思いついたら

日記代わりに

スーパーシェルパ 四国・広島ツーリング③

2018年08月06日 | バイク

今日は8月6日(月)、昭和20年のこの日も月曜日だったそうです。原爆慰霊塔の慰霊祭に出席してから、平和記念式典、そして中島町の慰霊祭によらせてもらいました。お昼には終わったので大好きな”はぜや”でお好み焼きと瓶ビール。さて、呉まではどうしようかと考えましたが、ここは広電を使って宇品港からフェリーで入ることにしました。無事呉についてから、こうの史代さんの原画展をやっている呉市民美術館へ。”この世界の片隅に”のたくさんの原画をゆっくり見てきました。美術館を出たら3時過ぎ、そろそろ散歩しながらポポロへ向かって、映画を見て、夜は広島で灯篭流しを見て、もういっぺんお好み焼きを食べてと考えていたところへ、見知らぬ番号からの着信。仕事がらみだったらやだなと思いながら出てみると、電話の相手は東九汽船の方で

「申し訳ありませんが明日の徳島発東京行きが台風の影響で欠航となりました」

欠航?ということは普通自動二輪の免許を取って半年たたない私が250ccのオフロードバイクで8日の朝までに東京へ帰らないといけないということですね・・・って・・・えーっ!どうしよう?

どうしようって、選択肢はありません。今日の予定をこなしていたら、東京まで800キロ以上、とても帰ることは出来ません。仕方がありません。せっかく手に入れたチケット、8月6日に呉で片渕監督とのんさんの舞台挨拶がある”この世界の片隅に”なんて、もう二度となさそうなのに、最後の数枚だったチケットを購入できたのに、去年も灯篭流し見られなかったのに、全部あきらめて戻るしかありませんでした。バスで広島へ戻り、ホテルの方へ事情を説明してレイトチェックアウト扱いにしてもらい、ついでに京都の同系列のホテルの予約をお願いして、身支度をして出発したのが6時半。今度は夜の中国自動車道。トラックしか走っていなくて真っ暗な上に時折雨がぱらつくコンディションの中とことこ走って京都に到着したのは日付が変わった1時半。肩がカチガチに固まってしまったのでマッサージを・・・あ、1時でお終いですか。それじゃあアメニティの入浴剤をお風呂に振り入れて、ゆっくり浸かって眠りました。翌朝は8時ごろ起きて9時前に出発。せっかくの京都にバイクで来ているのに、どこへも寄らず高速道路へ。まあ、京都-東京は何度も車で走っているし、昼間だし昨夜と比べれば、心細いこともありません。手持ちの葛根湯と給油の度に肩こり系の栄養ドリンクを飲んで走ります。途中結構な雨に降られ、着替えをしながら家にたどり着いたのは6時半でした。

長距離の教訓、ナックルバイザーとウィンドシールドは効果絶大。肩こりの薬があるとより良いです。あとは風切り音対策。両耳にイヤホンがあったほうが良いですね。どうせエンジン音はほとんど聞こえませんから。それとアクセルアシストも疲労軽減に一役買いそうです。

ま、やれば出来るかな?まだ。

追記:中島町の慰霊祭で片渕監督とのんさんを 間近で見る事ができましたから諦めもつきました。