St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

読後雑記

2012-11-26 14:17:49 | Weblog
いろいろと読み散らかす。それぞれ少しづつ。
「中学入試理科授業の実況中継(上)」
「シナリオ構造論」「チェーホフの手帖」
「桜の園」「サロメ」「私の「マクベス」」
「夜の樹」
戯曲ないしシナリオを書こうと思い立つ。
材料集めと準備のため。
12才の婚約者。18才で結婚。
ただ、旦那は異様に嫉妬深い。
勿論、「叶えられた祈り」からの発想だ。
事実・真実・空想・具象。
道のりは長い。




「三好達治随筆集」「萩原朔太郎の人生読本」
「谷崎潤一郎随筆集」「巴里の憂鬱」
「大森徹の最強講義117生物Ⅰ・Ⅱ」
「波多野完治全集4ピアジェ-人と思想」
動物学、群論、哲学、そして心理学。
ピアジェの構造主義。
短歌を詠むとき、随筆を大量に読む。



 明けの星夜空にひとつ薪をくべ
         西へ西へと長き曳航
 君にひどくふられた朝
         とぼとぼ歩いた引込み線
 さんざしに咲いた花
    夢の花愛の花
         冬の木立に百舌が鳴く

先週は短歌ウイーク。
ただ、余り読書は反映されてないらしい。




“A Course of Pure Mathematics“
“Homology Theory”
“Mathematics of Financial Derivatives“
“Puali Lectures on Physics vol1.
 Electrodynamics“
「新・物理入門問題演習」
物理経済学。
カオス現象などとして経済活動を捉える。
確率微分方程式。
古典力学から統計力学・量子力学へ。
今、経済学は静かな変革の時期。




Mrs.Dallowayの朗読テープを
聴きながら。
Faye Wongの歌に嵌る。
“Eyes on Me”を際限なく聞く。
「ヴェルシーニン 
  でももう、とって四十三ですよ。
  あなたがたは、モスクワを離れてよほどになりますか?
 イリーナ
  十一年になりますの。
  あら、どうしたの泣いたりしておかしな人・・・」
(「三人姉妹」(チェーホフ「桜の園・三人姉妹」(神西清氏訳)
p.118より)
43のときどうしていただろう?
東京を離れて4年目の冬は?




Pops.Jazz,Classics
3ジャンル万遍無く。
Real MusicsをBGMの深夜読書
が続く。
雨。
これから塾の予習。
勤務へと。
写真は、11/11・18。墓参・信毎マラソン他。
日曜は「王であるキリスト」
主なるキリスト。
静かに毎日祈ろう。
「主よ、来てください。私のうちで語ってください。」



日曜、南信地区共同宣教司牧委員会で駒ヶ根へ。
伊那の教会。24日に横浜山手教会献堂150周年へ。
駒ヶ根。教会学校が順調に。
辰野の教会。
(過疎化と)老齢化。
特に若い世代の信者不足。
静かに終えようとしている、とまで。
今迄、余り気にせずに来た。
岡谷・松本・木曽にも隣接とのみ強く印象にあって、
飯田も女子修道院はありが、豊橋まで教会が無い。
そこら辺の信者さんは・・・など辺な発想しかして
来なかった。
自分の中、問題意識がなかった。
深刻な問題。解決策を求む。




+主の慈しみが皆様に豊か御座いますよう
 心よりお祈り申し上げつつ。
+主への賛美と感謝とともに。

2012年11月26日
                 乗倉記す



日記

2012-11-14 14:15:33 | Weblog
雨。
昼前、散歩に出る。
遠くの山が薄っすらと雪化粧。
麓は紅葉だが、空はもう冬景色。
「君、そも若きとき何をなせりや。」
何も。
しかし、時は容赦なく秋から冬へ。

“Funny how the
feeling goes away.“
“Let‘s somebody
love you,
before it‘s too 
late.“
歌が散歩の間中頭に響く。
手元に歌詞がないので正確ではないが
イーグル“ならず者”の一節。
愛してくれそうな人、うーむ・・・と考え込む。





