延び延びになっていた・・・ESCの不具合について・・・だが、
これは何もサードパーティーに限った事ではない。
DJI製のS800のそれも・・・発売当初は、よく?トラブったらしい。
しかし・・・その大半は、電源投入時に発生する事が多く、
飛行前の話なので、たとえ燃えたとしても墜落事故に発展する事は
少なかったと思われる。
事実・・・弊社が以前購入したモニター機でも、同様のトラブルが
発生しそうな気配があったので、予め対策を行った・・・と言うか、
もし対策をしなかったら・・・多分、燃えていたと思う。
もっとも上記の場合は、ESC自体の不具合ではなく、メーカーサイドの
組付け上の瑕疵だった為に目視でも発見できた訳だが、これが
デバイスの不良だった場合には、事前に不具合を発見する事自体、
極めて困難な事ではなかろうか?
それ程・・・モニター機の組み付け品質は褒められたモノでは無かったが、
基本的なマテリアルについては、組み合わせ不良などがなかった
事は幸いであった。
方や・・・サードパーティーの寄せ集めでマルチコプターを
構築する場合は、使用するマテリアル全てを自ら選択する必要がある。
これらマテリアルの選択には、様々なノウハウが必要で、例えば
ESCを選択する場合は・・・選択したモーターの消費電流を
実測し、それをカバーできる性能を有したESCを選択する必要がある。
以前・・・ある販売店から・・・ESCが燃えるとかESCの被覆が
溶けてしまうなどと、相談を受けた事がある。
聞くとその販売店は、ホバーリング時の電流値を測って
ESCのサイズを決めていた???・・・との事。
そんな状態では、ホバーリングしか出来ない機体・・・と言う
事にもなって、間違ってスロットルを全開にしたり、誤って
ペイロードを掛けたりすれば・・・たちまち不具合に襲われて
も不思議ではないのである。
上記のケースは、同じESCの不具合でも製品上の瑕疵ではなく、
制作者の選択ミス及び使用方法に誤りがあった訳だが、
一見本職とも言える販売店でさえ、そんな初歩的な過ちを犯す事も
あるので、初心者が選択する場合には、尚更陥りやすいのが、
組み合わせ不良と言う事なのではないだろうか?
また、DJIのフライトコントローラーでは、ESCの周波数も
指定されているし、ESCの種類如何に因っては、そのまま使用した
場合にはフライトコントローラーにもダメージを与える恐れもあるので、
配線方法にも配慮が必要で、更に注意する事は言うまでもない。
上記は、至極当たり前の事だが、再確認の為に
敢えて申し上げておきたい。
それらとは別に、製品自体に瑕疵がある場合も少なくない。
今回申し上げたい事は、その事についてであって、
以下にご紹介する事が、今回の本題である。
それは・・・ESCに限らず全てのマテリアルについて
言える事だと思うが、電子デバイスのバラつきが原因で発生する
トラブルについてである。
このことは、フライトコントローラーも例外ではないので、
増々始末が悪いのである。
弊社が販売する機体には、弊社が実際に一定期間テストしてみて、
検証した結果信頼できると判断したマテリアル以外は、基本的に使用しない。
過日・・・そんなマテリアルの一つであるESCに、不具合が発生した。
その時の症状は・・・こんな風だった。
その日初めてのフライトだった為、離陸後3分程機体をホバーリングさせ、
様子を見ていた時の事だった・・・いきなり前後方向に目にも止まらぬ速さで
機体が勝手に動き出したのだ・・・それは恰も3Dのメトロノームの様相を
呈していたが、焦る気持ちを押し殺し機体を観察する・・・が、取りあえず
何処かへ飛んで行ってしまう事はなさそうだった。
暫くすると・・・前後の動きが少し鈍くなったので、この機を逃すまいと
高度を徐々に下げ、機体が水平になるタイミングを見極めて一気に着陸させ、
事無きを得た。
この様な不具合は・・・弊社でも経験した事が無かった。
原因を必死に探る・・・フライトさせた場所には、無線ランが飛び
交っていたので、その影響を受けたのか?とも思われた。
機体の様子がいきなり急変した事から、その可能性も無くはなかったが、
もし無線ランの影響だとしたら、通常は舵が大きく入るのではなく、
なんか引っかかる感じで断片的に舵が入る筈である・・・が、今回のそれは
明らかに違う。
そこで・・・念のために場所を移して、症状の再現と検証を行う事にした。
この手のトラブルは・・・決して曖昧なままにしてはならない。
車を数十分走らせ、適当な空き地を見つけた。
周りは農地で・・・幸い農作業をしている人もいない事も確認出来て、
この手のテストには最適な場所だった・・・但し、その脇に貯水池が
あった以外は・・・。
次回に・・・続く。
これは何もサードパーティーに限った事ではない。
DJI製のS800のそれも・・・発売当初は、よく?トラブったらしい。
しかし・・・その大半は、電源投入時に発生する事が多く、
飛行前の話なので、たとえ燃えたとしても墜落事故に発展する事は
少なかったと思われる。
事実・・・弊社が以前購入したモニター機でも、同様のトラブルが
発生しそうな気配があったので、予め対策を行った・・・と言うか、
もし対策をしなかったら・・・多分、燃えていたと思う。
もっとも上記の場合は、ESC自体の不具合ではなく、メーカーサイドの
組付け上の瑕疵だった為に目視でも発見できた訳だが、これが
デバイスの不良だった場合には、事前に不具合を発見する事自体、
極めて困難な事ではなかろうか?
