たまにいらっしゃるのですが、『テレビで認知症のおじいさんが道路を逆走したとか、通行人の列に突っ込んだとか報道されるのを見るけれど、周りに認知症の人とか見た事がない』 と言われる人がいるのですが、いっぱいいますよ~ と話したりします。
例えば、12月3日は福岡市内で有名なマラソンがあると周辺に告知看板がいっぱい置いてありました。
その開催される時間帯の午後に自宅でタバコを吸うので窓を開けて吸っていると、自宅前の一方通行道路を逆走している車が今日は異常に多かったです。
1台逆走し、30秒後にまた1台、30秒後にまた1台と逆走し、5台くらい連続して逆走していました。
6代目は白い30プリウスで逆走する感じで速度も出ていたのに一方通行侵入禁止の標識のある所で急ブレーキを踏んだ感じで停止して、慌ててリバースに入れて凄い勢いでバックして曲り角で曲がって行きました。
一方通行にもまったく標識に気づかない人がいるのですが、たまに標識に気づいて慌ててバックして修正される人がいて、反対側車とかが来る前に急いでバックする車は、普通車とかに多いです。
軽自動車、コンパクトカー、ミニバンとかはまったく見えないみたいでいつも逆走していますよ。
道路標識が見えないくらいですので、たぶん、専門用語で言うところの、”老人性縮瞳(ろうじんせいしゅくどう)” かなあ~ と思ったりします。
よく認知症の介護の仕事をしている人が、認知症になると脳の機能が低下して、その人の顔の真正面に自分の顔を持っていきしゃべらないと相手の耳には入っていかないと言ったりしているじゃないですか。
脳の機能が低下すると、視覚情報は膨大なデータ量になる為に目の前のものしか認知できなくなるくらい、セーフモードで脳が動くという感じになります。
普通は視野角160度くらいあるといわれています。
例えば、男性の彼氏が彼女を助手席に乗せて運転していて、交差点で右折しようとしていた時に急ブレーキを踏んで、その前を横断歩道で凄い飛ばしている自転車のお兄さんが横切っていくのを彼女が見て、「うわっ何? あの人バカなの? びっくりした~。 〇〇君って横からあの勢いで自転車が来たのが見えたの?」 みたいに驚くとかあるじゃないですか。
近年は自動ブレーキ搭載の車も増えてきました。
2020年12月に私のいとこが85歳で亡くなったのですが、葬儀が終わって息子さんが彼の愛車220クラウンハイブリットレザーパッケージで家まで送ってくれることになり、発進時に住所を言ってカーナビで走りました。
近年のカーナビは交通渋滞情報を考慮してこの道へみたいにオフィス街でも狭い道路にガンガン誘導します。
もう暗くなっていた繁華街に左折し、右折し、みたいに走っている時に「うわっ、びっくりした~」 みたいにウーバーイーツの配達員の自転車が曲がる車の前を横切るとかで自動ブレーキが作動したりして車内に乗っている人が驚くとかあります。
「危ないって分からないのかなあ~」 と言う人がいらっしゃるのですが、わからないから自転車に乗る人生になっているだけだと思うのです。
18歳の大学1年生で自動車学校に通い免許証を取得して運転を始めて、以来運転していると真横から飛び出してくる自転車とかがあって急ブレーキを踏んだりしますと、「えっ、あれが見えたのですか?」 みたいに訊く人がいたりするのですが、見えない方が異常となると思ったりします。
車の運転免許証のない女性とか、免許は一応持っているけれど運転はしない女性とかでも、助手席で運転している彼氏を見ていれば標識が見えていないとかすぐに気づき、「これは老人性縮瞳で認知機能がかなり低下した状態」 と気づくと思います。
それでは話を元の一方通行道路の逆相している人はなぜ気づかないのか?
たぶん、認知機能が酩酊状態の人のように低下していて、友達がいないから気づけないのだと思うのです。
男性の場合だと40歳くらいでもう周りに誰もいなくなるような独居で生活していたりして、休みの日でもいつも1人とかいたりするじゃないですか。
その状況だとすでにハブられているのだと思うのですが、たぶん本人は全員がそういう感じなのだと思っていたりして、友達がいないと車に誰も乗らないので注意してくれる人もいないわけで、悪化していくと思います。
例えば、”ショートカット” とか言ったりして、”コンビニワープ” とかで、角地の左手にあるお店を通り抜けるとかしている人がいるじゃないですか。
後は、今自宅前にある月極駐車場が耐震補強工事で何人も作業員がいて、大型トラックとか入るのでゲートを開けているのですが、”立ちいり禁止” と書いてあるのに、全然関係のない車が中を通り抜けるとか、通行人が通り抜けるとかもよく見かけます。
『そこをわざわざ通り抜けても行けるのに』
みたいな感じに見えるのですが、角地とかをワープとか言って通り抜ける人の車が、お店のお客様駐車場にいた幼児を轢き殺す事故とか時々ニュースに出るじゃないですか。
駐車場ってそもそもそこは最徐行8km/hとかになる場所なので、小さな子供を連れている家族がミニバンとかで寄って駐車して、その時、「今は駐車場にいるので」 とまともな人はそういう認識なのでうっかり小さな子供から目を離す人がいる。
ワープしている感覚の人は、最徐行とかそういう認識はないし、たぶん幼児がいるとか、高齢者がいるとか、そんな感じでない独居の人のような人だったりして、そういう感覚がない。
俗に言う、”渦巻” という症状で、1度それをやり出すと抜け出せなくなってどんどん悪化していく。
多くはかなりの確率で認知症のようになっていくので、大学生の男性とかは気を付けておかないと大学を卒業してどこかの会社に入った最初に上司でも乗せて、『コンビニワープ』 みたいな走りをしたりする。
会社員1年生になった時に、「〇〇君、これはあなたの社有車のキーなので自由に好き勝手に乗ってね」 とは言わないと思う。
車に限った事ではないのですが、1人になった途端におかしな行動を取る人っていたりするとかあるし、『車に乗った途端、人が変わる』 みたいな人もいるし、会社の車で何か無断駐車でもやらかせば被害者は、「責任者出て来い」 と言うので、『この新入社員はほんとに運転できるのかな?』 くらいの確認はしておかないといけない。
そんな感じで、部長とかの上司が自分の仕事に同行させて、『三之橋君、運転できるよね?』 と言って、道は俺が教えるから運転してね~ と運転をさせられる。
意味もなく、上司の人が運転が苦手とかで部下に運転をさせて楽をしようというものでなくて、シンプルにABCランクに仕分けるだけの実践テストなのに、わざわざそこで自分からCランクになってしまう人がいたりする。