昨日は、教会から本屋さんへ。
祈った後、本を受け取りケンタッキー
で喫茶しつつ本を読む。
cohomologyの本が終盤。





窓の右は田舎だが左は都会。
その辺りはアップルロードでも一番繁華。
ケンタッキーもドライブスルーと店舗兼用。
景色は少し郊外の都会と余り変わらない。




写真は映画祭。10月28日、茅野、
小津記念の。
ピアジェを読むことにした。
迷った挙句、波多野完治氏の全集を
一冊注文する。
週末は篭らないと・・・。
音楽は聴かずに。






年間第32水曜日
今日の福音 ルカによる 第17章
(多くの場合、感謝と賛美を忘れて
いるのではないだろうか。)
「イエスは重い皮膚病を患っている
人たちを見て、「祭司たちのところに
行って、体を見せなさい。」と言われ
た。彼らは、そこへ行く途中で清く
された。」
。。。
+主のお恵みが皆様に。

2012年11月14日
              乗倉記す

おこがましいのですが、T.S.エリオットの詩などを読んでました

2012-11-09 12:10:35 | Weblog
「T・S・エリオット」
(西脇順三郎氏;研究社出版)
「エリオット選集 第四巻」
(弥生書房)
を並行して読む。





「T・S」
「エリオットをめぐりて」「文学思想」
「アルス・ポエティカ」「クリティカ」
「作品研究」は「詩」の
“Prufrock and Other
Observations“迄。




「選集」
一回黙読通読し、二回目に「T・S」を指針に
音読しながら読み進む。







モダニズム。
この大きな潮流の中、「はしがき」にあるように
「彼を研究するということは現代英米文学及び
一般ヨーロッパ文学を研究することになる。」
今、原書を取り寄せている最中です。
到着次第2冊再読しようと思う。
エリオットの詩・戯曲の紹介はその際。





「パウンドがエリオットの詩の語法について
言うのにはエリオットには修辞法(レトリック)
がないが彼はエリザベス時代の文学を多く読んだ
ためにその影響もある。語法は散文に従っている。
これが新しい詩の語法であった。また、D・H・
ロレンスも同様である。「こわ張った、裸の、岩
のような直接の表現」をすることである。旧式な
月並みな詩語を使用しないことである。」は、
「アルス・ポエティカ」から。

詩を書いているが実のところ余り進まない。
“赤い絨毯の谷間に吹く風は、
歌い止まぬ小鳥にも似てとてもエレガンスで、
・・・“
のような詩を書いています・・・。






「萩原朔太郎詩集」
(三好達治氏選;岩波文庫)
の中、
「蝶を夢む」が非常に好きになり、
殊に、
“しずかにわたしは夢の記憶をたどろうとする
夢はあはれにさびしい秋の夕べの物語“
が気になって、
何度も読んでいたら「源氏物語」を読みたくなって来た。
“いづれのおほん時にか、女御更衣あまた
侍ひ給ひけるなかに、いとやむごとなききはには
あれぬが、すぐれて時めき給ふ、ありけり。・・・“

写真は近景。
RealPlayerでjazz最新2012-2013
を聴きつつ・・・。
セラフィック・ソングのような、
アーリー・ミュージックのような音楽があったけど、
Playerのアルバム案内が変わらなくて、エンドレス
になってしまっていて、鳴り続けてしまう。
演奏者と曲名分らず仕舞いです。
どうも、playerとwordsを並行処理すると
拙いみたいで・・・。

+主のお恵みが皆様に。

2012年11月9日
                      乗倉記す

「西脇順三郎詩論集」の紹介

2012-11-05 14:42:25 | Weblog
「西脇順三郎詩論集」(思潮社)を読み切る。
半分程読んでいたのを途中投げ出していた。
教会広報で閲覧したのを機に再開した。





