タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<新聞の紙面に見る科学者の天国と地獄>

 10月8日付『北海道新聞』第1面の記事の見出し

P1000549P1000539

 同新聞・第1面の見出し・顔写真・経歴
P1000601P1000597P1000543
 ノーベル賞受賞者でも、電子の電気素量(電荷量)の計測などの業績が評価され物理学賞を受賞(1923年)したロバート・ミリカンのように、油滴実験方式がミリカンのオリジナルでなかったにもかかわらず論文を単独名で発表し、かつ、統計誤差を小さく見せるためデータの選択を行った例もあるので、100%クリアではないような気もするが、まずは、赤崎先生の満面の笑みに敬意を表し、3氏の栄誉を讃えたい。
 経歴を拝見すると、3氏とも単なる学究の徒ではなく、研究の実用的応用に鋭意努力されたことが覗える。受賞理由に、青色発光ダイオードの「発明は革命的で、20世紀は白熱電球が照らしたが、21世紀はLEDによって照らされる時代になるだろう」(同新聞)とある。そのとおりだと思う。

 同新聞・第31面の記事の見出し・顔写真・疑惑の経過

P1000610P1000576P1000559

 ノーベル賞受賞の3氏と同じ科学者の範疇には入れがたいが、欺瞞と捏造に溺れた背徳の科学者として、オボコはこれから堕地獄の苦しみを苦しむだろう。全面的な支持を与えてくれた指導者はもはや亡く、見渡すと周囲は敵ばかり。4月9日の記者会見で200回成功と自負したSTAP細胞どころか、博士号も風前の灯となった。自業自得とはいえ、若い身空でこれからどうするのだろう。デタラメ博士号が蔓延しているご時世なのに、オボコは運が悪かったな。車のスピード違反で切符切られたのと同じことだよ、「他の人も違反してるのに、どうして私だけが」と主張しても通らないわな。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「政治経済」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事