St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-08-26 15:31:52 | Weblog
0 多忙なので、順番通り詩の更新のみ。
写真は、昨日8/17(日)の名古屋。コスモスの会で、名古屋に行く。

アントニオーニの映画「情事」をなかなか進められない。島の小屋のところ。リチーの指摘に納得。リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。
引用は変わらない。

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 「聖母の被昇天」の祭日で、

 “五世紀のエルサレムで八月十五日に祝われていた神の母マリアの記念は、六世紀には、マリアの死去の日として東方教会で祝われるようになった。七世紀半ばに西方教会にも受け継がれ、マリアの被昇天の名で知られるようになったのは、八世紀になってからである。一九五〇年にピオ十二世教皇は、マリアが霊肉ともに天に上げられたことを教義として宣言した。教会は、キリストと最も深く結ばれていたマリアが、真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっていることを祝っている。”(「毎日の読書」より)

を引用していた。
少し前のことになったが、17日(日)は名古屋に行く。上り(豊橋行きが上り)の朝一で。青空切符は2500円で往復可能。ただ、日帰りだ。下りは早いのだが、上りは飯田6:30。せめて、始発が下り並みだとカトリック豊橋教会のミサに間に合うのに・・・と思いつつ。
栄では、風車のあるカッフェで食事をする。往復で唯一の贅沢だ。“歌が上手く詠めるには、極力歌会に参加せよ”。第2週・第3週と歌会のスケジュールが続く。反映されるように頑張らなくては・・・
という訳で、時間の余裕があった日曜は、午後鼎図書館に篭る。篭って、
「萬葉集新解」(武田祐吉)「古今和歌集評釈」(金子元臣)「新古今和歌集」(窪田空穂)「文語文法詳説」(湯沢幸吉郎)
の自分の中“和歌カルテット”を読む。
「民謡の次、琴・和太鼓と尺八・琴・和太鼓行ってみよう!」と小さく掛け声で読む。
4冊は、松尾聡先生の2冊と並んで、今の自分にとって大きな存在。
古典初心者!
帰宅後、「詩と思想8月号」「現代詩手帖7月号」を読む。
「とても敵わないな」と思う。みんないい詩を書いている。勉強しなければ。
18日からは仕事で忙しかったり、原稿執筆で忙しかったり。
数学教育学会の原稿を22日に、コスモス3原稿とかばん・赤石原稿を20日に、それぞれ期限ギリギリに間に合わせる。危ういところ。
「次は、余裕を持って」と思うのだが、油断してギリギリにしか上がらない。これを機に、詩を少し書こうと思っているので、心しておこう。
そういう訳で、この間に読んだ本が、
「かんどころ円錐曲線」「相対論の意味」「経済学辞典」「非線形経済動学」(フッドウイン)“The Mathematics of Time”(Smale)「カオス力学系入門」(Devaney)「理系数学ⅠⅡAB入試問題集」「 “ ⅢC ”」「ソリトンの数理」「社会科学における数理的方法」「非線形の力学系とカオス(上・下)」(ウイギンス)「エコノフィジックス」「物理は自由だ・力学」「新・物理入門」(山本義隆)「複雑系による経済モデル分析」「最適化」「新・物理入門問題演習」(山本義隆)「プリンキピアを読む」(和田純夫)「ファインマンさん、力学を語る」「ボンヂ相対論の素顔」(H.ボンヂ)など
名古屋に行ったとき読んだ本は、
「現代名詩の鑑賞」(村野四郎)「抒情の源流をたずねて1」(コスモス短歌会)「現代の経済理論」(岩井克人・伊藤元重)「リャプノフの方法による安定性理論」「俳句鑑賞歳時記」“The Romantics-Penguin English Verse4”“Stable and Random Motions in Dynamical Systems”「現代の短歌」(高野公彦)など。
「抒情の源流をたずねて」は第2巻の値段が高い。アマゾンでしか入手出来ない。7~8千円したと思う。第2巻を飛ばして、第3巻に行く。出来るだけ早い時期に全部読み終わりたい。第2巻は相互貸借という手がある。「現代の短歌」高野公彦氏の本も早く読まなければ。この2シリーズと宮柊二氏の主要な著書を読んでいることが、コスモス会員としての最低限だろう。名乗れるのは全部読み終わって、それからだ!半年目処にどうにかしようと思う。

