Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

冷え性

2007年12月29日 | Weblog
実家に帰ると、冷え込んでいた。
商店街もそうだが、なにより、母が
冷え込んでいた。

「足にしもやけが、できてん・・。」という。
びっくりした。

本当にしもやけなのか、よくわからないが、
母は体も心も冷え込んでいた。
「お風呂にはいったら、お湯がつめとう(冷たく)なんねん・・。」

ーどんなに、冷えているんだ・・・。

「外から、温めても、内から、
自分で、温かくならないとあかんよ」

私は、足湯をすることや、入浴剤をいれること、
近くに銭湯があるのだから、週に一回でもいいから、
大きなお風呂で、ゆっくり、温まることをすすめた。

お風呂のお湯の温度をいくらあげても、体によくないだけだと思う。
食べるものも、ショウガや根菜など、冬は、体を温めるものを
摂るように、言った。

会話も、とにかく、「一人暮らしで病気」の愚痴からはいった。

みんな、「一人だから、人に聞いてもらいたいのよ」というが、
私は、ただ、聞くことはできない。

鬱になった心を聞いていると、こちらに、鬱がうつってしまうからだ。
私も、そういう体質だから・・・。

つとめて、笑いに変える努力をしないといけない。
時に、「右から、左に受け流す~♪」努力を。
これが、もともとできないから、あの歌を思い浮かべないといけないのだ。

母は、ずっと、しゃべりかける。

2日目に息子が、やってきた。
母の文句は、さらに、ヒートアップした。

まさに、ヒートがやってきたような気がする。

息子に、「だいぶん、温まってきたね」というと、
「はじめからいないから、わからない」といった。

母は、腎臓が悪いので、食養生をしているから、
前より、ずいぶん、痩せている。
私がきたせいで、つい、食べてしまう・・。
とぼやく。
「みんなと食べるとおいしいね。
食べ過ぎたわ・・。」という。

体の中も、少しずつ温まっていったようだ。

最後の日、私は、母と姑と息子の4人で、日帰り温泉にいった。

母二人は、とにかく、しゃべっているので、ころあいを見計らって、
そばにいったり、離れたりした。
でないと、こちらが湯あたりしそうだ。

人の温度というものは、天気や、部屋の空気の温度ではない。

私は、大阪を離れて、ずいぶん、冷え性になったものだが、
今は、結構、ぬくぬくと暮らしているのを感じた。