それ程・・・モニター機の組み付け品質は褒められたモノでは無かったが、
基本的なマテリアルについては、組み合わせ不良などがなかった
事は幸いであった。
方や・・・サードパーティーの寄せ集めでマルチコプターを
構築する場合は、使用するマテリアル全てを自ら選択する必要がある。
これらマテリアルの選択には、様々なノウハウが必要で、例えば
ESCを選択する場合は・・・選択したモーターの消費電流を
実測し、それをカバーできる性能を有したESCを選択する必要がある。
以前・・・ある販売店から・・・ESCが燃えるとかESCの被覆が
溶けてしまうなどと、相談を受けた事がある。
聞くとその販売店は、ホバーリング時の電流値を測って
ESCのサイズを決めていた???・・・との事。
そんな状態では、ホバーリングしか出来ない機体・・・と言う
事にもなって、間違ってスロットルを全開にしたり、誤って
ペイロードを掛けたりすれば・・・たちまち不具合に襲われて
も不思議ではないのである。
上記のケースは、同じESCの不具合でも製品上の瑕疵ではなく、
制作者の選択ミス及び使用方法に誤りがあった訳だが、
一見本職とも言える販売店でさえ、そんな初歩的な過ちを犯す事も
あるので、初心者が選択する場合には、尚更陥りやすいのが、
組み合わせ不良と言う事なのではないだろうか?
また、DJIのフライトコントローラーでは、ESCの周波数も
指定されているし、ESCの種類如何に因っては、そのまま使用した
場合にはフライトコントローラーにもダメージを与える恐れもあるので、
配線方法にも配慮が必要で、更に注意する事は言うまでもない。
上記は、至極当たり前の事だが、再確認の為に
敢えて申し上げておきたい。
それらとは別に、製品自体に瑕疵がある場合も少なくない。
今回申し上げたい事は、その事についてであって、
以下にご紹介する事が、今回の本題である。
それは・・・ESCに限らず全てのマテリアルについて
言える事だと思うが、電子デバイスのバラつきが原因で発生する
トラブルについてである。
このことは、フライトコントローラーも例外ではないので、
増々始末が悪いのである。
弊社が販売する機体には、弊社が実際に一定期間テストしてみて、
検証した結果信頼できると判断したマテリアル以外は、基本的に使用しない。
過日・・・そんなマテリアルの一つであるESCに、不具合が発生した。
その時の症状は・・・こんな風だった。
その日初めてのフライトだった為、離陸後3分程機体をホバーリングさせ、
様子を見ていた時の事だった・・・いきなり前後方向に目にも止まらぬ速さで
機体が勝手に動き出したのだ・・・それは恰も3Dのメトロノームの様相を
呈していたが、焦る気持ちを押し殺し機体を観察する・・・が、取りあえず
何処かへ飛んで行ってしまう事はなさそうだった。
暫くすると・・・前後の動きが少し鈍くなったので、この機を逃すまいと
高度を徐々に下げ、機体が水平になるタイミングを見極めて一気に着陸させ、
事無きを得た。
この様な不具合は・・・弊社でも経験した事が無かった。
原因を必死に探る・・・フライトさせた場所には、無線ランが飛び
交っていたので、その影響を受けたのか?とも思われた。
機体の様子がいきなり急変した事から、その可能性も無くはなかったが、
もし無線ランの影響だとしたら、通常は舵が大きく入るのではなく、
なんか引っかかる感じで断片的に舵が入る筈である・・・が、今回のそれは
明らかに違う。
そこで・・・念のために場所を移して、症状の再現と検証を行う事にした。
この手のトラブルは・・・決して曖昧なままにしてはならない。
車を数十分走らせ、適当な空き地を見つけた。
周りは農地で・・・幸い農作業をしている人もいない事も確認出来て、
この手のテストには最適な場所だった・・・但し、その脇に貯水池が
あった以外は・・・。
次回に・・・続く。
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