タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪JA<摩周湖>の芋焼酎(11年)≫

P1220160 女房の実家は、三十年前までオホーツク管内で営農し、主として馬鈴薯(品種は、澱粉の原料の紅丸と男爵)・甜菜(精糖用のビート)・小麦を作付けしていた。結婚して実家と同じ町に住んでいた頃、畑から掘りたての紅丸を食した記憶が残っている。紅丸はもっぱら澱粉の原料で店頭で食用として販売されることはなかった。
 先頃、釧路新聞社発行の月刊女性情報誌「えぷろん」(2011.12<vol.75>)に、皮が赤い紅丸を原料にした紅丸焼酎「紅の詩」が弟子屈町のJA摩周湖で販売されていることを知り、懐かしさもあって、十一月二十九日、弟子屈町まで車を走らせた。
P1220166P1220125P1220163P1220164 焼酎を飲むのならワサビが、ということで、鳥取から仁々志別川沿いに道道53号<釧路鶴居弟子屈線>に入り、一路北上。途中でいつもの場所でワサビを三本採取。車に戻るまでにタンチョウの親子に遭遇、カメラを向けるとそそくさと離れてゆくが、人間に対して特に強い警戒心を持っていない様子だった。
 昼過ぎにJR摩周駅前のJA・Aコープ着。紅丸焼酎「紅の詩」のほかに、摩周そば焼酎「傍」も購入した後、まだ訪れたことのなかった道の駅<摩周温泉>に足を向けたが、ここの売店でも同じ製品が販売されていた。写真上段が道の駅の建物全景。時節柄、観光客はほとんどいなくて、駐車場も館内も閑散としていた。帰路は国道391号<摩周国道>を南下、女房運転のジムニーの心地よいエンジン音に誘われて睡魔が襲い、気がついたらもう釧路に近づいていた。

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