ラジヘリ空撮

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アンチノイズ電磁式シャッタースイッチ

2012-11-24 13:59:38 | マテリアル
過日・・・あるユーザーから、聞いた事も無いカメラにシャッタースイッチを取り付けられないか?との、
問い合わせを受けた。

どの様なカメラか?と尋ねると・・・どうも、オリンパスのミラーレス1眼レフカメラらしい。

私は、お恥ずかしいことに、そのカメラに付いて何も知識を持ち合わせてはいなかったのである・・・
と言うか、その存在すら知らなかったのである。


通常、弊社で使用しているカメラは、他のメーカー製が殆どなので、眼中になかった。


そこで、空撮用途ではチョットマイナーな(失礼)カメラ故、取り敢えずチャレンジしてみるので
送って欲しいと言う事になった。


勿論・・・初めて行う事なので、出来なかったらゴメンネ!と、一応、逃げ道は作っておいたのは
言うまでもない。

その事はユーザーも了解済みだが・・・仮にも、弊社を信用して預けて頂いたのだ。
ダメもとで・・・と、言っては頂いたが、多分期待をして頂いている事だろうと思う。

弊社でも今回に限らず、常々受けた以上は何とかしてあげたいと考えている。


数日後、基板から新規に起こして・・・・ワンオフと言う事で、それは形になった。


これが今回特別に製作した、オリンパスOM-D専用の、リモートシャッタースイッチである。



このリモートシャッタースイッチ・・・レシーバーの空きチャンネルにその先端のコネクターを差し込み、
プロポ側でリバース設定を行うだけで、タイムラグの無いシャッター操作がプロポ側で行えるのである。

JR及び双葉製のプロポであれば、特に難しい調整は必要ないので、そのまま使用出来る
スグレモノなのだ。

申し訳ないがサンワ製のプロポでは、極性の違いや動作確認が出来ていない機種があるので、
その動作の保証はないが、極性だけ合わせて頂ければ、多分正常に動作するだろう。


それから、今回は特別にカメラが2台同時にシャッターが切れる様に2接点とした。


これは・・・後々、弊社のアルチメーターをご使用頂く際に、スーパーインポーズでディスプレイ画面に
シャッター枚数を表示できる様にする為である。

実際にそのユーザーが・・・弊社のアルチメーターをご使用頂く予定が有るのか?は、定かではないが、
淡い期待を抱いてその仕様にさせて頂いた。

S設計さん・・・アルチメーターTKF-A2000を宜しくお願い致します・・・なんちゃって。


このカメラ・・・後日返却予定なのだが・・・ユーザーの喜ぶ顔が目に浮かぶ・・・。





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