タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

キリスト者ではないけれどワインとエゾシカ肉サイコロステーキで祝うクリスマス・イヴ

 私の父方は仏教(曹洞宗)、母方は神道で祖父は神職だった。幼い頃から両方の宗教的仕来りの中で育ってきて、それで、現在はどうかと言うと、いちおう天照大神を祭ってはいる。しかし、それは寺との煩わしい付き合いを嫌っただけのことで、信仰心は厚くない。

 だから、キリスト者ではないのに、クリスマスも何の躊躇いもなく、ワインを飲んでケーキを食べて祝う。キリストを特段崇め奉っているわけではない。基本的に私は唯物論者で、あの世はないと思っている。この世にいる間だけ、融通無碍の感が強い八百万神で事足りる所以である。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「行住坐臥」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事