さて、日蓮についての学習も間もなく終わりになります。今回は日蓮宗の概要をちょろっと学習してみました。また、後日さらに掘り下げて学習しますけどね・・・。
では、昨日の続き、法華経第十五からです・・・。
・・・従地涌出品第十五・・・
「地価から出現する無数の菩薩は、自分が悟りを得たのちに教え導いた者たちである」と語る釈尊に対して、弥勒菩薩が、短い期間にどうやってこれだけの菩薩を教化したのかを問いかける。釈尊の秘密(久遠の成仏)が明らかにされる伏線の章。
・・・如来寿量品第十六・・・
「法華経」の真髄の章。インドに実在した釈尊は仮の姿であり、自分は久遠の仏であるとして、本来の姿を説き示す。
・・・分別功徳品第十七・・・
釈尊が久遠の仏であることを聞いて、それを信じて伝道する者の功徳こそ最上であるという教え。
・・・随喜功徳品第十八・・・
法華経を聞き、信じる者のはかり知れない功徳について語る。
・・・法師功徳品第十九・・・
法華経を信じ、となえ、説きひろめろ、書写する者は、目、耳、鼻、舌、意識、体など、それぞれすぐれた能力をもつようになると教示。
・・・常不軽菩薩品第二十・・・
はるか昔、だれに対しても礼拝し、敬意を表す常不軽という名の修行者がいた。彼は、人々からどんな仕打ちを受けても礼拝をやめなかった。「この常不軽とは、ほかならぬ私である」と釈尊は語る。
・・・如来神力品第二十一・・・
釈尊は地涌の菩薩たちを前に、全世界を照らすなど超能力を示して、「私の滅後、末の世において法華経を説くことは、太陽と月の光が暗闇を破るように世の人々の闇を滅ぼすであろう」と宣教の使命を与える。
・・・嘱累品第二十二・・・
地涌の菩薩に続いて、釈尊は求道者たちのすべてを集め、「人々にこの法華経を説きひろめなさい」と告げ、多宝如来ならびに諸仏に、それぞれの世界に戻るようすすめる。空中を舞台とした章はここで終る。
・・・薬王菩薩品本事品第二十三・・・
仏に身を捧げ、わが身を燃やすことで全世界を照らした薬王菩薩の物語。舞台は再び地上に移る。
・・・妙音菩薩品第二十四・・・
神、王、富豪、僧侶、官吏、男、女、悪魔など34の姿に変身して法華経の信者を助け、庇護する妙音菩薩の話。
・・・観世音菩薩普門品第二十五・・・
いわゆる「観音経」のことである。観世音菩薩が三三の姿をとって、人々を救済する話。
・・・陀羅尼品第二十六・・・
「陀羅尼」とは呪文のこと。伝道者に対して、薬王菩薩、勇施菩薩をはじめ、毘沙門天、持国天、十羅刹女、鬼子母神ら法華経の守護神が幸福の呪文を贈る。
・・・妙荘厳王本事品第二十七・・・
異教(バラモン教)の王である父母に、子である二人の王子が不思議な霊力を示して改宗させる話。二人の王子は、今世の薬王菩薩と薬上菩薩であると説く。
・・・普賢菩薩勧発品第二十八・・・
エピローグ。この最終章に普賢菩薩が現れる。普賢菩薩は、どんなに悪い世になっても、法華経を信じる者に救いの手を差しのべることを釈尊に誓う。
と、これで法華経の28のあらすじは終了です。
あらすじだけ読むと「全部読みたい」という衝動にかられるのは私だけでしょうか?いずれ、法華経の書写(写経でいいの?)もしたいなぁ・・・。何て事も考えてます。宗派とか関係なく一つのお話として読んでみても楽しいと思います。
さて、次回は最終回です。日蓮の著書や、ちょっと雑学的なことも触れたいと思います。
では、昨日の続き、法華経第十五からです・・・。
・・・従地涌出品第十五・・・
「地価から出現する無数の菩薩は、自分が悟りを得たのちに教え導いた者たちである」と語る釈尊に対して、弥勒菩薩が、短い期間にどうやってこれだけの菩薩を教化したのかを問いかける。釈尊の秘密(久遠の成仏)が明らかにされる伏線の章。
・・・如来寿量品第十六・・・
「法華経」の真髄の章。インドに実在した釈尊は仮の姿であり、自分は久遠の仏であるとして、本来の姿を説き示す。
・・・分別功徳品第十七・・・
釈尊が久遠の仏であることを聞いて、それを信じて伝道する者の功徳こそ最上であるという教え。
・・・随喜功徳品第十八・・・
法華経を聞き、信じる者のはかり知れない功徳について語る。
・・・法師功徳品第十九・・・
法華経を信じ、となえ、説きひろめろ、書写する者は、目、耳、鼻、舌、意識、体など、それぞれすぐれた能力をもつようになると教示。
・・・常不軽菩薩品第二十・・・
はるか昔、だれに対しても礼拝し、敬意を表す常不軽という名の修行者がいた。彼は、人々からどんな仕打ちを受けても礼拝をやめなかった。「この常不軽とは、ほかならぬ私である」と釈尊は語る。
・・・如来神力品第二十一・・・
釈尊は地涌の菩薩たちを前に、全世界を照らすなど超能力を示して、「私の滅後、末の世において法華経を説くことは、太陽と月の光が暗闇を破るように世の人々の闇を滅ぼすであろう」と宣教の使命を与える。
・・・嘱累品第二十二・・・
地涌の菩薩に続いて、釈尊は求道者たちのすべてを集め、「人々にこの法華経を説きひろめなさい」と告げ、多宝如来ならびに諸仏に、それぞれの世界に戻るようすすめる。空中を舞台とした章はここで終る。
・・・薬王菩薩品本事品第二十三・・・
仏に身を捧げ、わが身を燃やすことで全世界を照らした薬王菩薩の物語。舞台は再び地上に移る。
・・・妙音菩薩品第二十四・・・
神、王、富豪、僧侶、官吏、男、女、悪魔など34の姿に変身して法華経の信者を助け、庇護する妙音菩薩の話。
・・・観世音菩薩普門品第二十五・・・
いわゆる「観音経」のことである。観世音菩薩が三三の姿をとって、人々を救済する話。
・・・陀羅尼品第二十六・・・
「陀羅尼」とは呪文のこと。伝道者に対して、薬王菩薩、勇施菩薩をはじめ、毘沙門天、持国天、十羅刹女、鬼子母神ら法華経の守護神が幸福の呪文を贈る。
・・・妙荘厳王本事品第二十七・・・
異教(バラモン教)の王である父母に、子である二人の王子が不思議な霊力を示して改宗させる話。二人の王子は、今世の薬王菩薩と薬上菩薩であると説く。
・・・普賢菩薩勧発品第二十八・・・
エピローグ。この最終章に普賢菩薩が現れる。普賢菩薩は、どんなに悪い世になっても、法華経を信じる者に救いの手を差しのべることを釈尊に誓う。
と、これで法華経の28のあらすじは終了です。
あらすじだけ読むと「全部読みたい」という衝動にかられるのは私だけでしょうか?いずれ、法華経の書写(写経でいいの?)もしたいなぁ・・・。何て事も考えてます。宗派とか関係なく一つのお話として読んでみても楽しいと思います。
さて、次回は最終回です。日蓮の著書や、ちょっと雑学的なことも触れたいと思います。