「オーベルジンの偶像」「詩人の顔色」
「詩論」「詩美の問題」「現代詩の意義」
「私の詩作について」「永遠への仮説」
「考えをかくすもの」「詩情」
「ポイエテス」「脳髄の日記」「あとがき」。






「犬の歩いている街上で人間の会話の一部分
として私の詩論がセメントの上を流れて行く
日を望むことは出来ない」は、「あとがき」
だが、わたしは望みたい。
挨拶のように、西脇順三郎の詩論について
会話が交わされる日が来れば、地球はどんな
に平和だろう、と思う。





「ときにまたそうした詩論は詩論という
よりも詩それ自身である」「詩論はその詩人
の説明であるといってもよい。」も「あとが
き」から。
「脳髄の日記」が面白い。内的告白をこう表
現する。が、その内容や極めて広範にわたる。
「私は自分の作品について一般的な説明をす
るだけにし、」とあるが、「「詩」というもの
を書き出した青年期から今日までの私の文学
的伝記みたいなもの」とあるが、「ローマの
詩人を含む上流社会の集まりで私は突然講演
することになる」迄、西脇氏の人生とその時
々影響を受けた文学者が語られるが、それは、
モダニズムの歴史でもある。





とにかく、一読を。そして、路上での会話を。








「コシファンティッテ」、モーツアルト。
昔、レンタルをダビングしたテープで詳細は不明。
映画は「千年の恋」、源氏物語。
「男の人の愛は、愛撫のこと」。
紫の上の言葉。春夏秋冬にそれぞれ恋人。
「愛とは、アイドル・テレカのこと」
50年、そう生きて来た。
恋は脳髄でするものだろうか?
写真は近景。昨日。
+主のお恵みが皆様に。
2012年11月5日
                     乗倉記す

万葉集に関するアンソロジー

2012-11-02 20:29:33 | Weblog
今手元に4冊の万葉集の本がある。
「万葉秀歌(一~五)」(久松潜一氏;講談社学術文庫)(1)
「萬葉集研究(上・下)」(齋藤茂吉氏編;岩波書店)(2)
「萬葉秀歌(上・下)」(齋藤茂吉氏著;岩波書店)(3)
「万葉集の鑑賞及び其の批評」(島木赤彦氏;講談社学術文庫)(4)
“The Manyoshu”(5)
(The Nippon Gakujutsu Shinkokai Traslation;Columbia Unv.Press)

1・2行ずつ引用、アンソロジーをと・・・。





巻第一乃四
 たまきはる宇智の大野に馬なめて朝ふますらむその草深野
 玉刻春 内乃大野爾 馬数而 朝布須等六 其草深野
 With horses drawn abreast
 On the open waste of Uchi,
 This morning he must be trampling
 That grassy land!





(1)
 “これに比して反歌の方はそういう不自然さはなく、朝み狩りに立たれることをうたって、しかも第四、
五句に余韻をたたえている。
(2)
 “豊かに張って、潤ひがある。一音一音がその為すべき働きを十分に果たし居て、抜き差しがならぬ。
一首の結構が整うて且清新である。“
(3)
 “一首は豊饒にして荘潔、些の渋滞なくその歌調を完うして、日本古語の優秀な特色が隈なくこの一首
に出ているとおもはれるほどである。“
(4)
 “第1句より第5句に読み進んで、その第五句の響きが、更に歌全体に反響すること、あたかも、撞木が撞
座にあたって、響きが鐘全体に及ぶというほどの力を持って、はじめて一首の風姿生動するを得るのである。“





ミケランジェリのショパンを聴きながら。
写真は茅野と諏訪。
28(日)に小津安二郎記念蓼科高原映画祭に行き、翌29(月)に茅野から諏訪に行くアルピコに乗って。
バスの中から撮ったので、いろいろと出鱈目ですけど。




+主のお恵みが皆様に。
2012年11月2日
                                                乗倉記す