写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

新幹線より安くて早い

2025年02月09日 | 旅行
 こう毎日寒いと外出が億劫になる。早くこの寒波が抜けて春の陽気になると良いのだが。我が家の暖房費も1月、2月と値上げの影響もあり大幅な出費増になりつつある。

 旅の計画を立てるのが好きで寒い冬の間は計画だけ立てて楽しんでいる。最近は地の利を生かし、格安航空会社(LCC)を利用しての旅を楽しんでいる。
 我が家は茨城県だが成田空港に近い。道が混んでいなければ一般道でも40分も走れば空港近くまで行ける。圏央道に乗れば30分で空港に。そして成田空港周辺には多くの有料駐車場があり1日1000円程度で車を預かってくれる。関西近辺や九州などへの旅行を計画する場合、成田空港に発着するLCC航空を利用すると早く安く旅行を楽しむことができる。九州各地へは1万4千円程度、大阪でも関空なら1万円程度だ。鉄道を利用すれば東京駅まで1時間、羽田まで2時間かかる。大阪までの新幹線を利用しての交通費は1万5千円近くなるし片道5時間近くかかる。

 LCCを利用して安い交通費で旅を計画するのも楽しいものだ。毎日が日曜日だから人様の動く期間を避けて土日、祭日以外の日程が組めるのが強み。日本百名山を登りに行く時も九州や北海道へ格安航空券で飛び、軽自動車のレンタカーで登山口で車中泊、登頂後は温泉に1泊して帰宅したものだ。
 最近は趣味の写真撮影のためピンクの飛行機とオレンジの飛行機にはいつもお世話になっている。



高級バナナが目の前に

2025年01月17日 | 旅行
 道の駅で見つけたのがバナナだ。無造作に置かれたずんぐりムックリのバナナ。名前をアイスクリームバナナ。知る人ぞ知るバナナで、熟したバナナはアイスクリームのようにとろける美味しさとのことだ。黄色くなったら食べ頃ではなく、熟して黒いシュガースポットが広がった状態でいただく。甘さの中に若干酸味があり独特の美味しさが広がる。沖縄の道の駅で無造作に売られていたが、通販でも売り切れが多くなかなか手に入らない。

  青い状態のアップルバナナ

 そしてお隣がアップルバナナ。皮が薄くて実はもっちり。名前のように皮を向いた瞬間ほのかにりんごの香りがするバナナ。アイスクリームバナナと同じようにずんぐりムックリのバナナ。少し青みが残る頃、食すとリンゴの風味を感じられる。
 道の駅の野菜売り場で普通に売られていたバナナ。どちらもずんぐりしていて見た目はモンキーバナナのデブ版みたいだが見た目ではなく食べてみると新しいバナナを発見できる。沖縄の道の駅、恐るべし。

沖縄でぶらぶら散歩

2025年01月14日 | 旅行
 沖縄の夜の散歩といえば国際通りだろう。沖縄観光でもメインで紹介されている。南国沖縄らしい雰囲気の道の両側に店が続き、お土産を探して店を渡り歩くのも楽しい。街中を歩いているとよく聞こえてくるのが韓国語の会話だ。結構、韓国の方々も訪れているのだろう。台湾の方々も結構目についた。どちらの国もすぐ隣にあるので東京に出るよりは訪れやすいのだろう。乗り入れ航空会社を見ても韓国と台湾、香港の飛行機の乗り入れが多い。
 沖縄でも来日客が目指すのはドン・キホーテかもしれない。国際通りのメインストリートにもお決まりのサインが大きく目立っていた。


 いくら南国といえども夜になると若干、風も冷たくなるので少し厚手の上着が欲しくなる。
 冬なので夜の国際通りは人通りは少なめだと思うが結構賑わっていた。椰子の木の街路樹や派手なお土産ショップが並んで、ザ・沖縄の気分を味合わせてくれる。その中でも南国スイーツの店がたくさんあるのが目についた。特にマンゴーを使ったものが多い。ジジイには沖縄料理で泡盛だ。店を探して彷徨いてみる。




沖縄でうろつく

2025年01月11日 | 旅行
 沖縄の住宅はコンクリート作りの家がほとんど。台風が多い沖縄では木造家屋は台風に弱く海風に年中晒され高温多湿の環境ではシロアリやサビの問題が多いとのこと。住居の8割はコンクリの住宅とのことだった。
 空港からレンタカー会社のある場所までバスで移動して車を借りた。
 那覇市内は車の渋滞が多く、公共交通機関がバスかモノレールしかない島内の足は車中心だとわかる。平らな屋根が並ぶ街並みは那覇市内からなだらかな山の中腹辺りまで続く。街中では1月だというのに車のエアコンをかけないと暑いくらいでさすが南国沖縄だ!とレンタカーのハンドルを握って高速道路へ向かった。