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)からは、変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。4回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//お座なりに投げ出された鞄から 星が銀河のように溢れ出て 空間を限りない光で満たした//次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる//しなければならなかったことを 後悔して 記憶に残る糸を 辿ってみる 階段を駆け上る//そして 過ぎ去った時間の中 人間は人魚であった 住み慣れた街を捨て 逸れた恋人が タクシーで テールランプを追うように 記憶の微かなうねりを そのままに捉える//”(未了)

取って付けたように、詩の読みを再開したばかりなので、「評がどうかな?」と思いつつ一点だけ。「しなければならなっかたことを 後悔して 記憶に残った糸を 辿ってみる 階段を駆け上る」の「~して ~をしてみる ~する」のフレーズ。ごく自然に頼ってしまう。

5 From “Quantum Computation and Quantum Information”(M.A.Nielsen I.L.Chuang;Cambridge)(p.174)第二回。

“You might wonder why the T gate is called the π/8 gate when it is π/4 that appears in the definition.The reason is that the gate has historically often been referred to as the π/8 gate,simply because up to an unimportant global phase T is equal to a gate which has exp(±iπ/8) appearing on its diagonal
 T=exp(iπ/8)[exp(-iπ/8)    0
                  0  exp(iπ/8)]
Nevertheless,the nomenclature is in some resepects rather unfortunate,and we often refer to this gate as the T gate.

量子コンピュータの代表的な教科書から引用しました。
15年位前の“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”に関し、この本の引用を機会に、もう一度、熟読して再考しようと思うのだが・・・。時間が許せば進めたい。

6 “薄雲に月清くいる東雲に 星灯りせむ春はうららに”
今回も短歌。以前作って投稿しなかったものから。依然、“ノリクラノリクラした歌”ではありますが・・・。

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:The fact that men and women in various parts of the world feel personally affected by the injustices and violations of human rights committed in distant countries,countries which perhaps they will never visit,is a further sign of a really transformed into awareness,thus acquiring a moral connotation.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第21火曜福音朗読。マタイによる第23章から。

“「律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。薄荷、いのんど、ういきょうの十分の一は献げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。これこそ行うべきことである。もとより、十分の一の献げ物もないがしろにしてはならないが。ものの見えない案内人、あなたたちはぶよ一匹さえも漉して除くが、らくだは飲み込んでいる。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。杯や皿の外側はきれいにするが、内側は強欲と放縦で満ちているからだ。ものの見えないファリサイ派の人々、まず、杯の内側をきれいにせよ。そうすれば、外側もきれいになる。」”
-(「律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実。」私たちは「義に飢え渇いている」だろうか。義のために迫害されても、耐え忍ぶ覚悟があるだろうか。最後まで誠実であり続けることができるだろうか。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年8月26日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-08-25 15:55:00 | Weblog
0 多忙なので、順番通り数学の更新のみ。
写真は、昨日8/17(日)の名古屋。コスモスの会で、名古屋に行く。

アントニオーニの映画「情事」をなかなか進められない。島の小屋のところ。リチーの指摘に納得。リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。
引用は変わらない。

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 「聖母の被昇天」の祭日以来の更新か。前回、

 “五世紀のエルサレムで八月十五日に祝われていた神の母マリアの記念は、六世紀には、マリアの死去の日として東方教会で祝われるようになった。七世紀半ばに西方教会にも受け継がれ、マリアの被昇天の名で知られるようになったのは、八世紀になってからである。一九五〇年にピオ十二世教皇は、マリアが霊肉ともに天に上げられたことを教義として宣言した。教会は、キリストと最も深く結ばれていたマリアが、真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっていることを祝っている。”(「毎日の読書」より)

