時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

ギター・ギター・ギター  ギター三昧♪

2013年09月15日 02時07分49秒 | 音楽

連休ですね。
私もカレンダー通りではないけど、休日が続きます。この連休を利用して、芸術の秋らしくギター三昧します♪

●ダニエル・コフリン(エレクトリック・アコースティックギター/フィンガーピッキング奏法)

13日はアコギでフィンガーピッカーの「ダニエルさんのヘブンライブ(ストリートライブ)」に行ってきました。
場所は有楽町の国際フォーラム中庭。
1時間半、残暑厳しい中でしたが、久しぶりのダニエルさんのギターにあっという間に時間はすぎました。
相変わらず、透明感のある音色でありながら、迫力のある演奏に魅了されました。

私には、曲順によって退屈に聴こえることもあるバッハの「主よ人の望みの喜びを」ですが、今回は不思議なくらい心に響きました。・・・ヘルシンキのテンペリアウキオ教会※に入った時の感動を思い出しました。

ジプリの曲やロック、クラシックまで幅広く演奏するダニエルさんですが、能の宝生流の宗家と交流があり、舞台に和風のオリジナル曲も提供しています。
今回も「葵上」の上演に提供した新曲「Genji」が演奏されました。切ない女性の気持ちが表現されています。ハーモニックスが綺麗!これから弾き込んでいくと、もっともっと良くなる感じです。







※テンペリアウキオ教会:岩盤をくりぬいて作られた教会。天井は金属製のドームでモダン建築。
 洞窟に入り込んだような空間で、自然に自分の心に向き合うようになってくる感じでした。
 たくさんの教会を見てきましたが、一番神聖な気持ちになった空間です。


●木村純(ボサノバギター)

14日は吉祥寺で「吉祥寺ブラジル化計画」と言うイベントがあり、いくつかのブラジル関係のお店でブラジル音楽のライブが一斉にありました。
そのイベントの一環で「ストリングス」というライブハウスにおいて、ギターリストの木村純さんと歌手のわだなおみさんのボサノバライブがありました。

木村純さんは日本のボサノバの代表的なギターリストの一人。
あの有名な「チョッコレイト、チョッコレイト、チョコレイトは明治♪」というCMソングは純さんが編曲してギターを弾いています。
ストレスフリーな木村純さんのギターを聴いていると、心がブラジルの海辺に飛んでいきます。

かなり、マニアックな曲が多くて、はじめて聴く曲が多かった。
わださんが曲を解説してくださった後で歌ったのだけど「広い心で別れた恋人にも感謝する」的な曲の後に、「嫌いになった男の食器を全部割って、男の荷物をまとめてドアの外に置く」っていう歌詞の曲がきて、「なんでこんな曲順にしちゃったのかな?」なんて言ってみんなにうけてました。楽しかった。
「別れと出会いの歌」(ごめんなさい。ポルトガル語の題名が聞き取れませんでした。)が心に沁みました。

木村さんは、元、商社や外車のディラーに勤めていた方なので、いつも細かい気配りで、私にも気さくに話しかけてくださいます。
今度は、木村さんが他のギターリストと組んで演奏するブラジリアンジャズが聴きたくなりました。




●大萩康司(クラッシックギター)

16日に渋谷のタワーレコードで、新譜「NOCTUNAL」の販売を記念してインストアライブが行われるので、行く予定です。

大萩さんは日本のクラシックギターリスト界の中堅です。村治佳織さんの次くらいに人気があるんじゃないかな?
普段は大きな会場のコンサートでの演奏がほとんどなので、狭い店舗内で身近に演奏が聴けるのは、とっても貴重です。
今から楽しみ♪


9月2日に多摩市民館で行われた「MUZA 午後のひとときコンサート」で入手した「NOCTUNAL」です。


※9/16追記:残念!台風の影響でライブはキャンセルになりました。