昨日までに・・・測量用のステレオ写真撮影は全て終了している。
今日は、I先生のリクエストで神殿跡の記録用の斜め写真を空中から撮影する予定だ。
先ずは・・・昨日の一件も有るので、テストを兼ねて比較的ロケーションが良好な、
アテナ神殿を撮影した。
テスト飛行前のスナップである。
離陸前に・・・プリフライトチェックを入念に行い・・・離陸準備完了。
先生方も、心配そうに機体を覗き込んで・・・その様子を伺っている様だった。
そんな先生方に離陸する旨を伝え・・・念の為、機体から離れて頂く様にお願いした。
その後・・・我が愛機ストリームは、あたかも何事も無かったように離陸した。
1タンクフライトをさせ、細心の注意を払って様子を見たが・・・幸いな事に、異常なしの判断。
これで、やっと作業に入る事が出来る。
次のフライトで・・・ヘリはかなり上空まで上がったが、特段問題なし。
何か所か撮影した後で・・・昨日トラブった地点に移動。
この因縁の場所が、今回最後の撮影地点となる筈だったが・・・予定は、あくまでも未定?
離陸地点から飛行経路と撮影手順を再度確認するが、やはり・・・撮影する場所は全く見えない。
仕方が無いので・・・目視とモニターを併用しがらフライトさせるが・・・それを見ていたI先生から
次々と追加のリクエストが・・・。
まあ・・・人間、欲が出るもの・・・撮れそうもない写真が撮れたのだから、俄然要求も厳しくなる。
先生・・・このヘリは実機じゃないんだから・・・等と冗談を言って虚勢をはりながら、内心ドキドキで
何とか作業を終わらせた。
その後、少し時間が有ったので、アンドレッツィナの街並みも撮影しようと言う事になり・・・
速攻、宿泊地のアンドレッツィナまで帰る。
しかし・・・アンドレッツィナに到着すると、残念な事に急速に天候が悪くなり雲の切れ間が無い。
しかし、明日は帰国する為にアテネに移動しなければならないので、今しか撮影するタイミングは
残されていなかった。
そこで・・・光量が無いのは織り込み済みで、撮影を敢行する事に。
撮影の準備を進めていると・・・カラコロ~と無数の音が近付いてきた・・・ヤバい時間が
無いのに、と思う間もなくその一団が現れた。
羊の大群である。
この地方では、まだまだ遊牧が盛んの様で、この様な光景を何度もみかける。
多分、そろそろ夕方なので、家路を急いでいる?のだろう。
流石に・・・この状況でヘリを離陸させる訳にはいかなくなった。
その御一行様を、やり過ごす為に一時待機したのだが・・・???
事も有ろうに・・・その御一行様が進路を変えて、我々の(ヘリが置いてある場所)離陸地点へ
向かって来るではないか?
ヤバイ・・・このままでは機体が踏み潰される恐れがある。
如何しよう?ヘリを移動させようか?と躊躇していると・・・その御一行は、ヘリまで30m位近付いた
所で急に向きを変え、何と崖を下りはじめたではないか。
どうも・・・その道が彼らの帰り道だった様だ。
撮影はその後無事終了した・・・さあホテルに帰って、懐中電灯を口にくわえながら
ヘリをバラスとしましょうか。
次回に・・・続く。
今日は、I先生のリクエストで神殿跡の記録用の斜め写真を空中から撮影する予定だ。
先ずは・・・昨日の一件も有るので、テストを兼ねて比較的ロケーションが良好な、
アテナ神殿を撮影した。
テスト飛行前のスナップである。
離陸前に・・・プリフライトチェックを入念に行い・・・離陸準備完了。
先生方も、心配そうに機体を覗き込んで・・・その様子を伺っている様だった。
そんな先生方に離陸する旨を伝え・・・念の為、機体から離れて頂く様にお願いした。
その後・・・我が愛機ストリームは、あたかも何事も無かったように離陸した。
1タンクフライトをさせ、細心の注意を払って様子を見たが・・・幸いな事に、異常なしの判断。
これで、やっと作業に入る事が出来る。
次のフライトで・・・ヘリはかなり上空まで上がったが、特段問題なし。
何か所か撮影した後で・・・昨日トラブった地点に移動。
この因縁の場所が、今回最後の撮影地点となる筈だったが・・・予定は、あくまでも未定?
離陸地点から飛行経路と撮影手順を再度確認するが、やはり・・・撮影する場所は全く見えない。
仕方が無いので・・・目視とモニターを併用しがらフライトさせるが・・・それを見ていたI先生から
次々と追加のリクエストが・・・。
まあ・・・人間、欲が出るもの・・・撮れそうもない写真が撮れたのだから、俄然要求も厳しくなる。
先生・・・このヘリは実機じゃないんだから・・・等と冗談を言って虚勢をはりながら、内心ドキドキで
何とか作業を終わらせた。
その後、少し時間が有ったので、アンドレッツィナの街並みも撮影しようと言う事になり・・・
速攻、宿泊地のアンドレッツィナまで帰る。
しかし・・・アンドレッツィナに到着すると、残念な事に急速に天候が悪くなり雲の切れ間が無い。
しかし、明日は帰国する為にアテネに移動しなければならないので、今しか撮影するタイミングは
残されていなかった。
そこで・・・光量が無いのは織り込み済みで、撮影を敢行する事に。
撮影の準備を進めていると・・・カラコロ~と無数の音が近付いてきた・・・ヤバい時間が
無いのに、と思う間もなくその一団が現れた。
羊の大群である。
この地方では、まだまだ遊牧が盛んの様で、この様な光景を何度もみかける。
多分、そろそろ夕方なので、家路を急いでいる?のだろう。
流石に・・・この状況でヘリを離陸させる訳にはいかなくなった。
その御一行様を、やり過ごす為に一時待機したのだが・・・???
事も有ろうに・・・その御一行様が進路を変えて、我々の(ヘリが置いてある場所)離陸地点へ
向かって来るではないか?
ヤバイ・・・このままでは機体が踏み潰される恐れがある。
如何しよう?ヘリを移動させようか?と躊躇していると・・・その御一行は、ヘリまで30m位近付いた
所で急に向きを変え、何と崖を下りはじめたではないか。
どうも・・・その道が彼らの帰り道だった様だ。
撮影はその後無事終了した・・・さあホテルに帰って、懐中電灯を口にくわえながら
ヘリをバラスとしましょうか。
次回に・・・続く。