大阪から、羽田に戻る機中から、
大きな突起物をみた。
大地から、きれいに、盛り上がっている。
横には、平野が広がり、少し東には、海になる。
富士山!
いつも観ている、頂上が平らな富士山ではなく、
とんがっているようにみえる。
飛行機から、すぐ近くにみえる山というのは、
本当に、高いんだなあ~!!
と思う。
こういう富士山をみたのは初めてだったので、
写真を撮りたかったが、携帯しかもっていなかった。
飛行機に乗っていると、普段見上げているものを見下ろすことになる。
上昇するとき、下降するときに、鳥になった気分になる高さが
一番面白い。
下界を鳥瞰するときが、わくわくする。
しかし、富士山や、東京湾を見渡すときは、もっと高度があるはずだ。
富士山が見えると関東。
三浦半島。東京湾。房総半島。
壮大な日本地図の一部が眼下に広がった。
だから、窓際をできるだけ希望する東京湾の中の海ほたるまでみつけるけると、
もう、着陸はあっという間だ。
見下ろした富士山を、地上から仰ぎ見て「霊峰」と手を合わせたくなる。
どんな位置からみても、あの山は美しいが、
今回は、新たな姿に感動した。