を引用していた。
少し前のことになったが、17日(日)は名古屋に行く。上り(豊橋行きが上り)の朝一で。青空切符は2500円で往復可能。ただ、日帰りだ。下りは早いのだが、上りは飯田6:30。せめて、始発が下り並みだとカトリック豊橋教会のミサに間に合うのに・・・と思いつつ。
栄では、風車のあるカッフェで食事をする。往復で唯一の贅沢だ。“歌が上手く詠めるには、極力歌会に参加せよ”第2週・第3週と歌会のスケジュールが続く。反映されるように頑張らなくては・・・
という訳で、時間の余裕があった今日は、午後鼎図書館に篭る。篭って、
「萬葉集新解」(武田祐吉)「古今和歌集評釈」(金子元臣)「新古今和歌集」(窪田空穂)「文語文法詳説」(湯沢幸吉郎)
の自分の中“和歌カルテット”を読む。松尾聡先生の2冊と並んで、今のところ自分にとって大きな存在。
帰宅後、「詩と思想8月号」「現代詩手帖7月号」を読む。
18日からは仕事で仕事で忙しかったり、原稿執筆で忙しかったり。
数学教育学会の原稿を22日に、コスモス3原稿とかばん・赤石原稿を20日に、それぞれ期限ギリギリに間に合わせる。危ういところだった。
「次は、余裕を持って」と思うのだが、油断するとギリギリにしか上げられない。これを機に、詩を少し書こうと思っている。心しておこう。
そういう訳で、この間読んだ本が、
「かんどころ円錐曲線」他今迄最近挙げてた本。(忙しいので詳細は後日)
名古屋に行ったとき読んだのは、
「現代名詩の鑑賞」(村野四郎)「抒情の源流をたずねて」(コスモス短歌会)「現代の経済理論」(岩井克人・伊藤元重)「リャプノフの方法による安定性理論」「俳句鑑賞歳時記」“The Romantics-Penguin English Verse4”“Stable and Random Motions in Dynamical Systems””Dubliners”など。

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)からは、変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//お座なりに投げ出された鞄から 星が銀河のように溢れ出て 空間を限りない光で満たした//次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる//”(未了)

最近、短歌か数学ばかりで詩を余り読んでないので、自然評が甘くなる・・・。「次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる」を冒頭の「白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない」と比較したい。その前に、“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”のその先を考えたい!

5 From “Quantum Computation and Quantum Information”(M.A.Nielsen I.L.Chuang;Cambridge)(p.174)第二回。

“You might wonder why the T gate is called the π/8 gate when it is π/4 that appears in the definition.The reason is that the gate has historically often been referred to as the π/8 gate,simply because up to an unimportant global phase T is equal to a gate which has exp(±iπ/8) appearing on its diagonal
 T=exp(iπ/8)[exp(-iπ/8)    0
                  0  exp(iπ/8)]
Nevertheless,the nomenclature is in some resepects rather unfortunate,and we often refer to this gate as the T gate.

量子コンピュータの代表的な教科書から引用しました。
15年位前の“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”に関し、この本の引用を機会に、もう一度、熟読して再考しようと思うのだが・・・。時間が許せば進めたい。

6 “小湊に乗り継ぎ至る停車場の わくらば色なる秋の夕暮れ”
今回は短歌。以前作って投稿しなかったものから。“ノリクラノリクラした歌”。

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:The fact that men and women in various parts of the world feel personally affected by the injustices and violations of human rights committed in distant countries,countries which perhaps they will never visit,is a further sign of a really transformed into awareness,thus acquiring a moral connotation.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第21月曜福音朗読。マタイによる第23章から。

