フェラーリ F1-2000

フェラーリ F1-2000

(2000年)

👑1位ミハエルシューマッハ(独)

4位ルーベンスバリチェロ(伯)

👑1位コンストラクター

代表ジャンドット

Tec.dirロスブラウン

Cif.dsrロリーバーン

フェラーリ在籍5年目のシューマッハは開幕3連勝という好スタートを切り、

自身3度目のドライバーズチャンピオンを決めた。

フェラーリ在籍ドライバーの王者は1979年のジョディシェクター以来21年ぶり。

コンストラクターズタイトルも制し、ダブルタイトル獲得となった。

バリチェロはドイツGPでF1初優勝を達成。デビュー124戦目は、

当時としては最も遅い初優勝記録となった。

フロントノーズはコクピットの前方で持ち上げられ、ノーズ先端の高さも最大限まで上げられた。

ノーズにフィンを立てて規定よりも細くするデザインとし、空力を極限まで追求した。

フロントウイングは、後退角がついた。

サイドポンツーンはF399は両側が高くなっていたのに対して逆に下がっていくなで肩形状にしている。

コンストラクター1位(170P)、

ドライバーズタイトルは1位シューマッハ9勝(108P),4位バリチェロ1勝(62P)。

2,997㏄90°V10,NA

605㎏,7速+1速

L4,397×W1,795×H959㎜

フェラーリ F2001

フェラーリ　F2001

(2001年)

👑1位ミハエルシューマッハ(独)

3位ルーベンスバリチェロ(伯)

👑1位コンストラクター

代表ジャンドット

Tec.dirロスブラウン

Cif.dsrロリーバーン

前年チャンピオンのシューマッハは自身4度目のチャンピオンを獲得した。

シューマッハはアランプロストの持つF1最多勝記録(51勝)を更新。

ミハエルの弟であるラルフシューマッハ(ウィリアムズ)は兄弟予選フロントロー独占、

兄弟ワンツーフィニッシュといったF1初の兄弟記録が生まれた。

レギュレーションではトラクションコントロールの使用が解禁。

F2001で特徴的なのは、先端の垂れたスラントノーズや、

中央部が穏やかに下がっているフロントウイングである。

9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件で9月30日のアメリカGPも無事開催された。

フェラーリはノーズを黒く塗り(ブラックノーズ)車体に付けた一切の商業宣伝デカールを外す方法で

テロの犠牲者に哀悼の意を表した。

コンストラクター1位(179P)、

ドライバーズタイトルは1位シューマッハ9勝(123P)、

3位バリチェロ0勝(56P)。

2,998㏄90°V10,NA

605㎏,7速+1速

L4,445×W1,796×H959㎜

フェラーリ F2002

フェラーリF2002

(2002年)

👑1位ミハエルシューマッハ(独)

2位ルーベンスバリチェロ(伯)

👑1位コンストラクター

代表ジャンドット

Tec.dirロスブラウン

Cif.dsrロリーバーン

2002年は昨年以上にフェラーリ一色なシーズンとなった。

開幕2戦は前年の改修型F2001Bで臨んだ、第3戦ブラジルGPからF2002が投入された。

シューマッハはシーズン全戦完走全戦表彰台という安定感をみせ、

マンセルの記録を更新する年間11勝を達成。

第11戦フランスGPで早々とドライバーズタイトル3連覇を決めた。

その後も終盤戦5戦連続ワンツーフィニッシュを決め、

17戦15勝とフェラーリ黄金期にふさわしい圧勝で終えた。

第6戦オーストリアGPと第16戦アメリカGPでは、

チェッカー直前に1位と2位の順位が入れ替わるチームオーダーが起こり、

強すぎるフェラーリの行為が物議を醸した。

フロントノーズはF2001のアリクイのように急激に下がるものから緩やかに下がる形状に変更。

コンストラクター1位(221P)、ドライバーズタイトルは1位シューマッハ11勝(144P)

2位バリチェロ4勝(77P)。

2,997㏄90°V10,NA,600㎏

(18600rpm)7速+1速

L4,495×W1,796×H959㎜