 島の中心部手前、恩納村の万座ビーチで海岸を見るために高速道路を走ると想像以上にアップダウンがある。道の両側にはブーゲンビリアが咲き、熱帯の植物みたいな木々が続く。那覇から遠ざかると車の通行も少なくなり快適に目的地についた。

 万座毛で象の鼻に似た有名な断崖を写真に納めたが逆光のため青い海と断崖を上手く収められない。午前中ならなんとかなりそうだ。万座毛は入場料100円なり。それにしても沖縄の海はどこでも写真映えする。


沖縄でまったり、のびのび

2025年01月11日 | 旅行
 毎日、起きるたびに寒さに震えている。このところの北関東、寒波の影響で朝方はマイナスの気温が続いている。日本海側は大雪で警報級になるらしい。そんな寒さから逃げ出した訳ではなく昨年からの予定で沖縄に出かけた。写真撮影を趣味にしているのだが、友人の話で冬の沖縄のビーチは海が澄んで綺麗だと聞き及び、昨年から計画してこの寒さの中、のこのこ出かけてきた。
 早朝、凍える寒さの中、電車を乗り継ぎ羽田空港へ向かう。常磐線が品川発着になり羽田空港へ出かけるのも大分楽になった。品川着の常磐線を降り京浜急行で羽田空港に。JRの計画では数年後には田町あたりから直接羽田空港に向かう新線が開通するので常磐線直通羽田行きも夢では無くなるようだ。

 羽田空港の出発ロビーに着くと若干の遅延はあったものの無事沖縄行きの飛行機に搭乗できた。寒気の吹き出しが強いため若干機体は揺れたが予定時刻を20分ほど遅れて沖縄の那覇空港に到着。気温19度、真冬の服装では汗だくになる。トイレを借りて冬から春の服装に着替えた。暖かい。空港から出ると暖かい南国の風に体の芯からまったりする。

 零下の世界から温暖の初夏の世界に一気に移動した。空港にも蘭の花が飾ってあったが街中ではブーゲンビリアやハイビスカスが咲き、暑くもなく寒くもない初夏の雰囲気だ。関東では草木が枯れ一面が茶色の冬景色だったが沖縄は緑の風景が広がっている。縮こまっていた背筋が一気にシャキッとした?気分だ。

バスで移動している時に那覇港に停泊している豪華客船の目の前を通過。沖縄らしい海の色と港の風景、南国に来た気分だ。



東京国立博物館の遮光器土偶

2024年08月28日 | 旅行
 上野の東京国立博物館で9月1日まで遮光器土偶を展示中らしい。一度、本物を旅先の青森で見ていたので写真を探してみた。縄文時代の土偶の神秘的なフォルムは歴史に興味がなくてもロマンを掻き立てる。縄文時代の土偶は現在、5点ほど国宝に指定されているが、教科書にも掲載された事があり一般人に一番知られている遮光器土偶はなんと国宝ではなく重文なんですね。個人的には土偶が完全な姿ではなく欠けているからかなと勘繰ってしまうが実は遮光器土偶の出土記録が曖昧なためらしい。青森県つがる市木造亀ヶ岡からの出土となっているが発掘調査で出土したのではなく地元の方の所蔵品として歴史の表舞台に登場したとのこと。出土は明治19年と伝えられている。学術的にはやはり発掘調査などの記録が無い分国宝には指定できないのだろう。現在は東京国立博物館が所蔵している。

 青森県の三内丸山遺跡にて開催していた青森の土偶展にて本物の遮光器土偶を見る事ができた。国立博物館の所蔵となっているがなかなかお目にかかれないのだが故郷に里帰り中の本物が展示されていたので時間をかけて見る事ができた。遮光器土偶、土偶としては大きめでボリュームがあり後ろ姿も含めて存在感があった。見れば見るほど神秘的なフォルムは地球外生物か進化した縄文文化の象徴か興味をそそる。世界遺産に登録された北海道・北東北の縄文遺跡群は火焔土器、国宝級の土偶、遺跡などを尋ねる旅もまた楽しい。

