タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 造林地の仕事 (再び) ≫

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 <造林地の仕事>になぜ北原謙二のCDなのか、と訝しく思う向きもあるかもしれない。9月6日投稿の≪造林地の仕事≫で、大学の夏期休業中、札鶴ベニヤ造林部で臨時の日雇い人夫として、下刈り・地ごしらえの作業を経験したことを記した。
 作業現場は、清里町と小清水町の山をあちこち移動した。早朝、6時に、荷台に幌を被せただけの、迎えのトヨエース(1トン車)が指定の場所に来るので、弁当・水筒・雨具・その他を入れたリュックを用意し、玄関を出るまで、かなり忙しかった。
P1000574 目的地に着くまでの時間は、だいたいは小一時間。運転手が気をきかせて、流行の歌謡曲を流してくれた。その中に、北原謙二の「若いふたり」が含まれていて、ほとんど毎日、鼻にかかった独特の歌声、「きみにはきみのぉー」を聞きながら、疲労のたまった気だるい身体を始動させた。運転手も、この歌が好きだったのだろう。私の青春の懐かしい想い出の一つである。
 右上のアカエゾマツ人工林は、私が野上峠近くで地ごしらえをした造林地の手前の平坦地で、まだ樹が若いから、十数年後の植林かと思われる。アカエゾマツは、カラマツと比べて生長が遙かに遅く、三十年では製材にならない。
   ?CDの発売元は、コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社?

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