私は日本全国をさまよいながら?・・・撮影業務を行なって来た。それはさしずめ、ジプシーの様だ。
と言っても、野宿をしている訳では無いので念の為、お断りをさせて頂く。
チャンとホテルに宿泊しているので、文面から想像される様な、悲惨な状況にはない。
勿論、睡眠時間は、かなり制限されて少ないのではあるが・・・(´;ω;`)
そんな中、かなり前から肌で感じて、気になっている事がある・・・(つд⊂)(つд⊂)?
それは、田舎道を通って撮影現場に向かう時、或いは、移動中に街中の一般道を走っている時に、
かつては街道筋で繁盛していたハズの、個人商店の閉店が実に多く、
各地で同様に、それが目に止まるのである。
これは非常に寂しくもあり、寂れた街並みに映る・・・まるで、日本の先行きを暗示している様で、
気味が悪いのである。
どうしてこんな事になったのだろう・・景気が悪いから・・・・と、人は言うが・・・・
本当にそうなのだろうか・・・?
移動中は暇なので、そんな事を考えながら車を運転しているのである。
そんな私が見たり聞いたりして得た、個人的な考察を、ここで述べたいと思うので、
もし宜しければ読んで頂ければ幸いです。
意見を述べるにあって最初にお断りしておきますが、私は、特別に経済学を学んだ事も無ければ、
学者でも政治家でも有りません。
唯の小さな会社を経営しているだけの一般人で・・・況してや、何か統計を採った訳でもありません。
従って、私がただストレートに肌で感じた事を、気ままに書いているので、
そう言う考え方もあるのだな~・・・位のスタンスで受け止めて頂ければ幸いです。
又、文中に間違った認識や勘違いがあるかもしれないので、その節はご容赦頂きたい。
もっとも、唯の戯言でどうと言う事のない話なので・・・・さほど影響は無いとは・・・
思うのでありますが・・・。
話を本題に戻します。
日本は、一般的にかなり前から景気が悪い・・・悪い・・と思う・・・最初から、歯切れが良くないが・・・
この事には、あまり反論する人もいないと・・・思います。
当然中には、景況が上向いていたり、好調を維持している業種もあると思うが、
しかし、一般的には、大半の人がその様な認識だと思います。
企業側は業績が上がらないので、新規採用も難しい事から、若者は仕事にあぶれ
職もない状況が続いている。
又、モノは作っても売れない時期が、長い事続いている・・・。
しかし、身近な処で、つい最近の地デジ化に際し、テレビ特需が有ったじゃないか・・・と
反論がありそうだが・・・・。
その政府主導の特需も、現在は、どうなっているかと思えば、どのメーカーも軒並みテレビ事業の
再編や規模縮小に追い込まれている。
つい最近まで、狂った様に生産していたモノが、僅か半年後には、生産を止めてしまうのである。
そんな線香花火の様な特需に踊らされて?、事業を拡大してしまったのだから、現在のこの状況は
かなり厳しいモノがあるのだろうと・・・推測する。
それは、いきなり崖から突き落とされた様なモノでしょうか・・・?
モノを生産する時には、一つや二つ作るとすごいコストが掛かる。
従って、試作レベルで作つた物は、もし、売ろうとしても売り物にならない・・・高すぎるからだ。
大量生産イコール安く製品が出来る・・・だからメーカーは、競合他社より安くモノを作る為に、
必要以上に製品を作ってしまうのではないかと思う。
しかし、多分販売量(消費量)にはキャパがある・・・様に思う。
何れ、どんな商品でも市場に行き渡れば、結果、売れなくなる。
その時メーカーは、販売して売れ残った製品をどうするのか・・・?
