久しぶりにヴァイオリンのレッスンの話です。
レッスンでは、始める前に先ずチューニング(音の調弦)をします。
先週のレッスンの日、家で音を合わせておいたはずなのですが、先生のチューナーで合わせると全部の音が狂っていました。そんなはずではと焦ってなかなか音が調整できず、5分もロスしてしまいました。
ここ連日、空気の乾燥が続いていて、家では絶えず加湿器を付けていますが、冬は弦の張力が変化するものなので、音が狂うのは不思議ではありません。

今週のレッスンでも、しっかりチューニングして行ったのに、また狂っています。何かおかしい…。
先生が、チューナーのピッチ数を差して、442で合わせてますか?と聞かれて、はい、と。
私はいつもそれで合わせているつもりでしたが…
帰宅してから、自分のチューナーを確かめると、
え、なんで?
439になっていました。

チューナーはいつもヴァイオリンケースの外ポケットに入れてある。あっ!
思い当たるのは、先週のレッスンの前日に練習に出かけた帰り、カフェに入りました。ソファタイプの椅子だったので、ケースを横向きに置いて寄っかかりました。その時アジャスターを押してしまったか?
ヴァイオリンの正しいピッチは442Hzです。
毎回ちゃんと確かめないといけませんね。

プロの方々はこういうチューナーを使わないでも絶対音感があるので調弦できます。
たまに先生に合わせて頂くことがあり、その後念のためチューナーで確かめるのですが、一寸も狂いがないのです。素晴らしいです。