“「供え物と、供え物を清くする祭壇と、どちらが尊いか。祭壇にかけて誓う者は、祭壇とその上のすべてのものにかけて誓うのだ。神殿にかけて誓う者は、神殿とその中に住んでおられる方にかけて誓うのだ。天にかけて誓う者は、神の玉座とそれに座っておられるにかけて誓うのだ。」”
-(私たちは人々の前に天の国を開いているだろうか。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年8月25日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-08-16 01:28:57 | Weblog
0 多忙なので、順番通りカテキズムの更新のみ。
写真は、昨日8/10(日)の松本。コスモスの会の為、松本に行く。

アントニオーニの映画「情事」をなかなか進められない。島の小屋のところ。リチーの指摘に納得。リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。
引用は変わらない。

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 「聖母の被昇天」の祭日について、

 “五世紀のエルサレムで八月十五日に祝われていた神の母マリアの記念は、六世紀には、マリアの死去の日として東方教会で祝われるようになった。七世紀半ばに西方教会にも受け継がれ、マリアの被昇天の名で知られるようになったのは、八世紀になってからである。一九五〇年にピオ十二世教皇は、マリアが霊肉ともに天に上げられたことを教義として宣言した。教会は、キリストと最も深く結ばれていたマリアが、真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっていることを祝っている。”(「毎日の読書」より)

午前1時。本来なら、この時間位まで教会に居て祈ってないといけない時間帯。何をやっていたんだか。暑いので、窓を開けていたら、雨が降り出す。恵みの雨か。涼しい。夕方から、数学教育学会の原稿を書いていて、疲れたので、少し気分転換することにする。ヘッドフォンで吉野直子さんのハープを聴きながら、スピーカーでマタイの英語朗読を聴いて原稿/ブログを書く。祈りに代える。原稿は未だ5割かな。花火も見ず、没頭する。書いている間にも、雨が激しくなって来た。

雨の中、松本で読んだ、
「ヨーロッパニューシネマ名作前史」
「2014数学Ⅲ入試問題集」
「英単語checkmate」
「古今集・新古今集評釈」
「高校政治・経済」(実教)
「非線型の力学系とカオス(下)」(S.ウィンギンス;シュプリンガー)
“The Mathematics of Time”(S.Smale;Springer)
“Dubliners”
などが最近の本。
当然、ここ2~3日で、仕事や学会準備で読んだ本があるが、発表内容などに関わるので“企業秘密”。それより、「聖母の被昇天」を祝ってください!

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)からは、変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//お座なりに投げ出された鞄から 星が銀河のように溢れ出て 空間を限りない光で満たした//次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる//”(未了)

最近、短歌か数学ばかりで詩を余り読んでないので、自然評が甘くなる・・・。「次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる」を冒頭の「白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない」と比較したい。その前に、“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”のその先を考えたい!

5 From “Quantum Computation and Quantum Information”(M.A.Nielsen I.L.Chuang;Cambridge)(p.174)

“A single qubit is a vector |ψ>=a|0>+b|1> parametrized by two complex numbers satisfying |a|^2+|b|^2=1.Operations on a qubit must preserve this norm,and thus are described by 2×2 unitary matrices.Of these,some of the most important are the Pauli matrices;it is useful to list them again here:
X=[0 1 ;Y=[0 -i ;Z=[1  0
   1 0]    i  0]    0 -1]
Three other quantum gates will play a large part in what follows,the Hadamard gate (denoted H),phase gate (denoted S),and π/8 gate (denoted T):
H=1/√2[1  1 ;S=[1  0 ;T=[1  0
       1 -1]    i  i]    0 exp(iπ/4)]
A couple of useful algebraic facts to keep in mind are that H=(X+Z)/√2 and S=T^2.“

量子コンピュータの代表的な教科書から引用しました。
15年位前に“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”、発想してたが、その後進めず。

6 “人類の基数その数さえ順序さえ”
以前作って投稿しなかったものから。前のもそうだが何を目指しているかのか依然分からない句。

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:The fact that men and women in various parts of the world feel personally affected by the injustices and violations of human rights committed in distant countries,countries which perhaps they will never visit,is a further sign of a really transformed into awareness,thus acquiring a moral connotation.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 「聖母の被昇天」福音朗読。ルカによる第1章から。

