CPUクーラーを探しに秋葉原の高速電脳というお店を訪ねました。もうすぐ閉館してしまうラオックスのコンピューター館の並びを御茶ノ水の方へ歩いて交差点の角にある中華料理屋の2階です。小さな店内で目立つのは電源やCPUクーラー等で、他のお店とはちょっと趣が違います。店員さんに聞いてみましたが私が探しているSocket604用のクーラーは品切れでいつごろ入荷になるかわからないと丁寧に応対してくれました。T-ZoneにはCoolerMaster製のがありましたが、こちらは結構うるさそうで交換する意味がなさそうです。ぶらぶら探しますが旬を過ぎたCPUのクーラーなんて見当たりません。気分転換にあまり昔と変わらないラジオデパートに入ります。まだ98を使っていた頃に、中古品が安い値段で転がっていたりするのでたまに来ていたのですが、最近はすっかりご無沙汰です。エスカレーターで3階まで上がって散歩がてら探してみます。地下まで来てしまいました。半ばあきらめかけたのですが。PCパーツを売っている店を覗くとHPのロゴが入ったFANが目に入りました。アルミのブロックにサイクロン状の切れ目を入れたヒートシンクの上に7センチのファンがねじ止めしてあります。うちにあるJMCのものと似ていますが直径は一回り大きく、ファンも普通のケースファンが流用できそうです。値段は?なんと525円!早速買ってお金を払っている間にプランがまとまります。さっき行ったT-ZONEでみたエアインテークに8センチのファンをつけて見ることにしました。家に帰ってから組み立てて、まずひとつを交換します。今までと比べれば静かです。高周波の音が消えています。温度もアイドル状態で46度前後です。いいかもしれません。もうひとつも交換します。暫く電源を入れたままにしてベンチマークなどを走らせますが、60度を超えることはありません。ファンは回転数をコントロールできるので2,800回転前後に設定します。このケースにはサイドパネルにパッシブダクトがついているのですが、うちのマザーボードはCPUがフロント側に寄っていて位置が合いません。おまけに電源のケーブルも干渉してしまうので思い切って取り外し、開いていた穴を利用して14センチのファンを取り付けてみました。リテールのクーラーがついていた時と比べると音も低くなりましたし、費用も安く上がってうれしいです。やっぱり昔の知り合い(?)はいざという時に役に立ちました。
オークションでXeon Noconaの3.6Ghzを見つけたので購入しました。実はもう1台のPCも性能を向上させることにして、2.8Ghzはそちらに使うことにしました。Mother Boardもやはりオークションで手に入れました。さてCPUの交換は難なく終わったのですが、熱いんです。今ついているCPUクーラーはJMCのPhoenix 60というアルミ製のものですが、比較的小型で音も静かです。でも引き換えに冷却性能は2.8Ghz位が限界のようで、ベンチマークテストを行うとリミットの78度に向かってじりじり上昇していきます。熱はPCの大敵ですから、大き目のCPUクーラーに交換することにします。とはいえケースのサイズはぎりぎりです。CPUクーラーはすでに持っているIntelの純正になりそうですが、これがでかい!結局ケースを新しくすることにしました。ようやく慣れてきた秋葉原へ出かけてケースを探しますが、最近のケースは自己主張強すぎ!Audioアンプのようなデザインには惹かれますが。今回必要なのはちょっと大きめのケースです。色も昔のグレーやベージュはなりをひそめ、黒やグレー、シルバーや赤、光物がついていたりで、なんとなくワンボックスカーのドレスアップに似ています。でも手持ちのリムーバブルケースはアイボリーですから、いくら格好がよくてもアルミ製ののシルバーや黒では、つぎはぎみたいでおかしいです。結局、Owltechの扉(?)付きのダークグレーにブルーグレーのアクセントをあしらったものにしました。奥行きもたっぷりですが、システム用のハードディスクを収めたリムーバブルケースは。CPUクーラーに干渉してしまうので、ユニットをケースから取り出して装着しました。組みあがって電源を入れます。?!! 想像以上にうるさいです。結構なファンの音、騒音の源はCPUクーラーです。まあ、もともとXeonってサーバー用のCPUですから仕方ないのかもしれませんが、これはよわった。もうちょっと静かなクーラーを探すことにします。