ヴィヴァルディの協奏曲イ短調第1楽章には、16分音符+2音スラーの連続技のソロ小節が3回出てきます。
流れるように弾ければ見せ場となるのですが、3回も出てくるし、比較的速い曲なので、フィニッシュまで緊張しっ放しです。
あるプロの方がこの曲の練習風景を見せているYou Tube動画を見つけたのですが、メロディーを少しずつ切り離して何度も何度も練習していて、とても参考になります。(練習風景なので、楽器を演奏されない方は飽きてしまうかもしれませんので、12′00″あたりからの完成演奏をお聴きください。)
私の場合、調子が出てくるとスピードアップしてしまうので、遂にメトロノームを使用することにしました。弓にアクセントをつけながら拍と呼吸を合わせて練習をしていたら、メトロノームなしでもスピードを抑えられるようになりました。
2回目のソロの見せ場には、G線からA線への移弦が入って来る難所があり、指の動きと弓のタイミングが合わずかなり苦労しました。この動画の9’50″あたりで弾いていますが、プロでも苦戦するくらいですので、レッスン歴1年半ほどの私が相当練習に苦労したのはご想像できると思います。
結局、ここの部分、レッスン中のソロ演奏の時は必ず躓いていたのですが、最終的にピアノ伴奏と合わせた時に、なぜか上手く弾けたのです。
奇跡かまぐれでしょう!😀
次回は、現在奮闘中のヴィヴァルディ協奏曲イ短調の第3楽章へ行きます。