関東地方の雪は空振りに終わったみたいだ。乾燥した関東にとっては恵みの雨か。それにしても野菜の高値が続いている。加えて米の価格も高値が続き新米が出回る頃には安くなるだろうと備蓄米放出を渋っていた農水省も焦り始めている。インバウンドの延べ3千万人以上が美味しい日本米を食していることを考えると庶民の口に美味しい米が回らなくなる日も近いのでは。
話は変わるが水彩画を6年ほど習っているが上達しない。絵のセンスがないのだが絵を描くのは好きなのでダラダラと教室通いは続いている。
最近、胡蝶蘭を描く機会があった。モチーフに胡蝶蘭を持参してくれた会員がおり、久しぶりに胡蝶蘭の花を鑑賞した。会社勤めの時には役員人事など祝い事があると廊下一杯に胡蝶蘭が並び、花が何口だから、ん万円は下らないなと同僚たちと鉢数を数えたりしていた。底辺の会社員からすればよくこれだけ咲きそろった鉢があるものだと感心したものだ。
沖縄に行った時は那覇空港で胡蝶蘭が出迎えてくれた。羽田の寒気から沖縄の少し湿り気のある暖気に触れ、胡蝶蘭の出迎えを受けると南国気分が一気に高まる。東京で飾られるより南国で出迎えてくれた胡蝶蘭の方がどれほど心を和ませてくれるか。
それにしてもこの花びらの優雅な曲線を描き出す才能は自分には無いなと思った次第。