とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

心にゆとり?

2007-02-17 21:27:46 | 社会
相方の実家での地域でも猫の外飼いが禁止になったそうだ。
別に、動物が好きだからというわけではないが、この様な話を聞くと、
「かなり心が病んでるな」と思わずにはいられない。

この「猫外飼い禁止」は全国レベルで広がっているようで、獣医師会でも推奨している。
ただ、獣医師会で推奨している理由は、我が家の猫の様に猫エイズなどの感染予防、また、事故予防が主なものだ。
では、地域住民の「猫外飼い禁止」の理由は・・・。
主に、「人の家の庭に入って庭を荒らすので」ということらしい・・・。
勿論、他にもいわゆる「猫愛好家」の方も色々理由があるようで、猫の交通事故防止、病気の感染防止、無責任な繁殖の防止などがそれだ・・・。


いえ、判りますよ。その気持ちは。
ただね、私が言いたいのは、「そこまで動物の自由を奪う事はどういうことなのか」ということ。
一戸建てを購入しての一番の醍醐味の一つは自由に動物の家族を迎えられるということもあるはず。
なのに、今では犬も外で飼えない。
多分、要は無責任な飼い主があまりにも多すぎるという事なんだろうけどね。
崖っぷち犬の飼い主もメインの子しか飼い主は決まらなかったって言うし。
あそこにいた方がこの子達は幸せだったんじゃないかと思ってしまいます。
このまま引き取り手が現れなかったら、残された子は安楽死間違いないですからね。
彼らにとっては「小さな親切大きなお世話」だったかもしれません。

どこまで人間は動物を我が物顔で抑制しようとするのでしょうか?
タヌキが熊がサルが出たと言っては大騒ぎ・・・。
勿論、農作物の被害は目を瞑っているわけにはいきませんが、どうして山から下りてきたのか、原因をしっかり見極めてその対策を真剣に考えないといつまでたっても共存なんてできないし、何にも解決しないでしょう。

ただね、日本人に限ってのことなのか?
心にゆとりがなくなっているのは確かだよな・・・と思います。
今回の猫に関してもそうですが、昔はどこの街角にも猫が歩いていました。
庭に入ろうが苦言をいう人もいませんでした。
たとえ猫が嫌いでも、今のように目くじら立てて苦情をいう人もいませんでした。
少なくとも私が生まれ育ったこの田舎ではあり得ない話でした。
先日のニュースで、野良猫に餌付けしていた事に対しての嫌がらせからか、女性が撒いた餌に除草剤をまいて鳩やスズメ、猫の不審死が相次いで発見された事件がありましたが、そこに出ていた第一発見者の老人が
「排泄物が強烈に臭い」
と言っておりました。
「そうか?」と私も思いましたが、愛猫家ゆえの思い込みかもしれませんので、職場の者にも聞いてみましたが全員
「臭いとは思わない、すぐに臭いは消えるんじゃない?」
というものでした。
昔、猫がたくさんいた地域に住んでいた頃もありましたが、排泄物が臭いと気になった事もありませんでしたし、昨年我が家も外飼いを注意されましたが、その時も
「庭を掘り起こして困る」とは言われましたが「排泄物が臭い」とは言われませんでした。
回覧板などでも「排泄物も困ります」と言う表現はなく勿論そのような事も含まれているのでしょうけど、そこまで排泄物にこだわった表現をする人は今のところおりません。
田舎ゆえでしょうか?
確かに、犬の排泄物は後々まで臭いますが、猫は排泄したばかりは臭いですが、臭いはすぐに消えます。
まあ・・・私は生まれたときから動物だらけの生活でしたので慣れっこなのでしょうけど・・・。


ただ・・・人間同士の付き合いもできない今日この頃・・・。
動物の事なんて構ってられないんでしょうね。
難しい問題ですけどね。
庭に野良猫が入り込む事よりも、人が入り込む事の方が問題だと思いますけどね・・・。





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