今回はニュースで話題になっているビッグモーターの社員などが、「もう身売りするしかない」 と言っていた内容に関してのお話になります。
転職を考える人が、「履歴書にビッグモーターという会社名があるとちょっと」 みたいに嘆いていました。
後は社員が、「もう身売りするしかなくなってきた」 と嘆いていました。
それで、「身売りするって何?」 と言う人がいる。
たぶんビッグモーターの社員には、保険金詐欺で歩合などを稼ぎまくっていた社員もいれば、「やれ」 と言われてもやれない社員がいるのではないでしょうか。
いくら業務命令であったとしても、保険金詐欺とかやらかしますと、あとでそれが問題になった時に保険会社から求償権の請求で、「あなたが個人で他人の車に傷をつけてそれで保険金を支払っているわけで、本来そのお金を負担すべき人が負担すべきだと賠償請求します」 という権利が保険会社にはあると思う。
それにプラスして、保険金詐欺をやったという実績で懲役刑もあると思う。
保険会社は、保険金請求された案件に対して、「無責判定」 を出す事がある。
たしかに契約をしてはいるけれども弊社にはその支払いをする義務がありません~ と突っぱねる。
それ以外でも、「保険金支払い停止処分になりました」 というのもある。
そうなると、保険会社の指定する、子会社の調査員と会い、調査の同意書に署名しないと進まない。
誤解あるとマズイのですが、支払い停止処分は金融庁に届け出る必要があるので一定の期限があり、稀に調査結果として保険金が支払われるとかになると、延滞利子も加算されます。
警察24時とかのテレビ番組でも、保険会社が請求された保険金を支払い、被害者を確定したあとに担当の警察署に保険金詐欺が濃厚だと捜査情報を提供して検挙するシーンとかがある。
警察24時とかの番組は、警察官の仕事を国民に告知していると考えられるので警察官の代表として国会で質疑応答に出るような刑事局長も閲覧した上で放送されていると考えられると思うのです。
例えば、私三之橋が無断駐車で110番緊急通報したとか、酔っ払いがいて110番緊急通報したとか、小学生くらいの子供がスケボーしていたので110番緊急通報したとかブログに書いていたりする。
ただの個人日記なので、わざわざそういう案件をテレビで放送すると全国で無断駐車の通報が増えるとか起こり、他の業務に支障が出るとかあると考えられるものは放送されないと思う。
あくまでも時事的な話題の、「煽り運転をされたので」 みたいな110番緊急通報がありそれがどのように捜査されてどういう結果になるのか、1つのテーマでそれを複数取り上げて1つの番組にしている。
そういう警察24時を見て、国民は保険金詐欺をやれば検挙され刑務所に行くと覚えていく。
そんな感じなので、就職した会社で正社員となって働く人でも、上司とかに法律違反の不法行為をやれと言われてもやらない人の方が多い。
今、高校生であったり、大学生であったりする、まだ社会人になっていない人だと想像できないかもしれませんが、どこかの抒情企業に就職して、その時に上司から不法行為をやれと言われる事はまずない。
仮に言われたとしても、「〇〇部長、それって不法行為だと思いますので、お断りします」 とその場で言うと思う。
会社の業務命令であったとしても、いざそれが問題になると誰も助けてはくれないわけで、責任を取れないものを業務で命令する方がおかしいと考える。
専門用語でいえば、「事理弁識能力」 と呼ぶのですが、それをやると自分が法律上どういう責任を負うという判断ができないといけない。
例えば、上司に「おい、三之橋これは業務命令だぞ」 と言われ、事理弁識能力で考えその場でお断りして、それでもまた言われるとかあれば、CEOに直接、「〇〇部長に業務命令だと言われてこういう案件があるが、不法行為なので上から撤回させてください」 と連絡する。
そんな感じになるのではないでしょうか。
たぶん、ビッグモーターの社員でも、詐欺で逮捕も想定されるとわかっていて、でもなぜか自分だけはバレないという気持ちで保険金詐欺をして、歩合でその分も高額な給料をもらった人がいると思う。
その一方で、自分では不法行為できないとやらなかった社員もいると思う。
そんな感じで今のように前副社長がキャバクラで女性の下着に手を突っ込んで、翌日には怖い人たちが福岡の店舗に乗り込んだと、性犯罪の加害者のような報道もヤフーニュースで遭ったので、もう将来はないと社員が判断するとかあると思う。
そういう状況下で身売りするというのは、自分が勤めた店舗の詳細でもワードにまとめて、東京警視庁に匿名で郵送するとかで捜査が早く進むように協力してしまう事ではないだろうか。
仮にもしも、会社が倒産してしまっても社員だった人は再就職で面接するとかになるので、そこで、「事理弁識能力の判断で捜査に協力しました」 とあくまでも自分はそういうブラック企業だと知らずに入社して、不法行為はできないが捜査には協力した」 という部分をアピールすれば、「ただの被害者」 となり助かる可能性は高いと思う。
仮に各店舗に1名、そういうまともな社員がいて、一斉に東京警視庁に自分の店舗で誰がどう悪いとか詳細を書いて郵送すれば、捜査が進み、「一般のこういう社員は無関係であった」 と公表されるので、助かる可能性はある。
前社長、前副社長は使用者責任もあるので、求償権で請求されてもお金持ちなので支払う事はできるのかもしれない。
でも、あとで社員に負担させる可能性はあるかなあ~ と思うので、歩合で稼いでいた人たちは戦々恐々ではないでしょうか。
身内からのリークは避けられないと思うので、その人は破産する可能性は高いと思う。
ことわざのようなものに、「自分を助けられるのは自分だけですよ」 というものがある。
多分、板金とかの部署で保険金詐欺とかやらかした人は最初から逮捕されるのは想定内だと考えていて、「へっへっへー、俺はこんなことがあろうかと思って、保険をかけていたんだ」 みたいに、役員とかから指示された通話記録とかの証拠を保存したりすると思う。
それらを一式持って自主し、自主して、司法取引で助かろうとするのではないでしょうか。
元々犯罪者というのは、いざという時に自分だけ助かれば良いと考えている人たちの集まりなので、先着何名かはそのような自主で乗り切ると思うのです。
社会人になれば、スマホとか自動通話録音とかのアプリで自動で有料でクラウドにデータが保存されるとそういう設定にしていると思います。
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