“「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、その憐れみは代々に及びます。主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません。わたしたちの先祖におしゃったとおり、アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」マリアは、三か月ほどエリザベスのところに滞在いてから、自分の家に帰った。」”
-(「イエスの母は、天上において肉体と霊魂ともどもすでに栄光を受けている者として、来世において完成されるべき教会の像であり始まりであるように、地上においては、主の日が来るまで、旅する神の民にとって確実な希望と慰めのしるしとして輝いている」)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年8月16日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-08-15 17:30:29 | Weblog
0 多忙なので、順番通り詩の更新のみ。
写真は、昨日8/10(日)の松本。コスモスの会の為、松本に行く。
アントニオーニの映画「情事」をなかなか進められない。島の小屋のところ。リチーの指摘に納得。リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。
引用は変わらない。

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 今日は、「聖母の被昇天」。祭日。午前10時からミサ。与る。続いて祈る。1時まで祈り、電車で帰ってくる。AMでなくPM、残念なことに。数学教育学会など書かないといけないので。

 “五世紀のエルサレムで八月十五日に祝われていた神の母マリアの記念は、六世紀には、マリアの死去の日として東方教会で祝われるようになった。七世紀半ばに西方教会にも受け継がれ、マリアの被昇天の名で知られるようになったのは、八世紀になってからである。一九五〇年にピオ十二世教皇は、マリアが霊肉ともに天に上げられたことを教義として宣言した。教会は、キリストと最も深く結ばれていたマリアが、真っ先にキリストの復活と栄光にあずかっていることを祝っている。”(「毎日の読書」より)

昨晩は、AM4時まで数学教育学会の原稿を書いていた。涼しかったので「進めるなら今」と、朝まで頑張る。
雨の中、松本で読んだ、
「ヨーロッパニューシネマ名作前史」
「2014数学Ⅲ入試問題集」
「英単語checkmate」
「古今集・新古今集評釈」
「高校政治・経済」(実教)
「非線型の力学系とカオス(下)」(S.ウィンギンス;シュプリンガー)
“The Mathematics of Time”(S.Smale;Springer)
“Dubliners”
などが最近の本。
当然、ここ2~3日で、仕事や学会準備で読んだ本があるが、発表内容などに関わるので“企業秘密”。それより、「聖母の被昇天」を祝ってください!

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)からは、変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//お座なりに投げ出された鞄から 星が銀河のように溢れ出て 空間を限りない光で満たした//次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる//”(未了)

最近、短歌か数学ばかりで詩を余り読んでないので、自然評が甘くなる・・・。「次第に遠のいて行く テールランプ 棒状に浮かぶ雲たち 庇には もう東の月が出ている 周到に準備された 文月のような それでもう 終末に近いことが分かる」を冒頭の「白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない」と比較したい。その前に、“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”のその先を考えたい!

5 From “Quantum Computation and Quantum Information”(M.A.Nielsen I.L.Chuang;Cambridge)(p.174)

“A single qubit is a vector |ψ>=a|0>+b|1> parametrized by two complex numbers satisfying |a|^2+|b|^2=1.Operations on a qubit must preserve this norm,and thus are described by 2×2 unitary matrices.Of these,some of the most important are the Pauli matrices;it is useful to list them again here:
X=[0 1 ;Y=[0 -i ;Z=[1  0
   1 0]    i  0]    0 -1]
Three other quantum gates will play a large part in what follows,the Hadamard gate (denoted H),phase gate (denoted S),and π/8 gate (denoted T):
H=1/√2[1  1 ;S=[1  0 ;T=[1  0
       1 -1]    i  i]    0 exp(iπ/4)]
A couple of useful algebraic facts to keep in mind are that H=(X+Z)/√2 and S=T^2.“