この余剰品を、メーカーは在庫で抱えていられない。
折角安く生産した製品なのに、時間の経過と共に、それを持っている程、今度はコストが
掛かってしまうのである。
従って、その製品の大半を早急に、処分する必要がある・・・多分・・と言って、捨てる訳にも行かない。
ではどうするか・・・?と言う事で、テレビ等で有名な○○○ネットや大手家電量販店や
ネットショップに大量に流れる事になるのだろう。
メーカーは、手っ取り早く処分したいので、通常の卸価格を無視してまでも安くして、
大量購入を持ちかけるのだろう。
仕入れる側も、安くなければ売れないので、ここぞとばかりに買い叩く。
メーカー側は、既にその時は、次のモデルチェンジした商品の販売が控えているから、ぶが悪い。
そんな旧型商品を、在庫していられない事情があるからだ。
従って、これらの商品は、大量に仕入れる事が出来る資本力を持っている、一部の販売店にしか
流通していかないのだろう・・・と考える。
とても個人商店がマネをしようと思っても、到底マネできない芸当だろう。
モノには、必ず適正価格なるものが存在するハズ・・・?と考えるし、そうの様に思いたいのだが・・・
もはやこの状況では、その価格や考え方そのものが、通用しなくなっている。
例えば、あるメーカーの50インチ超のテレビが、発売当初100万円程で販売されていた。
ところが地デジブームが去った後、僅か半年で10万円台で販売されている・・・それでも・・・
売れないと言う。
この様な状況下では、もはや個人商店の出番は無いのである。
何故なら、出て行きたくても、資金がない。
しかし、良く考えてみれば、この様な個人商店が、かつては日本の国を支えて来たし、
メーカーだって、その恩恵を受けて成長して来た・・・ハズなのだが・・・
その事は、既に忘れ去られた・・・と言う事か・・・(/ω\)
悲しいかな、昔から日本で行われて来た、人情味溢れる商売手法は、既に成り立たなくなってしまった・・・
と言う事だろう。
そんな中、メーカー側だって利益を上げるのに必死の様だ。
メーカーは、更なる価格競争に打ち勝つ為に、安い人件費を求め海外進出を行っている。
しかし、その結果、持てる技術を途上国に垂れ流し、国内産業の空洞化を招いてしまった。
その挙句に、現在では逆に、今度は日本企業が垂れ流したその技術や設備を使って、途上国の起業者が
更に安く製品を作っているのである。
そもそも途上国の人達は、どのようにすれば事業が成り立つのか、その方法論を持ち合わせていなかった。
従って暫くの間は、唯黙って、日本の現地法人に雇われていたのだが・・・彼らは馬鹿ではないのである。
その方法さえ解れば、自分でやる様になるのは、極めて当然な事だし・・・かつての日本も同じ道を歩んできた。
やり方が解ってしまえば、短絡的に何でもがむしゃらにやる・・・それも、短時間で。
偶々、地デジの話から家電産業を例にとって話をしたが、多かれ少なかれ、全ての業種の産業構造が
同じ方向を向いて、突っ走つているのではないだろうか?
一度動き出したこの価格競争の呪縛から、もはや逃れる事は出来ないのだろうか・・・?
このまま進捗して行けば、メーカーは人件費が払えなくなるので、生産設備のフルオートメーション化に
更なる拍車を掛ける事になるだろう・・・その証拠に産業用のロボットも日々進化している。
そしてメーカーは、生産人員の削減へと突き進まない訳にはいかなくなる・・・
因って、更にリストラを推進するだろう。
又、日本では数年前に、企業は正規雇用などしなくても、人手が足りなくなった時には、
何時でも派遣社員を動員出来る、都合の良い法律が出来てしまった。
この立法は、メーカーにとっては、この上なく朗報だったに違いない。
従って、何時でも人員が簡単に補充できるので、現在以上にこのムーブメントは、今後更に加速して
正規雇用はどんどん減る方向に推移するハズだ。
現在では、人もモノも使い捨ての時代に突入しまった・・・と言う事なのだろうか・・・?
すると、仕事に就けなくなる人が今よりもっと増える・・・・収入が無くなる。
結果、いくらモノが安くても買えない状況が来るだろう。
この様な産業構造こそが、現在の景気の状況を作っていると言っても過言では無い様な気がしているし、
今後この傾向は、更に加速するのだろうと思う。
そんな煽りをモロに受けて、昔は盛況だったハズの街道筋も・・・今は寂しい限りの状況にあるし、
又、各地の商店街や、アーケードなども例外ではなく、寂しく廃れてしまい立ち行かなくなってしまった・・
と言う話を良く聞く。
これらの商店街や、アーケードに店を構えている、その殆どは、個人商店や小規模な会社が経営している。
本当に、このような産業構造で、今後成長して行けるか・・・甚だ疑問ではあるし、日本では、
原発事故以降、電力の確保に躍起になっているが、この様な産業状態の中、危険な原発を稼働させてまで、
本当に今以上に電力が必要なのだろうか・・・?
その上、政府はTPP参加を今日にでも表明すると言う・・・・日本の国はこのままで、
本当に大丈夫なのだろうか・・?
