今朝から何かのアレルギー症状なのか、くしゃみと鼻水が止まらず、少しめまいもあり、やる気のでない日曜日です。
昨日、昭和音楽大学で毎年行なわれているというヘンデルのメサイアを聴きに行きました。
初めて訪れたのですが、この大学のメサイア公演は、1976年から学生を中心に毎年開催されている伝統行事なのだそうです。
規模は小さいですが本格設計の歌劇場があり、さすが音大です。
オーケストラと合唱団は全て学生、ソリストは卒業生からオーディションで選ばれた4人、指揮者は同大学の指揮科の先生。
コロナ禍であるため、合唱団は80名、オーケストラは30名と小規模編成でしたが、ソリスト以外は全員マスクを着用。マスクをしながら発声するのは辛いでしょうね。
ヘンデルのメサイアは、1部「予言とキリストの誕生」、2部「受難と贖罪」、3部「復活と永遠の生命」を描いた約2時間半の大曲ですが、オーケストラ演奏部分が割愛されて、合唱中心になったということで、休憩含めて約2時間で終わりました。
メサイアの目玉は、2部のソプラノのアリアと、ハレルヤコーラスでしょう。
ハレルヤコーラスが始まると、観客席で立ち上がる人がちらほら。なぜ立ち上がったのかわかりませんでしたが、キリストへの敬意をこめての伝統らしいです。ロンドン初演の時に英国国王ジョージ2世が、ハレルヤの演奏直前に立ち上がったのが始まりだとか…
久しぶりに聴いたハレルヤ。
クリスマスならではの曲です。🎄🎶
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