遮光器土偶・重要文化財

青森県で発掘された土偶の数々






美瑛・青い池にも負けぬ青い沼

2024年08月04日 | 旅行
 暑い日が続いている。連日の暑さで我が家の草木、さすがにぐったりしてきて慌てて日が落ちてから水撒きに精を出している。
 先日のニュースで北海道の青い池を外国人が泳いで問題になっていた。全国ニュースで流れるほど有名になった北海道・美瑛の青い池だが、以前ブログにも書いたが、大雨で川が堰き止められて出来た池が綺麗な青い色に染まっているのを写真家が作品にして一躍表舞台に立ったそうだ。その後、パソコンソフトの壁紙にもなり世界中で注目され、今やターコイズブルーに染まった池には観光バスもやって来るほどになった。そんな青い池、福島県にもあるのをご存知か。こちらの青い池の方が本家だと思うのだが。何たって国立公園に指定されているほどの景観を誇る景勝地、磐梯朝日国立公園内にある。裏磐梯といえば想像が付くと思うが、そう、五色沼のことだ。瑠璃沼、青沼など沼ごとに微妙に色が変わる。天候の具合や光の加減でも変化する沼が魅力だ。雄大な磐梯山をバックにした景観を含めてこちらの方が本家青い池だとアピールしてもらいたい。北海道の青い池は一部を切り出せば絵になるが池全体を見渡せば少しガッカリする景色だ。そんな本家福島の青い池ならぬ青い沼、今後の巻き返しを期待したい。
 話が青い沼、青い池に負けるな。の話になってしまったが、秋に向けて紅葉の写真撮影の場所を検討中に、裏磐梯の紅葉もいいなと思い出し話が外れてしまった。今年の秋のお出かけ候補に裏磐梯も入れておこう。



 

秋もお勧め奥日光

2024年07月30日 | 旅行
 今日も暑い日が続いている。ぼちぼち秋の紅葉撮影の日程を検討しようかなと考えている今日この頃だ。
 奥日光の話を何回か書き込んできたがお勧めは秋の紅葉シーズン。いつ行けば良いかは年によりズレるが1300mの標高があるので10月中には紅葉の最盛期となる。紅葉シーズンの奥日光は、中禅寺湖に入る道がいろは坂を上る以外には金精峠を越えてくる道しかないためシーズンにはいろは坂が車で渋滞し何時間もかけて上ることになる。平日はそれほどでもないが土、日に日帰りで紅葉を楽しむなら、お勧めはしないが早朝に中禅寺湖まで登り昼過ぎまでには日光に下る日程を組むと渋滞を避けられる。
 奥日光を楽しむなら日帰りではなく中禅寺湖周辺か湯元に宿泊し、のんびり紅葉を堪能することをお勧めする。湯元や中禅寺湖畔には温泉もあり紅葉を眺めながら温泉につかる事ができる。観光船に乗船して中禅寺湖を周回するのもお勧めだ。のんびりと船上から紅葉を眺める事ができ、徒歩や車では味わえない湖上からの紅葉を楽しめる。
 半月峠から半月山展望台に登る30分のコースも見所だ。登り30分は結構きついが展望台から中禅寺湖の湖面に浮かぶ八丁出島を見れば疲れも吹っ飛ぶ。男体山が中禅寺湖を取り囲み、湖面が青空を反射し、ブルーの中に浮かび上がる八丁出島の紅葉は筆舌に尽くし難い。

