酒の席で最近の日光の話、中禅寺湖周辺の旅館などに対し中国資本が手を伸ばそうとしてるとかしてないとか、また、リッツ・カールトンだけでなくアメリカ資本の高級ホテルの進出も計画されているとか。環境省の国立公園満喫プロジェクトで中禅寺湖畔にグランピング施設ができるとか、などなど、中禅寺湖畔の話題で盛り上がった。



八甲田山に登山に出かけた折、登山口の酸ヶ湯温泉で食べた蕎麦が忘れられない。早朝、酸ヶ湯温泉の向かいにある駐車場に停めた車を出発し八甲田山を登頂、下山後汗を流すために酸ヶ湯温泉に寄った。ここには有名な千人風呂(混浴)があり、久々に入浴してみたいと思っていた。入湯料を払い男女別の入り口から湯船へ?プールと見紛う程大きな湯船が広がっている。近眼のジジイはメガネを外しているため、湯船の全体像はあまり分からないが結構広く、一応脱衣所側に壁はあるが混浴なので湯船は男女共有と平等な配置になっている。乳白色の湯に浸かり登山の疲れを癒した後、売店横にあるお蕎麦屋に寄った。お腹が減っていたため遅い昼食に暖かい山菜蕎麦を頼んだ。濃いめのツユに細めの田舎風のそば、細い筍と山菜がのった何でもない山菜そばだったが登山と温泉に入って腹ペコの体に染み渡る様な蕎麦だった。酸ヶ湯温泉、千人風呂が有名だが玉の湯という男女別の温泉もある。
山登りと温泉好きなジジイですが今回は日本一の打たせ湯を紹介したい。日本一の打たせ湯と僕が勝手に書いているわけではないのでご承知おきを。九重連山の麓に点在している温泉の一つ。九重連山は日本百名山の一つ、中岳、久住山などが点在し周辺には温泉が豊富だ。場所は大分県玖珠郡九重町湯坪 筋湯温泉。この筋湯温泉の何が日本一かというと共同浴場”打たせ湯”の打たせ湯の数がどうも日本一らしい。3mの高さから18本のパイプで温泉が落ちてくるのだが僕が行ったときは1人しか入っていないため他の17本からは無駄に温泉が流れていた。見方によれば18本が本当に必要なのか?と思いつつ18本順番に打たれて湯から上がったが流石に湯あたり?したみたいだった。ただ、この共同浴場は打たせ湯と名乗るだけに打たせ湯しか無く、のんびりと湯に浸かることはできない。ただひたすら打たれるのみ!入湯料は僕が行ったときには三百円だったがホームページを確認してみると四百円になっていた。外の入り口脇の券売機からコインを購入して入場する。
↓ 優雅な山容を見せる九重連山
↓久住山山頂からの眺め
↓専用の駐車場が前にある
スキーを長年滑っている。若かりし頃よりジジイに至る今日まで毎年の様にスキー場に通っていた。ただ、腰痛に悩まされる今日この頃、以前の様に頻繁には行けず年1、2回程度になってしまった。関東でスキー場に手軽に行ける場所といえば苗場・越後湯沢周辺がある。車でも電車でも日帰りスキーが楽しめる。越後湯沢には新幹線で直接行けるスキー場、GALAスキー場がある。スキーの道具を持たなくてもレンタルで即滑れるのでたまに気が向くと滑りに行っている。越後湯沢といえば温泉だがGALAにも日帰り温泉がある。入ったことがないので紹介できないが、GALAの近くに越後湯沢でよく立ち寄る温泉があるので紹介したい。越後湯沢には外湯と呼ばれる共同浴場が何箇所かあるがそのうちの1箇所だ。山の湯という共同浴場でGALAの近くにある。ここの特徴は源泉掛け流しの温泉がこれでもかというほど湯船に流れていること。湯は無色の硫黄単純泉で肌によく馴染む。湯船は小さいが湯が絶え間なく流れているので湯船の周りに溢れている。待合には畳敷のこあがりがあるので湯に浸かったあと冷たいものでも飲みながら足を伸ばしてくつろげるのは良い。注意点は冬場に車で向かう場合は山の湯前が急坂のためスリップしない様に慎重に運転のこと。冬場に徒歩で向かう場合は凍結防止の融雪装置に注意。
↓下の道路からは急坂を登す。冬場は少し怖い
↓駐車場は狭いので注意
北海道によく車で旅をする機会があった。我が家から車旅で北海道に向かう場合、以前は大洗港からのフェリーで苫小牧へ向かっていた。しかし、愛犬2頭を連れての車旅ではフェリーでの1日が犬にとってストレスになることがわかり、最近は青森まで下道を走り青森から津軽海峡フェリーで函館に渡ることが定番となった。北海道の旅はいつも函館から始まる。車で旅をしていて一番気になるのが土地土地の温泉だ。函館には温泉が色々あり温泉好きとしては居心地がとても良い。その中でも谷地頭温泉は是非足を運んでいただきたい温泉なので紹介したいと思う。飛行機や新幹線だとあまり出かけない場所だと思うが、場所的には函館山の東の麓に位置し、市電の終点、谷地頭電停から歩いてすぐの場所にある。朝6時から営業しておりフェリーで朝早く到着し朝風呂に浸かるのが楽しみになった。浴槽は広く温泉は茶色の鉄分を含む泉質、露天風呂もある。
函館山山頂から見た東側、谷地頭あたり
食堂も営業している。入湯料は五百円未満でした
朝6時から営業しており朝風呂に入る方々も多い
諏訪湖の湖岸にある石造りの建物、大きな木に囲まれ公園の一角にある図書館と言われても信じてしまう。この建物は何と日帰り温泉だ。内部は石造りの千人風呂や古風な休憩スペースなど一見の価値がある、違う、1度入浴する価値がある温泉だ。国指定の重要文化財で建物は昭和初期のもの。入浴できる重文なんてそんなには存在しません。と思いながらふと、道後温泉、もしかして、重要文化財でした。泉質は無色透明、浴槽は広く若干深めです。片倉財閥が社員福祉のために建設したとか、大正、昭和初期のロマンを感じます。