千代の浦地区は、宮本地区と富士見・柏木町地区を東西に分ける、道道113号線富士見坂桜ヶ岡通が海に向かって南下し、弁天ヶ浜東端のT字路交差点に至る地点から、柏木町南端に沿って東へと向かい、春採川に至る、こぢんまりとした街である。
道道を挟んで南西部は千代の浦漁港で、北東部は<ホーマック千代の浦店>を中心とした商業地帯になっているが、どちらかといえば、漁業を主とした地区といえる。 昭和25年に創業の釧路の金物専門店老舗<石黒商店>が、昭和51年に、ホームセンター<石黒ホーマ>(平成7年に社名を<ホーマック>に変更)1号店を中園町に開店し、翌年2号店として開店したのが千代の浦店で、この地区に賑わいをもたらした。
今は、規模の大きな星が浦店・木場店ができ、開店当初の客足はないが、この界隈には様々な生活用品を扱うホームセンターがないので、重宝な商業施設である。しかし、<ホーマック>の右隣の店舗は、紳士服店・カー用品店・酒店などが短期間で入れ替わり、営業が長続きしない。空き店舗の前に、黄色の大看板が空しく立っている。
千代の浦漁港の西側(写真の中央右端)に、釧路市マリノベーション構想の一部として、市民や観光客の触れあいを目的に整備されていた<千代の浦マリーンパーク>が、平成15年9月の地震の被害を修復して、平成18年8月から使用を開始している。休憩棟(バーベキューコーナー)の使用申し込みは<マリン・ポトスくしろ>。
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