タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

「春立つや 氷柱慌てて 雫垂れ」 達 九 

※ 画像上段は、 2月4日午前 11 22 分、 近隣の民家で撮影。
※ 画像下段、 本日の 「生活の記録」 の就寝時刻は翌朝更新。


 春と言っても暦の上でのことで、 北海道東部太平洋岸のはずれに位置する酷寒の釧路では、 最低気温が氷点下 10 ℃を下回り、最高気温が氷点下の真冬日が連日続いています。

 屋根の氷柱は、 防寒対策が十分施されていない住宅で、 室内の暖気が天井から屋根裏に流れ、 さらに野地板を通してトタン板に伝わって雪が融け、 軒先に下った水が氷点下の冷え込みで凍結して発生します。

 立春を迎え日脚が幾分伸び、 南側の軒先では陽を浴びて氷柱から雫が垂れることがありますが、 それは好天の日中に限られた一時的現象です。 氷柱が融けてなくなることはありません。 春が来たと勘違いした氷柱の錯覚を川柳にしてみました。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「行住坐臥」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事