HOU	27	6	4	1	3	770	3	63.6
16	Matt Cassel	DAL	33	9	7	1	6	1,276	5	70.3
	Matt Cassel	BUF	33	1	1	1	0	0	0	0.0
	Scott Tolzien	GB	28	3	0	0	0	4	0	83.3
	Colt McCoy	WAS	29	1	0	0	0	128	1	133.9
17	Ryan Tannehill	MIA	27	16	16	6	10	4,208	24	88.7
	Philip Rivers	SD	34	16	16	4	12	4,792	29	93.8
	Brock Osweiler	DEN	25	8	7	5	2	1,967	10	86.4
	Case Keenum	STL	27	6	5	3	2	828	4	87.7
	Kellen Moore	DAL	26	3	2	0	2	779	4	71.0
18	Peyton Manning	DEN	39	10	9	7	2	2,249	9	67.9
				619	512	256	256

背番号でまとめると、一人しかつけなかったのは#1、#4、#15、#18です。#19は2015年シーズンにはいなかったので、このシーズンに限れば一番小さな番号（Cam Newton、CAR）を付けたと一番大きな番号を付けたQB（Peyton Manning、DEN）が戦ったSuper Bowlだったわけですね。

ヤード数とTD数が最も多かったのは、10人もQBがいて3人が全試合に先発した#5でした。Teddy Bridgewater（MIN）、Jameis Winston（TB）、Blake Bortles（JAX）の3人で1万1700ヤード、91TDとは圧巻の破壊力でした。

同じ10人がいた#7は全試合に先発したQBは一人もおらず、先発なしが5人もいました。当然ヤード数やTDも少なくなるので、この結果は致し方ないでしょう。

TD数が#5について二番目だったのは#12です。Luckが怪我をしましたが、BradyもRodgersも安定の成績を残しています。この番号は、しばらくは盤石でしょう。

ヤード数で#5と#7に次いだのは#17でした。TannehillとRiversでちょうど9000ヤードを稼ぎ、Osweilerも2000ヤード弱を獲得。出場した5人は全員先発でした。 そのほかでは、WilsonとPalmerの#3、それからStaffordとBreesそしてRomoの#9が1万ヤードを突破していました。

最後に勝率ですが、一番良かったのは#1で二番手が＃18です。それに次いだのが#14でした。FitzpatrickとDaltonが二人で10勝ずつを上げ、少ない負け数で勝率を引き上げました。

まだドラフト前のため、2016年のJersey Numberはこれから決まっていくとは思いますが、移籍した選手が何番になるかなどこれからもネタは尽きそうにありません。今度、NBAのJersey Numberも調べたくなりました。その結果はいずれこちらで。

 

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LA（STL）	ロサンゼルス（セントルイス）・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	SD	サンディエゴ・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

 

Keenum先発はやはりブラフだった、羊がTENから1位指名ゲットで困るのは

一晩で自分が書いたことを否定されるのはショックだな。昨日、Keenumの覚醒に期待するしかないとここで書いたばかりのLA Ramsですが、No.1指名権を持っていたTENと、このタイミングでドラフト指名権のトレードを敢行しました。1巡目の1番目と15番目を交換するのと、二つ持っていた2巡目と3巡目を出して6巡目を返してもらう格好です。

 

In exchange the Titans will get the Rams’ 15th overall pick, two second-round picks and a third-round pick this year and a first- and third-rounder next year. The Rams get the Titans’ fourth- and six-round picks this year.とあるので来年の指名権も与えてましたね（追記しました）

 

トレードの結果、TENの2016ドラフトはこうなります。

 

1st round — No. 15 overall
2nd round — No. 33
2nd round — No. 43 (from Rams)
2nd round — No. 45 (from Rams)
3rd round — No. 64
3rd round — No. 76 (from Rams)
5th round — No. 140
6th round — No. 193 (from Falcons)

7th round — No. 222

TENは9個の指名権を手に入れました。一方のRamsはこうなりますね。

1st round — No. 1 overall (from Titans)
4th round — No. 110
4th round — No. 113
6th round — No. 177 (from Titans)

6th round — No. 190

 

TENがMariotaを守るためLaremy Tunsilを指名するという話はなくなり、RamsがQBを指名するという期待が高まってきました。これでRamsがTunsilを取ったら大笑いですが、もしかしたら本当にそうかもしれないと考えてしまう自分もいます。米サイトではNBAで引退したばかりのKobe Bryant（LA Lakers）を指名するのではとボケをかましていましたが、これはもちろんないでしょう。

 

