タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 街の風景 (高山) ≫

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 高山台地は武佐川と別保川支流サンタクンベ川の分水嶺となる山地で、白い煙が立ち上る中央の建物は、桜ヶ岡中学校グラウンドから遠望した広域ごみ焼却施設である。
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 広域ごみ焼却施設整備事業は、平成15年度に、釧路市・釧路町・阿寒町・白糠町・音別町・鶴居村が共同で開始し、平成17年度に完成、稼働中である。
 ダイオキシン類の発生を削減するため、各構成市町村が個別に保有する焼却炉を集約し、国が設定したガイドラインに基づいて大型の焼却施設を建設し、あわせて、埋め立て処分場の長期確保と廃熱の有効利用を図り、地域資源の循環型利用を目途にしているが、アクセスのため釧路外環状道路の造成計画とも関連している。
 以前は、各家庭の小型焼却炉で、燃えるゴミを処分することを市が奨励したが、低温度焼却はダイオキシンを大量に発生することが分かり、取り止めとなった。近くでこっそり使用しているのを見かけるが、環境汚染の原因となるので止めてもらいたい。

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