量子コンピュータの代表的な教科書から引用しました。
15年位前に“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”、発想してたが、その後進めず。

6 “驚愕の西に東に影沿うて”
以前作って投稿しなかったものから。

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:It is God,in ”whose hands are the hearts of the powerful“ and the hearts of all,who according to his own promise and by the power of his Spirit can transform ”hearts of stone“ into ”hearts of flesh“.
 On the path toward the desired conversion,toward the overcoming of the moral obstavles to development,it is already possible to point to the positive and moral value of the growing awareness of interdependence among individuals and nations.“
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 「聖母の被昇天」福音朗読。ルカによる第1章から。

“「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。身分の低い、この主のはしためにも目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人もわたしを幸いな者と言うでしょう、力ある方が、わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、その憐れみは代々に及びます。主はその腕で力を振るい、思い上がる者を打ち散らし、権力ある者をその座から引き降ろし、身分の低い者を高く上げ、飢えた人を良い物で満たし、富める者を空腹のまま追い返されます。その僕イスラエルを受け入れて、憐れみをお忘れになりません。わたしたちの先祖におしゃったとおり、アブラハムとその子孫に対してとこしえに。」マリアは、三か月ほどエリザベスのところに滞在いてから、自分の家に帰った。」”
-(「イエスの母は、天上において肉体と霊魂ともどもすでに栄光を受けている者として、来世において完成されるべき教会の像であり始まりであるように、地上においては、主の日が来るまで、旅する神の民にとって確実な希望と慰めのしるしとして輝いている」)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年8月15日
                       乗倉寿明記す

日記

2014-08-13 17:35:49 | Weblog
0 極めて多忙なので、順番通りの数学の更新のみ。
写真は、昨日8/10(日)の松本。コスモスの会の為、松本に行く。
アントニオーニの映画「情事」をなかなか進められない。島の小屋のところ。リチーの指摘に納得。リチーの「映画のどこをどう読むか」の該当箇所を読む。
引用は変わらない。

“正反対性(両極性)を使って自分の言いたいことをあらわすこのアントニオーニの方法は、幾何学的である。両極端を持つ線があって、われわれはその両端を見るよう求められる。後へ行くほどこの映画は幾何学的な要素でいっぱいになる。背景の一部に見られるバロック風の幾何学的なものとか、青写真や建築用の図面の使用といった見てすぐわかる表現だけではなく、テーマを明確にし、例証し、文学的にあらわすための幾何学的な構図がたくさん使われている。”(p.87)

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回踏襲。
「バッハ:ゴルトベルク変奏曲」(ピノック(チェンバロ);アリヒーフ)
「バッハ:パッサカリアとフーガハ短調他」(ヴァルヒャ(チェンバロ);FIC)

2 松本へは、日曜天竜峡発朝2番の電車で。6時半発。3時間かけ9時半に松本着。直通なので長く感じない。
カトリック松本教会のミサに与り、午後歌会に出席。各々予め提出しておいた歌を批評しあう。ちなみに、赤石では2首。奥村先生に評を全面的にお願いする。
わたくしの歌。少し前まで、部分的に“古典っぽい”ところを入れた現代短歌を歌ってたが、次第に“古典どっぷり”に変わりつつある。
歌会は3時半に終わり、パルコ横で献血。
台風の中、5時半の電車で帰ってくる。飯田着10時半。途中乗り継ぎの駒ヶ根では強風と雨。
読んだ本、
「ヨーロッパニューシネマ名作前史」
「2014数学Ⅲ入試問題集」
「英単語checkmate」
「古今集・新古今集評釈」
「高校政治・経済」(実教)
「非線型の力学系とカオス(下)」(S.ウィンギンス;シュプリンガー)
“The Mathematics of Time”(S.Smale;Springer)
“Dubliners”
飯田は5日から10日まで人形劇フェスタ。水曜日には、公演場所の鼎公民館で、準備を尻目に、只管ゾラの「ナナ」を読み耽る。“ガガ”が出てくる。ワッペン買うが公演は見ず。