とはいえ常識的に考えて、新生LA RamsのフランチャイズQBになりえる人材を指名すると考えられます。上位指名が予測されるQBには、Carson WentzやJared Goffが上がっていました。LAに戻った直後のRamsの場合、California大のGoffに行くと読むのが普通でしょう。素人の私でもそう考えます。

 

つまり今回TENと1位を交換したのは、Goffを取りに行くからには、上位でQB指名が予想されるCLEの横やりを入れられたくない。だから、CLEより上の指名権が必要だったという推測が成り立ちます。

 

これまでは、MariotaがいるTENはQBを獲らずにTunsilかJalen Ramseyにいくという予測でした。QBは1巡目2位のCELがWentz で、7位のSFがGoffではないかというMock Draftをよく見ました。3位からの指名は順にSD→DAL→JAX→BALなので、いまのところどのチームもQBを一位で指名しなくてもよい。だったらほかのポジションを上位で狙うという読みが当たり前でしょう。

 

しかし15位だったLAが1位に飛び出したことで、1巡目7位でのQB指名が予想されていたSF、そしてDraft後に要らなくなったKaepernickを受け取る予定だったDENが窮地に追い込まれました。

 

これでSFとDENが次の一手を試される番ですね。筆者は、このままSFはKaepernickを使い、DENはSanchezと31番目で獲れる新人QBの併用という、当たり前の決着に終わりそうな気がしています。でももう一波乱見てみたいと思う自分がいます。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LA（STL）	ロサンゼルス（セントルイス）・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	SD	サンディエゴ・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

 

「羊と鋼の森」が本屋大賞、KeenumはこのままLAの先発QBに居座るのか

2016年の本屋大賞が発表になり、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」が受賞しました。

 

NFLを見ている筆者は「羊」と「鋼」という文字列に敏感に反応しましたが、残念ながら第51回Super Bowlの対戦相手を予測した小説ではないようです。ピアノの中（ピアノ線=鋼を押さえるフェルト=羊）のことだと今朝のNHKの「おはよう日本」で言ってました。

 

この両チームのSuper Bowl進出について言えば、AFCは確かに有力ですが、NFCにはちょっと疑問が残ります。何せ長年の懸案である、QB問題がいっこうに解決されていないのですから。

 

「羊と鋼の森」という小説があるなら、NFLのチーム名を組み合わせるだけで、書籍のタイトルができそうな気がしてきました。第1回、第2回Super Bowlの対戦カードは「缶詰め工場の主任」（「Chief」はあえて主任と訳しました）、「缶詰め工場の荒くれ者」で池井戸潤の小説、しかも続編付きのような感じだし、第47回SBは「黄金の鴉」で大藪春彦のハードボイルドにありそう。

 

NEが絡んでくると「愛国の巨人」とか（第42回、第46回）「愛国者の鷹」（第49回、Seahowkの和名「鶚」じゃ、読めないし分かんないのでHowkだけにしました）とかトム・クランシーのスパイ小説になります。Super Bowl 50は「黒豹と暴れ馬」でどっかの時代小説を感じさせますね。別にSuper Bowlの対戦チームでなくてもいいんですけど。

 

出だしから脱線しましたね。さて今回は、前回予告したJersey Numberの話は後にして、「羊」の話をします。というのも某方面から圧力がかかったんですよ。

 

羊とは、もちろんジャニーズの若手と密会説が流れているあのお方ではなく、LAに戻ったRamsです。

 

Ramsは、一瞬Peyton Manningに秋波を送ったと噂されましたが、その真偽はわかりません。結局、ManningはLAに来ることはなく、引退しました。本当にRamsに誘われたのか、それが嫌だったのかは、しばらくは封印するでしょう。

 

そのRamsは先発だったNick Folesをシーズン途中に降格させて、最後の4試合はKeenumを先発に起用しました。今季も本気なのか、やけを起こしたのかは不明ですが、Keenum先発で行くと言っています。

 

せっかくのLA帰還なので客を呼べそうなQBを獲ればと思うのですが、Kaepernickは同地区だし、RG IIIはドラフトの経緯（RG IIIの指名をするためWASがドラフト権をトレードした）があるからありえないし、まさかTebowはないですね。現実的には2016年ドラフトで、トレードアップを含めてQBを指名すると思いますが、もしそうなら事前に漏らす必要はありません。

 

では暫定的でも2016年のエースQBとなったKeenumについてみてみると、その足跡は異色でした。Houston大学を6年かけて卒業し、2012年にドラフト外で地元のHOUに入団。その後、2チームを行ったり来たりしています。

 

ShaubeがINTされまくってKubiakが馘になった2013年シーズンは、途中からエースQBの座を得て8試合に先発しています。ただしHOUのその年は開幕2連勝した後に悪夢の14連敗。シーズン途中から先発になったKeenumも8連敗となりました。シーズン最後の2試合は怪我で欠場しています。