中禅寺湖の奥にある千手が浜での1枚。
赤倉駐車場より低公害バス乗車で30分、千手が浜下車
朝霧に煙る観光船の船着場

西ノ湖での2枚。西ノ湖の湖面と紅葉 
千手が浜行き低公害バス西ノ湖入り口下車、徒歩20分





小田代のカラマツと白樺の木・貴婦人
小田代へは赤沼駐車場から千手が浜行き低公害バスに乗車、小田代で下車

中禅寺湖の八丁出島
半月峠から徒歩30分登り、半月山頂展望台から


NIKKAと道の駅「余市」

2024年05月25日 | 旅行
 酒の話題が続くが北海道旅行で訪ねた道の駅「余市」のそばにNIKKAの余市蒸留所がある。JR北海道の余市駅から程近い場所にあり、蒸留所内に足を踏み入れると昔ながらの醸造設備と蔵が建ち並んでいる。NIKKAウイスキーのシングルモルト余市の故郷であり、あのマッサンとリタの物語が生まれた場所だ。最近では余市駅が北海道新幹線の開通時には長万部ー小樽間の在来線が廃止されバスの代替輸送になるかもしれない路線だ。蒸留所内には見学コースと試飲スペースが設けられており日本のウイスキーの父、竹鶴政孝が作り上げた醸造所内を見学し、NIKKAウイスキーを堪能することができる。試飲スペースで無料の試飲をする場合は車の運転はしないとか20歳以上であるなど簡単な誓約書の記載が必要。ジジイの場合は運転を奥さんに任せて試飲を堪能させていただいた。おすすめは試飲スペースではなく見学コース内にあるバーでの試飲。1杯500円で当日のおすすめウイスキーをシングルで頂くことができた。訪ねた日には2000年の余市と12年物の余市の試飲ができ、その他にもシェリー酒の樽で寝かせたシングルモルトなど何種類か試飲できた。試飲コーナーに向かう前にシングル3杯堪能した次第。無料の試飲はNIKKAウイスキー2種類とアップルジュースの3点セットプラスおつまみだ。ジュースを奥さんに渡しウイスキー2杯をいただいた。ここで4杯追加。千鳥足で蒸溜所を出た。
 道の駅は醸造所に隣接しており、道の駅に寄ったついでに醸造所見学もできる。道の駅には余市宇宙記念館が併設されており宇宙に関する展示物やプラネタリウムなどの設備がある。なんでこんな場所に宇宙関連の施設がと思うが、日本人宇宙飛行士、毛利さんの故郷が余市だと聞くと納得。ただ、この道の駅、国道から若干外れているのとトイレなどの設備が古く利用しにくい環境。隣接して消防署もあり騒がしい。噂によると別の場所に移設する計画があるとのことだ。
なお、余市蒸留所見学は予約が必要です。最新の見学内容、試飲等に関してはニッカウイスキーのホームページで確認してください。






2000年物余市シングルモルト

蒸留所

12年物の余市シングルモルト

お味見の3点とおつまみ

道の駅に併設の余市宇宙記念館



はまなすの咲く頃

2024年03月17日 | 旅行

北海道の広い道を知床方面に走っているとき、昭和うまれのジジイがつい口元からあの歌を、そう、知床旅情の一節が口をついて思わず出てしまう。森繁久彌や加藤登紀子が歌ってヒットしていた頃、中古の軽自動車についた8トラックのカーステレオから森繁久彌の歌う知床旅情を聞きながら「知床の岬にハマナスが咲く頃〜」、歌いながらハマナスって、どんなナスだ、ナスの花は紫だったな、などと浜に咲くナスの花を想像していた。北海道の夏に車で旅をするようになって初めて海岸に咲くハマナスを見てやっと知床旅情の情景が目の前に広がったものだ。知床旅情の情景をイメージして撮ったのがこの夕陽の写真。でも待てよ、知床旅情の場所は羅臼、歌詞の中にも出てくる。羅臼から海に沈む夕陽は見ることができるのか?実はこの写真は北海道の日本海側で撮影した夕陽の写真でした。ピンクの可憐な花は北海道の夏の海岸を少しだけ華やかにしてくれる。

 


五所川原、立臥武多の館

2024年02月01日 | 旅行

この写真を見て五所川原だ!と分かる方は立臥武多をご覧になったことがある方だ。この巨大な建物の前面の大扉が開閉して中に展示している臥武多が出動する。毎年、東北の夏祭りの季節の一大イベント臥武多祭りだが青森市は横に長い臥武多が練り歩くが五所川原の臥武多は巨大な高さを誇る立臥武多が町内を練り歩く。その大事な臥武多はここ臥武多の館で展示、保存されている。もう一枚の写真をご覧いただけば立臥武多の大きさとその臥武多を保管、展示している館の大きさが分かると思う。それにしてもこの巨大な立臥武多が何台も町内を回る姿は勇壮で見応えがある。


たなぼた庵で信州そば

2023年12月28日 | 旅行

車で旅をしていて一番の楽しみは美味しいものを頂くことだ。昭和生まれ、昭和育ちのジジイは蕎麦と聞くと落ち着かない。昼飯は何にするかという話が出れば蕎麦のうまいところは無いか探してみるか!、などとネットで探り始める。今回、紹介するお店も大分前にスキー帰りで見つけた隠れた蕎麦の名店、だと思う。店名が店名なので近寄りがたい。棚ぼたなんて蕎麦屋うまいわけがないだろう、バツバツ、と仲間にケチをつけられながらも立ち寄ったところ、そばは細切りでコシがあり量があり美味い。天ぷらのもりをいただいたが大満足だった。それ以降、長野に来たらお世話になっている。
お店の場所は長野県川中島、国道19号の川中島から少し引っ込んだところ。

一時、店を閉めてたようだが地元のブログに掲載していたので大丈夫そう。

最初に尋ねたときの佇まい