日本政府を運営する人達は、今も昔も、政治献金をくれる大企業ばかりに目が向いていて、
国民の生活がおざなりになっている様な気がしてならない・・・と思う今日この頃で有る。
次回も、この関連の話題で話をしようと思う(o・・o)/
と言っても、野宿をしている訳では無いので念の為、お断りをさせて頂く。
チャンとホテルに宿泊しているので、文面から想像される様な、悲惨な状況にはない。
勿論、睡眠時間は、かなり制限されて少ないのではあるが・・・(´;ω;`)
そんな中、かなり前から肌で感じて、気になっている事がある・・・(つд⊂)(つд⊂)?
それは、田舎道を通って撮影現場に向かう時、或いは、移動中に街中の一般道を走っている時に、
かつては街道筋で繁盛していたハズの、個人商店の閉店が実に多く、
各地で同様に、それが目に止まるのである。
これは非常に寂しくもあり、寂れた街並みに映る・・・まるで、日本の先行きを暗示している様で、
気味が悪いのである。
どうしてこんな事になったのだろう・・景気が悪いから・・・・と、人は言うが・・・・
本当にそうなのだろうか・・・?
移動中は暇なので、そんな事を考えながら車を運転しているのである。
そんな私が見たり聞いたりして得た、個人的な考察を、ここで述べたいと思うので、
もし宜しければ読んで頂ければ幸いです。
意見を述べるにあって最初にお断りしておきますが、私は、特別に経済学を学んだ事も無ければ、
学者でも政治家でも有りません。
唯の小さな会社を経営しているだけの一般人で・・・況してや、何か統計を採った訳でもありません。
従って、私がただストレートに肌で感じた事を、気ままに書いているので、
そう言う考え方もあるのだな~・・・位のスタンスで受け止めて頂ければ幸いです。
又、文中に間違った認識や勘違いがあるかもしれないので、その節はご容赦頂きたい。
もっとも、唯の戯言でどうと言う事のない話なので・・・・さほど影響は無いとは・・・
思うのでありますが・・・。
話を本題に戻します。
日本は、一般的にかなり前から景気が悪い・・・悪い・・と思う・・・最初から、歯切れが良くないが・・・
この事には、あまり反論する人もいないと・・・思います。
当然中には、景況が上向いていたり、好調を維持している業種もあると思うが、
しかし、一般的には、大半の人がその様な認識だと思います。
企業側は業績が上がらないので、新規採用も難しい事から、若者は仕事にあぶれ
職もない状況が続いている。
又、モノは作っても売れない時期が、長い事続いている・・・。
しかし、身近な処で、つい最近の地デジ化に際し、テレビ特需が有ったじゃないか・・・と
反論がありそうだが・・・・。
その政府主導の特需も、現在は、どうなっているかと思えば、どのメーカーも軒並みテレビ事業の
再編や規模縮小に追い込まれている。
つい最近まで、狂った様に生産していたモノが、僅か半年後には、生産を止めてしまうのである。
そんな線香花火の様な特需に踊らされて?、事業を拡大してしまったのだから、現在のこの状況は
かなり厳しいモノがあるのだろうと・・・推測する。
それは、いきなり崖から突き落とされた様なモノでしょうか・・・?
モノを生産する時には、一つや二つ作るとすごいコストが掛かる。
従って、試作レベルで作つた物は、もし、売ろうとしても売り物にならない・・・高すぎるからだ。
大量生産イコール安く製品が出来る・・・だからメーカーは、競合他社より安くモノを作る為に、
必要以上に製品を作ってしまうのではないかと思う。
しかし、多分販売量(消費量)にはキャパがある・・・様に思う。
何れ、どんな商品でも市場に行き渡れば、結果、売れなくなる。
その時メーカーは、販売して売れ残った製品をどうするのか・・・?