 

そして2014年シーズン前の8月、Ryan Mallettを獲得したHOUから放出されます。このシーズンはSTLでスタートをしましたが出場機会がないまま、プラクティススクアッドに送致。ところがMallettとFitzpatrickが故障したため、HOUに呼び戻されました。結局、先発がいなくなったHOUで2試合先発して、2勝を挙げています。

 

そして2015年再びRamsに戻り、シーズン途中から先発の座をゲット、今に至ります。

Keenumの成績をよく見ると2015年シーズンにFolesをリリーフした1試合以外は、出場した15試合にすべて先発しています。それなりにチームからの評価は高いQBなのでしょう。

Week15のTB@STLでは、ほぼ満点に近い158.0というパッサーレーティングを挙げて勝利しています。Week16でSEAに痛い黒星をつけた試合でも貢献しています。

 

2016年、本屋大賞の書籍の通り、羊はSuper Bowlに行って鋼と戦えるのでしょうか。そのためにはドラフトの前である今はKeenumの覚醒にかけるしかありません。さてどうなりますかね。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LA（STL）	ロサンゼルス（セントルイス）・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	SD	サンディエゴ・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス

 

2015年シーズン、一番多くのQBが着けたJersey Numberって何番？

今回も前回、前々回の続きでJersey Number話です。こんなにネタが続くなんて。

 

2015年シーズンは73人（うち6人は2チームで出場）のQB登録の選手が出場しました。その全員を表にしたのがこちら。

 

現役（2015年）選手は先発出場が多い（同じ場合）→勝敗が多い→ヤード数が多いの順で並んでいるはずです。RG IIIのように出場記録がない選手は載せていません。

 

 

#	Quarter Back 2015	Hall of Famers*** ＆ Team Retired Numbers
1	Cam Newton（CAR）*	Warren Moon 1984-2000（HOU、現TEN）
2	Matt Ryan（ATL）*、Blaine Gabbert（SF）、Johnny Manziel（CLE）、Michael Vick（PIT）、Jimmy Clausen（BAL）**、B.J. Daniels（HOU）**
3	Carson Palmer（ARI）*、Russell Wilson（SEA）*、Jameis Winston（TB）*、Brandon Weeden（DAL）、Landry Jones（PIT）、EJ Manuel（BUF）、Mark Sanchez（PHI）、Derek Anderson（CAR）、Ryan Lindley（IND）
4	Derek Carr（OAK）*	Brett Favre 1991-2010（GB）
5	Teddy Bridgewater（MIN）*、Blake Bortles（JAX）*、Tyrod Taylor（BUF）、Nick Foles（STL）、Joe Flacco（BAL）、A.J. McCarron（CIN）、Brandon Weeden（HOU）**、Josh Freeman（IND）、Drew Stanton（ARI）	Donovan McNabb 1999-2009（PHI）
6	Jay Cutler（CHI）、T.J. Yates（HOU）、Charlie Whitehurst（IND）**
7	Sam Bradford（PHI）、Ben Roethlisberger（PIT）、Brian Hoyer（HOU）、Colin Kaepernick（SF）、Zach Mettenberger（TEN）、Austin Davis（CLE）、Ryan Mallett（BAL）、Luke McCown（NO）、Tarvaris Jackson（SEA）、Geno Smith（NYJ）	John Elway 1983-1998（DEN）、Bob Waterfield 1945-1952（LA、RAMS）
8	Kirk Cousins（WAS）*、Marcus Mariota（TEN）、Matt Hasselbeck（IND）、Matt Schaub（BAL）、Jimmy Clausen（CHI）**、Dan Orlovsky（DET）、Matt Moore（MIA）	Troy Aikman 1989-2000（DAL）、Steve Young 1985-1999（SF）
9	Matthew Stafford（DET）*、Drew Brees（NO）、Tony Romo（DAL）	Sonny Jurgensen 1957-1974（WAS）
10	Eli Manning（NYG）*、Jimmy Garoppolo（NE）、Chase Daniel（KC）、Kellen Clemens（SD）	Fran Tarkenton 1961-1978（MIN）、Steve Bartkowski 1975-85（ATL）
11	Alex Smith（KC）*、B.J. Daniels（SEA）**、Alex Tanney（TEN）	Norm Van Brocklin 1949-1960（LA、RAMS）、Phil Simms 1979-93（NYG）
12	Tom Brady（NE）*、Aaron Rodgers（GB）*、Andrew Luck（IND）、Sean Renfree（ATL）、Ryan Nassib（NYG）、Charlie Whitehurst（TEN）**	Terry Bradshaw 1970-1983（PIT）、Bob Griese 1967-1980（MIA）、Jim Kelly 1986-1996（BUF）、Joe Namath 1965-1977（NYJ）、Ken Stabler 1970-1984（OAK）、Roger Staubach 1969-1979（DAL）、John Brodie 1957-73（SF）、(12th man) 1984-（SEA）
13	Josh McCown（CLE）、Shaun Hill（MIN）	Dan Marino 1983-1999（MIA）
14	Ryan Fitzpatrick（NYJ）*、Andy Dalton（CIN）、Matt McGloin（OAK）、Sean Mannion（STL）	Dan Fouts 1973-1987（SD）、Otto Graham 1946-1955（CLE）、Y.A. Tittle 1948-1964（SF）
15	Ryan Mallett（HOU）**	Bart Starr 1956-1971（GB）
16	Matt Cassel（DAL）**、Matt Cassel（BUF）**、Scott Tolzien（GB）、Colt McCoy（WAS）	George Blanda 1949-1958, 1960-1975（HOU）、Len Dawson 1957-1975（KC）、Joe Montana 1979-1994（SF）
17	Ryan Tannehill（MIA）*、Philip Rivers（SD）*、Brock Osweiler（DEN）、Case Keenum（STL）、Kellen Moore（DAL）
18	Peyton Manning（DEN）	Peyton Manning 1998-2011（IND）、Frank Tripucka 1960-63（DEN）、Peyton Manning 2012-15（DEN）
19		Johnny Unitas 1956-1973（BAL、現IND）
22		Bobby Layne 1948-1962（DET）****

