写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

胡蝶蘭

2025年02月02日 | 水彩画
 関東地方の雪は空振りに終わったみたいだ。乾燥した関東にとっては恵みの雨か。それにしても野菜の高値が続いている。加えて米の価格も高値が続き新米が出回る頃には安くなるだろうと備蓄米放出を渋っていた農水省も焦り始めている。インバウンドの延べ3千万人以上が美味しい日本米を食していることを考えると庶民の口に美味しい米が回らなくなる日も近いのでは。
 話は変わるが水彩画を6年ほど習っているが上達しない。絵のセンスがないのだが絵を描くのは好きなのでダラダラと教室通いは続いている。
 最近、胡蝶蘭を描く機会があった。モチーフに胡蝶蘭を持参してくれた会員がおり、久しぶりに胡蝶蘭の花を鑑賞した。会社勤めの時には役員人事など祝い事があると廊下一杯に胡蝶蘭が並び、花が何口だから、ん万円は下らないなと同僚たちと鉢数を数えたりしていた。底辺の会社員からすればよくこれだけ咲きそろった鉢があるものだと感心したものだ。


 沖縄に行った時は那覇空港で胡蝶蘭が出迎えてくれた。羽田の寒気から沖縄の少し湿り気のある暖気に触れ、胡蝶蘭の出迎えを受けると南国気分が一気に高まる。東京で飾られるより南国で出迎えてくれた胡蝶蘭の方がどれほど心を和ませてくれるか。
 それにしてもこの花びらの優雅な曲線を描き出す才能は自分には無いなと思った次第。

今日は本門寺

2024年10月10日 | 水彩画
 今日はお絵描きのため池上本門寺で半日過ごした。明日からお会式があるため境内は準備で大忙し。日蓮宗総本山の本門寺で行われるお会式とは法会の儀式の略語で、各宗派でも大きな法要行事を指す言葉として用いられるが、日蓮宗では通例として宗祖日蓮聖人の忌日に営まれる報恩法会を指す。日蓮聖人御入滅の地である池上本門寺の御会式は、例年10 月11 日より日蓮聖人の命日である13 日にかけて行われている。とのことでどうも大勢の参拝者が集まるらしい。



 本門寺は始めて訪れたのだが大田区の高台にあり境内から多摩川方面を一望で、晴れると富士山も綺麗に見えるとのこと。駅から歩いて本門寺の参道を進むと、総門をくぐり見上げるほどの階段を登る。これが運動不足の体に応える。登り終わると仁王門の向こうに本堂の佇まいが目に飛び込んでくる。今日は五重の塔をメインにスケッチして作品に仕上げろとの指示なので右手奥の五重の塔へと向かう。お仲間が集合して作業を始めているので、適当な場所を探し、のんびりと荷物を広げた。あとで仲間に聞いたところによると階段を登らなくても下からエレベーターで上がれるとのこと。先に教えてくれよ!
 境内は緑が多く散歩をしている方も大勢いる。平日の昼下がりで見かける方々は若干お年を召した同年輩の人、先生に先導された幼稚園児、ベビーカーを押したお母さんと平和なひとときだ。
 明日は大勢の参拝客で賑わうらしい。周辺の皆さんは楽しみにしているだろうが他所者は行事の準備に忙しく動き回るトラックが邪魔で五重の塔が上手く描けないとぶつぶつ言い訳をしている。




 

水彩画も楽しい

2024年04月08日 | 水彩画

桜が咲きだすと昭和のジジイも重い腰を上げて動きだす。毎年、桜の咲く頃に水彩画サークルのグループ展を開催しているため作品を仕上げたり会場の準備をしたりと大忙しになる。水彩画を始めたのは6年ぐらい前で、絵画展の会場で観た水彩画の作品が気に入り鑑賞していたところ偶然、作者の先生から声を掛けられたのがきっかけだった。絵心も経験もないジジイが先生の主催するサークルに入会すると昭和の美女集団が出迎えてくれた。令和とは言わないがせめて平成の美女集団なら良かったのにと密かに思わない事もないが、昭和は昭和で味があり、サークルでは最年少の男子が入会したため皆さんに大事にされている。絵に関してはいまだに上達できず画用紙の枚数だけが増えていく。サークルは年配の女性の中でジジイ一人のためハーレム状態だが、集まると話題が途切れる事なく続き、ジジイの頭の上を会話が行き交い、この時ばかりは耳が遠くて良かったと思う次第だ。今年も無事、水彩画展が終了し打ち上げとなったが世話好きの昭和の美女たちは自慢の手料理を持参して、誰それさんの煮物が美味しい、私の筍ご飯を食べてみろ、赤飯を炊いたからおにぎりにしてきた、など、など、お腹いっぱいの打ち上げとなった。