いろんなわからない事を
断片から察する人がいた
人は1人で想いを増しながらも
想いを疑う時もある
疑う自分の事を嫌悪しながら悩む人の姿は
何となく愛おしい
善に取ればそれは安泰と安らぎを得
勘繰れば暗闇の中彷徨う事になる
相手の虚栄心からの事か
利己的なる所以か
愛のなせる技か
しかしそんなことは
本当のところはどうでもいいことのような気がする
あくまでも自分ではないからなのだ
人の心を慮る事は
優しさゆえの所業ではあるが
自己解決の役には立たぬ苦労の種にしかならぬものかもしれない
優しい人は想い悩む
本物の想いに悩む
きっとその人は
海の波のそばの砂や
満点の星の数ほど
優しさの種を得ているに違いない
音楽だけが
彼女の心を慰める
そんな時もあるのだと想う

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