九月九日のブログ用写真取材行で、ついでと言っては語弊があるが、メインの中標津警察署の他に、町役場庁舎・郵便局・中標津高校・中標津農業高校を撮影してきた。その後、『釧路新聞』に十五日と二十五日の二回、中標津農業高校の記事が掲載されたので、それを元に、全国的に高い評価を受けているという同校の教育実践活動の一端(学校の公式HPにアクセスすれば詳細が分かるので、余計なことだが)にいささか触れてみたい。
正式校名は、正門プレートに刻されている「北海道中標津農業高等学校」で、生徒数定員は、生産技術科40名・食品ビジネス科40名、合わせて80名の町立高等学校である。道立の北海道中標津高等学校と比べると、規模はかなり小さいが、生徒の活動は質的にレベルが高く、全国的な大会で優秀な成績(同校HP「教育活動」〝外部からの表彰〟を参照)を収めている。
写真下段<左>(9月15日付『釧路新聞』中標津町紹介特別版(B)面から転写)は、「地域と一体での計根別食育学校の活動」(同新聞)の取り組みで、生徒が幼稚園児といっしょにバレイショの種いもを植えている場面。「計根別食育学校の活動」は同校の「教育活動」の中の〝特徴的活動〟の一つに位置づけられている。
写真下段<右>(9月25日付・同新聞・第12面から転写)は、中学三年生を対象とした「一日体験入学」で、高校生の指導で中学生が乳搾りに挑戦する場面。「近隣の別海、標茶、根室市など5自治体、7校から47人が参加し」「搾乳やブラッシングなど牛の世話、園芸、ソーセージやアイスクリーム加工、トラクター操作など、七つの班に分かれて体験授業を受けた」(同新聞)という。参加した中学生には貴重な体験だったろう。
最近の「社 会」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事