アルスの主任司祭聖ヴィアンネの本「聖ヴィアンネの精神」(モンナン神父)からは、変更なし。

“信仰と愛徳によって、御言葉がわれわれの中に住まい給うとき、われわれの霊に注ぎ給う神的光に照らされた知性の徳がある。”
“「心の眼を清めて、真の光に向かって飛翔するには、世のわずらいを軽んじ、身体を抑制し、痛悔の心を抱き、涙を注がねばならない・・・神の賛嘆すべき本質とその無垢なる心理とを黙想し、純なる意向をもって熱心に祈り、神に於いて喜び、天国を熱烈に望まなければならぬ」”
(p.13~14)

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩の紹介。3回目。段々と書き足していきます。一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 アポロニウスの円筒形 破損した硝子 //振り子細工のように 時を刻んで来た その機械はもう鳴らない //何千もの部品からなる 精密なゼンマイ装置 淀みのない時を刻み 傷みの欠けた歴史を繰り返す 空間の歪み そして 抜けるように広い青空//補正しようにも 補正しようのない 鋭い悔恨 戦禍にも その村は焼け落ちず・・・ 空間が そして 後に時間が後退して 仄かな祈りが・・・//空に白雲が立ち籠め 木々の緑 その影は 日差しを遮り 小さなバルコニーには 混沌が形成されていた 空港に出て 半島を半時計周りに巡って また読み止しの本に戻った// 「ステファニーが フランスに旅をして お菓子屋になる為に パリで勉強する やがて 大人のする恋をした そして 振られ・・・」//

「“情景”“場面展開”、もうちょっと整理しよう!」という訳で、わたしはこれで・・・。拙くなると逃げるというパターン。申し訳ないが。「手帖7月号」にショック受けてて、「ヤバイなあ・・・」というのが正直なところ・・・。「詩と思想」「現代詩手帖」始め、最近の日本の詩壇には目を瞠らされるものが・・・。毎月が驚愕させられる。「西脇何だったの」「朔太郎何だったの」が率直なところ。是非、注目して欲しい。

5 From “Quantum Computation and Quantum Information”(M.A.Nielsen I.L.Chuang;Cambridge)(p.174)

“A single qubit is a vector |ψ>=a|0>+b|1> parametrized by two complex numbers satisfying |a|^2+|b|^2=1.Operations on a qubit must preserve this norm,and thus are described by 2×2 unitary matrices.Of these,some of the most important are the Pauli matrices;it is useful to list them again here:
X=[0 1 ;Y=[0 -i ;Z=[1  0
   1 0]    i  0]    0 -1]
Three other quantum gates will play a large part in what follows,the Hadamard gate (denoted H),phase gate (denoted S),and π/8 gate (denoted T):
H=1/√2[1  1 ;S=[1  0 ;T=[1  0
       1 -1]    i  i]    0 exp(iπ/4)]
A couple of useful algebraic facts to keep in mind are that H=(X+Z)/√2 and S=T^2.“

量子コンピュータの代表的な教科書から引用しました。
15年位前に“コンピューティングにハミルトンの四元数を使う”、発想してたが、その後進めず。

6 “択捉に流氷見えて春まだき”
最近俳句作ってないな、の感慨とともに。以前作って投稿しなかったものから。

7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:It is God,in ”whose hands are the hearts of the powerful“ and the hearts of all,who according to his own promise and by the power of his Spirit can transform ”hearts of stone“ into ”hearts of flesh“.
 On the path toward the desired conversion,toward the overcoming of the moral obstavles to development,it is already possible to point to the positive and moral value of the growing awareness of interdependence among individuals and nations.“
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第19水曜日福音朗読。マタイによる第18章から。

“「はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもくながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」”
-叱咤するのではなく忠告すること、それに反駁することなく受け入れるのは難しい。だが、それができて初めて兄弟なのだ。

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年8月13日
                       乗倉寿明記す