　
*レギュラーシーズン全16試合に先発、**2チームでQBとして出場、***Hall of Famersのチーム名は現役当時の主な在籍チーム、****Bobby Layneの現役時代は、QBが#22を着用可だった、青字はチーム永久欠番のみ

さて筆者は数回前にMallettやWeedenなど1シーズンに2チームでQBを務めた選手を調べていましたが、それはこの表を作るためでした。例えばMallettはHOUでは#15でしたがBALでは#7を付けました。これをしっかり追跡しないと、Jersey Number別の選手数はカウントできませんよね。

 

追跡した結果、これまでに書いた4人とは別に、2人が2チームに在籍していたことを発見しました。B.J. DanielsとCharlie Whitehurstです。どことどこに在籍して何番を着けたかは表で探してください。

 

せっかくなので殿堂入りしたQB25人とチーム永久欠番の選手も右列に載せました。ただしチーム名とJersey Numberは主なものだけにしています。さすがに60年代以前の選手は名前もよく知らないので、ご容赦ください。

 

2015年シーズンに一番多くの選手が着けたのは#5と#7で10人ずつでした。全試合に先発した選手もいますが、僅かに数Atpの選手もいます。

 

一方、殿堂入り選手はやはり#12が最大勢力でした。今回はここまで。ただしJersey Numberの話はもうちょっとだけ続きます。

2015年シーズンからアメリカンフットボールのFANTASY FOOTBALL を楽しんでいるトーマスといいます。NFLだけでなく、MLBやNBAについても語りますのでよろしくお願いします。

 

AFC東	BUF	バッファロー・ビルズ	NFC東	DAL	ダラス・カウボーイズ
	MIA	マイアミ・ドルフィンズ		NYG	ニューヨーク・ジャイアンツ
	NE	ニューイングランド・ペイトリオッツ		PHI	フィラデルフィア・イーグルス
	NYJ	ニューヨーク・ジェッツ		WAS	ワシントン・レッドスキンズ
AFC北	BAL	ボルティモア・レイブンズ	NFC北	CHI	シカゴ・ベアーズ
	CIN	シンシナティ・ベンガルズ		DET	デトロイト・ライオンズ
	CLE	クリーブランド・ブラウンズ		GB	グリーンベイ・パッカーズ
	PIT	ピッツバーグ・スティーラーズ		MIN	ミネソタ・バイキングス
AFC南	HOU	ヒューストン・テキサンズ	NFC南	ATL	アトランタ・ファルコンズ
	IND	インディアナポリス・コルツ		CAR	カロライナ・パンサーズ
	JAX	ジャクソンビル・ジャガーズ		NO	ニューオリンズ・セインツ
	TEN	テネシー・タイタンズ		TB	タンパベイ・バッカニアーズ
AFC西	DEN	デンバー・ブロンコス	NFC西	ARI	アリゾナ・カーディナルス
	KC	カンザスシティ・チーフス		LA（STL）	ロサンゼルス（セントルイス）・ラムズ
	OAK	オークランド・レイダース		SF	サンフランシスコ・49ers
	SD	サンディエゴ・チャージャース		SEA	シアトル・シーホークス