夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

コンサート終えて

2021-04-27 09:56:34 | おるごーるコンサート

博多のコンサート

 

ただ
 
おるごーる聴いて
 
心に寄り添うような世界作れたらなあと想ったり。
 
最終的に望むものなど何なのかまだわからないですが
 
おそらくは
 
穏やかな時間かなあと想います。
 
友らとの語らいは永遠ではない。
 
与えられた時間というものは
 
ゼンマイとおんなじで
 
いつかはとまるときがくるでしょう。
 
だからこそいとおしい。
 
離別の苦しみがあるからこそ
 
まみえる時の愛おしさは格別なのです。
 
永遠ならばその価値などなくなるかもしれません。
 
ゼンマイを巻く度に
 
私の人生のゼンマイを想う。
 
鳴り終わるその日まで
 
その瞬間まで
 
音色を奏でていたいです。
 
ささやかな日がまた始まります。
 
その貴重な時を積み重ねていき
 
友やまみえる人たちへの最大の感謝を。
 
おるごーるを愛する私は
 
家族にも
 
こどもたちにも
 
みんなみんなに感謝です。
 
 
 
博多で
 
父の席があったこと。
 
あのあたたかさ。
 
父が満面の笑顔でそこに座っている気がしました。
 
父はきっと
 
私が贅沢な環境にいたり
 
地位や名誉を得ることは別に望んでいないでしょう。
 
 
こうして今があることを感激し
 
私が友らと語らい交わり
 
満面の笑顔でいられることを
 
きっと心の底から喜んでくれていると想います。
 
父はきっと
 
営利とか利便とか
 
付き合い勝手のような付き合いは望んでない。
 
心の底から相手を想えて
 
本当の言葉で
 
本当の笑顔で
 
心の緩む時間をお互いに与えられる友らの存在を
 
大切にしなさいと言ってると想います。
 
人として
 
感謝して、
 
人の想いの汲み取れるような
 
優しい付き合いできるよう
 
いろんな人から学ぶよう
 
いくつになっても
 
凝り固まるなと言うでしょう。
 
理論理屈は大切。
 
原理原則は大切。
 
そこに花の咲くようなプラスアルファの、種を蒔くのが私の仕事。
 
木は生き物。
 
木は歌う。
 
その理屈を越えて個性をだしたりもする。
 
手を取り励ましながら共に歌う木もいるのだ。
 
構造や機構について質問されればもちろんそれは大切だから答えます。
 
しかしながら一番大切なことはそこではない気がします。
 
想いは波。
 
光も音も波。
 
人の感情も波のようなものととらえています。
 
コンサートでも、
 
自分の伝えたい音色と
 
聴く方々の想いとのハーモニーは
 
会場を、見えないけれども確かにそこに存在する森にする。
 
心が歌う世界にする。
 
「私は音楽に疎くて」
 
「よくわからなくて」
 
「クラシック大好きで」
 
そんないろんな人が集う森。
 
特別なこだわりなんか要らない。
 
自然体がいい。
 
皆さんの目がうるみ
 
涙を流してくださる方々のおられることを目の前にして
 
私も目がうるみました。
 
つたない
 
稚拙なものです。
 
それでも想いを込める。
 
 
今回は
 
たくさんのおるごーるたちを持ち込む事ができたことは
 
本当に本当に素晴らしい奇跡みたいなことでした。
 
社長が、動いてくれなかったら
 
できないことです。
 
みのりさんも感激してくださってました。
 
 
 
来てくださる皆さんに感謝し
 
繋がりを、大切にした、コンサートにしようと想いました。
 
お陰でまたいろんな展開や繋がりが、生まれそうです。
 
いろんな皆さんに心より感謝申し上げます。
 
またコツコツ作り出します。
 
 
 
想いをかたちにするために
 
 
 
この基本は一生涯変わりません。



 
 
 
 

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