イラン情勢緊迫化による原油価格高騰で、道内のガソリン価格の値上げが続き、1㍑150円台後半で販売され、特に道東の釧路では159円まで値を上げた。
核開発疑惑を抱えるイランに対して、欧州連合がイランへの制裁強化措置として同国の原油禁輸を決定し、それに対抗してイランはペルシャ湾のホルムズ海峡封鎖をちらつかせている。イラン問題の早急な現状打開は見込みが立っていないから、今後も上昇傾向(写真はすべて3月15日早朝、釧路市内で撮影)が続くと見なければならない。
釧路市内のガソリンスタンドでは、現在153~159円と価格に開きがあるが、いずれ160円台に突入することは間違いない。イランと欧米の対立がさらに深刻化すると、「米国サブプライムローン問題の影響で投機資金が流入して原油価格が高騰した」(3月13日付『北海道新聞』夕刊・第1面)、平成二十年夏の1㍑180円台の悪夢が再来するかもしれない。ま、そのときは個人的には車に乗るのを控えるしかないが、石油を必要とする業界にとっては死活問題となるだろう。
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