昨日の投稿では・・・メインフレームよりも・・・組み付けるエンジンの幅の方が、
寸法が大きい事を書いた。
メインギヤのバックラッシュを調整する時に、エンジンがフレームにきつく嵌ってしまい、
エンジンの位置を出すのに苦労した・・・等と言う方も、多分いるのではないのだろうか?
その上・・・フレームで、そんなにもエンジンのクランクケースを締め上げてしまっても
良いものだろうか・・・?
もしも、クランクケースが歪んでしまったら・・・と、考えると・・・それは、マズイ。
何とか、その対策を施したい。
その理由は・・・エンジンのクランクケースが歪んで変形してしまった場合には・・・正常に
エンジンが運転出来るとは、考え難いからである。
そこで弊社では・・・エンジンをフレームに組み込む前に、予めその対策を行っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/be/00259e57042cc3aa1237736950625f62.jpg)
フライス盤を使用して、左右均等にクランクケースを削って、フレーム面とクランクケース側面が
平行に接する様に加工する。
この作業で・・・クランクケース幅が79.80mmとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bb/e9d6cdd0605a795030d2f014b8054abc.jpg)
しかし・・・フレーム幅は80mmである。
そこで、エンジン側の固定穴位置のクランクケース幅を測ると、79.50mmであったので・・・
0.25mm圧のワッシャーをフレームとクランクケースの間に入れて、80mm
にしてから組み込んでから、M4キャップスクリューで固定するのである。
この作業で・・・ロアーフレームがM4キャップスクリューを締め付ける事で発生していた、
歪をキャンセル出来るし、フレームとエンジンの直行度も格段に向上する・・・。
要するに、エンジンを組み付けた事による、フレームの歪みから開放されるのである。
この様に組み込まれたエンジンとフレームは・・・ガソリン機に良く見られる様な、
変な振動から開放され・・・妙な振動からは無縁となる事から、ヘリ自体の耐久性も
格段に向上するのである。
今回は、AceOne専用フレームを例にとって話をしたが、機体自体の振動を
軽減する事で、IMUの防振効果を更に高める事が出来る。
この機体では、IMU自体も防振マウントで保護しているのだが・・・
フレーム自体(機体)が振動していたのでは、その効果は半減してしまうので、
基本的な機体側での防振は・・・非常に重要なのだ。
思い当たる節がある方は、もう一度機体をチェックしてみて頂きたい。
販売されているものを・・・只、説明書通りに組んでいても・・・中々長期間に渡って
好調を維持出来る機体は、得てして・・・手に入らないものである。
寸法が大きい事を書いた。
メインギヤのバックラッシュを調整する時に、エンジンがフレームにきつく嵌ってしまい、
エンジンの位置を出すのに苦労した・・・等と言う方も、多分いるのではないのだろうか?
その上・・・フレームで、そんなにもエンジンのクランクケースを締め上げてしまっても
良いものだろうか・・・?
もしも、クランクケースが歪んでしまったら・・・と、考えると・・・それは、マズイ。
何とか、その対策を施したい。
その理由は・・・エンジンのクランクケースが歪んで変形してしまった場合には・・・正常に
エンジンが運転出来るとは、考え難いからである。
そこで弊社では・・・エンジンをフレームに組み込む前に、予めその対策を行っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/be/00259e57042cc3aa1237736950625f62.jpg)
フライス盤を使用して、左右均等にクランクケースを削って、フレーム面とクランクケース側面が
平行に接する様に加工する。
この作業で・・・クランクケース幅が79.80mmとなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/bb/e9d6cdd0605a795030d2f014b8054abc.jpg)
しかし・・・フレーム幅は80mmである。
そこで、エンジン側の固定穴位置のクランクケース幅を測ると、79.50mmであったので・・・
0.25mm圧のワッシャーをフレームとクランクケースの間に入れて、80mm
にしてから組み込んでから、M4キャップスクリューで固定するのである。
この作業で・・・ロアーフレームがM4キャップスクリューを締め付ける事で発生していた、
歪をキャンセル出来るし、フレームとエンジンの直行度も格段に向上する・・・。
要するに、エンジンを組み付けた事による、フレームの歪みから開放されるのである。
この様に組み込まれたエンジンとフレームは・・・ガソリン機に良く見られる様な、
変な振動から開放され・・・妙な振動からは無縁となる事から、ヘリ自体の耐久性も
格段に向上するのである。
今回は、AceOne専用フレームを例にとって話をしたが、機体自体の振動を
軽減する事で、IMUの防振効果を更に高める事が出来る。
この機体では、IMU自体も防振マウントで保護しているのだが・・・
フレーム自体(機体)が振動していたのでは、その効果は半減してしまうので、
基本的な機体側での防振は・・・非常に重要なのだ。
思い当たる節がある方は、もう一度機体をチェックしてみて頂きたい。
販売されているものを・・・只、説明書通りに組んでいても・・・中々長期間に渡って
好調を維持出来る機体は、得てして・・・手に入らないものである。
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