「シューベルトの第8番が、ラフマニノフ2番と並んで最も美しい曲である。」
同意見の人も多いと思う。
「クラシック名曲ものがたり集成」(志鳥栄八郎著;講談社α文庫より引用した。
先ず、31才で夭折した自身の、その頃の日記から、
「他人の本当の苦痛を察することはだれにも出来ない。-わたしの苦しみによって書かれた作品は、人々を最も喜ばすかのように思われる。」(p.145)
ブラームス、
「・・・その美しい旋律は、すべての人々の魂を限りない愛をもってとらえ、誰でも感動せずにはいられないほどの、温和な、そして親しみのこもった愛の言葉をもって、わたしたちに語りかけてくる。これほど大衆的な魅力を持った交響曲を、わたしはまだ一度も聴いたことがない。」
(p.459)
なお、シューベルトは9つの交響曲を書いたが、どれも彼の存命中に公開の演奏会で演奏されることがなかった。
未完成発掘の逸話。
シューマンによって、死後10年目に「交響曲9番」が発見される。それから2年後、どうもまだ知られてない交響曲が有る筈だ。噂が立つ。出所は、シューベルトの親友の兄。あに図らんや、親友の家の机の引き出しの奥深くにその原稿は埋もれていた。(p.455) それは、少し後の、ガロアやアーベルを思わせる。
ベートーベン、
「この青年のうちには、聖なる火花がある。」
(p.455)
氏27、ある伯爵令嬢カロリーネ17の会話。伝説によると、
「・・・あなたは、なぜこのわたしには一曲もくださらないの・・・」
「ぼくは、今まであなたに、何もかも捧げてきているのに、このうえ何を捧げる必要がありましょう・・・」
(p.458)
最後に、氏の死の翌年建てられた記念碑に刻まれた詩人グリルパルツァーによる碑銘より、
「音楽は豊かなる宝を、されどさらに頼もしき希望を埋めぬ」
(p.453)
わたしは、3枚しか未完成のCD持っていません。
・クライバー指揮、ウイーン・フィルの
・ワルター指揮、ウイーン・フィルの
・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルの
です。他の人と比べ例外的に少ないと思う。言い訳すると、フルトベングラー指揮ベルリン・フィルのや、ベーム指揮ウイーン・フィルのも持っていました。でも、手放してしまいました。断腸の思いでした。辛うじてスコアは残っています。
同意見の人も多いと思う。
「クラシック名曲ものがたり集成」(志鳥栄八郎著;講談社α文庫より引用した。
先ず、31才で夭折した自身の、その頃の日記から、
「他人の本当の苦痛を察することはだれにも出来ない。-わたしの苦しみによって書かれた作品は、人々を最も喜ばすかのように思われる。」(p.145)
ブラームス、
「・・・その美しい旋律は、すべての人々の魂を限りない愛をもってとらえ、誰でも感動せずにはいられないほどの、温和な、そして親しみのこもった愛の言葉をもって、わたしたちに語りかけてくる。これほど大衆的な魅力を持った交響曲を、わたしはまだ一度も聴いたことがない。」
(p.459)
なお、シューベルトは9つの交響曲を書いたが、どれも彼の存命中に公開の演奏会で演奏されることがなかった。
未完成発掘の逸話。
シューマンによって、死後10年目に「交響曲9番」が発見される。それから2年後、どうもまだ知られてない交響曲が有る筈だ。噂が立つ。出所は、シューベルトの親友の兄。あに図らんや、親友の家の机の引き出しの奥深くにその原稿は埋もれていた。(p.455) それは、少し後の、ガロアやアーベルを思わせる。
ベートーベン、
「この青年のうちには、聖なる火花がある。」
(p.455)
氏27、ある伯爵令嬢カロリーネ17の会話。伝説によると、
「・・・あなたは、なぜこのわたしには一曲もくださらないの・・・」
「ぼくは、今まであなたに、何もかも捧げてきているのに、このうえ何を捧げる必要がありましょう・・・」
(p.458)
最後に、氏の死の翌年建てられた記念碑に刻まれた詩人グリルパルツァーによる碑銘より、
「音楽は豊かなる宝を、されどさらに頼もしき希望を埋めぬ」
(p.453)
わたしは、3枚しか未完成のCD持っていません。
・クライバー指揮、ウイーン・フィルの
・ワルター指揮、ウイーン・フィルの
・ワルター指揮、ニューヨーク・フィルの
です。他の人と比べ例外的に少ないと思う。言い訳すると、フルトベングラー指揮ベルリン・フィルのや、ベーム指揮ウイーン・フィルのも持っていました。でも、手放してしまいました。断腸の思いでした。辛うじてスコアは残っています。