タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

大相撲11月場所6日目・白鵬「右張り差し」で墓穴

<張り差しで脇が空き、一気に押し込まれた白鵬>

※ 画像は、11月19 日付『讀賣新聞』第 22 面から転載。

 近頃の大相撲力士は、猫も杓子も、立ち合いで「張り差し」や「かち上げ」を多用する。横綱・大関がやるから、下位力士も平気でやる。プロレスではあるまいし、土俵上の殴り合いを相撲の神様は嘆いているのでは。

 張り差しをやると脇がガラ空きになる。もともと脇が甘く腰高の稀勢の里や照ノ富士などは、棒立ちのまま攻め込まれることが多い。木戸銭を払って(私はテレビ観戦だから、払ってないが)見る相撲ではない。

 ひるまず突っ込むべし。6日目の白鵬・遠藤戦がその見本だよ。いくら落ち目とはいえ、白鵬がなす術もなく土俵を割ったじゃないか。勝ちたければ、遠藤を見習って張り差しの弱点を突くべし。

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