釧路信用組合は、6月25日、第55期総代会を開き、平成20年度3月期決算が2期ぶりに赤字となったことを報告(6月26日付『釧路新聞』第1面参照)した。責任を取って、高橋修二理事長(写真左側)が任期途中で辞任、村田徹也専務理事が理事長に昇格することになった。
平成18年3月期に十四億九千九百万円の赤字、翌年3月期は黒字だったが、今回の3月期は、三億八千五百万円の赤字を計上し、三年間で十八億円の内部留保金を取り崩したことから、高橋理事長の引責辞任は当然だろう。
6月26日付『北海道新聞』第23面〈釧路・根室〉は、「道険しい基盤強化」「後任村田氏、試される手腕」と厳しい見出しを掲げ、「地元経済の冷え込みで資金需要が乏しい」(同新聞)中での黒字化への巻き返しは難しいと予測している。
?理事長の写真は、6月26日付上掲新聞から転写?
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