この余剰品を、メーカーは在庫で抱えていられない。
折角安く生産した製品なのに、時間の経過と共に、それを持っている程、今度はコストが
掛かってしまうのである。
従って、その製品の大半を早急に、処分する必要がある・・・多分・・と言って、捨てる訳にも行かない。
ではどうするか・・・?と言う事で、テレビ等で有名な○○○ネットや大手家電量販店や
ネットショップに大量に流れる事になるのだろう。
メーカーは、手っ取り早く処分したいので、通常の卸価格を無視してまでも安くして、
大量購入を持ちかけるのだろう。
仕入れる側も、安くなければ売れないので、ここぞとばかりに買い叩く。
メーカー側は、既にその時は、次のモデルチェンジした商品の販売が控えているから、ぶが悪い。
そんな旧型商品を、在庫していられない事情があるからだ。
従って、これらの商品は、大量に仕入れる事が出来る資本力を持っている、一部の販売店にしか
流通していかないのだろう・・・と考える。
とても個人商店がマネをしようと思っても、到底マネできない芸当だろう。
モノには、必ず適正価格なるものが存在するハズ・・・?と考えるし、そうの様に思いたいのだが・・・
もはやこの状況では、その価格や考え方そのものが、通用しなくなっている。
例えば、あるメーカーの50インチ超のテレビが、発売当初100万円程で販売されていた。
ところが地デジブームが去った後、僅か半年で10万円台で販売されている・・・それでも・・・
売れないと言う。
この様な状況下では、もはや個人商店の出番は無いのである。
何故なら、出て行きたくても、資金がない。
しかし、良く考えてみれば、この様な個人商店が、かつては日本の国を支えて来たし、
メーカーだって、その恩恵を受けて成長して来た・・・ハズなのだが・・・
その事は、既に忘れ去られた・・・と言う事か・・・(/ω\)
悲しいかな、昔から日本で行われて来た、人情味溢れる商売手法は、既に成り立たなくなってしまった・・・
と言う事だろう。
そんな中、メーカー側だって利益を上げるのに必死の様だ。
メーカーは、更なる価格競争に打ち勝つ為に、安い人件費を求め海外進出を行っている。
しかし、その結果、持てる技術を途上国に垂れ流し、国内産業の空洞化を招いてしまった。
その挙句に、現在では逆に、今度は日本企業が垂れ流したその技術や設備を使って、途上国の起業者が
更に安く製品を作っているのである。
そもそも途上国の人達は、どのようにすれば事業が成り立つのか、その方法論を持ち合わせていなかった。
従って暫くの間は、唯黙って、日本の現地法人に雇われていたのだが・・・彼らは馬鹿ではないのである。
その方法さえ解れば、自分でやる様になるのは、極めて当然な事だし・・・かつての日本も同じ道を歩んできた。
やり方が解ってしまえば、短絡的に何でもがむしゃらにやる・・・それも、短時間で。
偶々、地デジの話から家電産業を例にとって話をしたが、多かれ少なかれ、全ての業種の産業構造が
同じ方向を向いて、突っ走つているのではないだろうか?
一度動き出したこの価格競争の呪縛から、もはや逃れる事は出来ないのだろうか・・・?
このまま進捗して行けば、メーカーは人件費が払えなくなるので、生産設備のフルオートメーション化に
更なる拍車を掛ける事になるだろう・・・その証拠に産業用のロボットも日々進化している。
そしてメーカーは、生産人員の削減へと突き進まない訳にはいかなくなる・・・
因って、更にリストラを推進するだろう。
又、日本では数年前に、企業は正規雇用などしなくても、人手が足りなくなった時には、
何時でも派遣社員を動員出来る、都合の良い法律が出来てしまった。
この立法は、メーカーにとっては、この上なく朗報だったに違いない。
従って、何時でも人員が簡単に補充できるので、現在以上にこのムーブメントは、今後更に加速して
正規雇用はどんどん減る方向に推移するハズだ。
現在では、人もモノも使い捨ての時代に突入しまった・・・と言う事なのだろうか・・・?
すると、仕事に就けなくなる人が今よりもっと増える・・・・収入が無くなる。
結果、いくらモノが安くても買えない状況が来るだろう。
この様な産業構造こそが、現在の景気の状況を作っていると言っても過言では無い様な気がしているし、
今後この傾向は、更に加速するのだろうと思う。
そんな煽りをモロに受けて、昔は盛況だったハズの街道筋も・・・今は寂しい限りの状況にあるし、
又、各地の商店街や、アーケードなども例外ではなく、寂しく廃れてしまい立ち行かなくなってしまった・・
と言う話を良く聞く。
これらの商店街や、アーケードに店を構えている、その殆どは、個人商店や小規模な会社が経営している。
本当に、このような産業構造で、今後成長して行けるか・・・甚だ疑問ではあるし、日本では、
原発事故以降、電力の確保に躍起になっているが、この様な産業状態の中、危険な原発を稼働させてまで、
本当に今以上に電力が必要なのだろうか・・・?
その上、政府はTPP参加を今日にでも表明すると言う・・・・日本の国はこのままで、
本当に大丈夫なのだろうか・・?
日本政府を運営する人達は、今も昔も、政治献金をくれる大企業ばかりに目が向いていて、
国民の生活がおざなりになっている様な気がしてならない・・・と思う今日この頃で有る。
次回も、この関連の話題で話をしようと思う(o・・o)/