写真大好き I love photography

日本の自然を写真に込めて発信
Disseminating Japan's nature through photos

 国立新美術館で準備

2024年11月19日 | 散歩
 朝9時半に国立新美術館の搬入口から館内に。毎年のことだが無事開催できる事を感謝。私が所属するような弱小美術団体は高齢化により活動が縮小していく速度が速い。団塊の世代が引き波のようにサーといなくなりつつある。色々手を打ってはいるが現状を維持することが精一杯。徐々にではあるが若者や子育てを終えたママたちが参加してくれるようになったのが救いか。


 一日中、地階の作業場で搬入作品の確認やナンバリング作業を行い審査の準備や作品撮影の打ち合わせなどをこなしているとこの場所が都会の真っ只中にあることも忘れてしまう。そんな事を考えながら美術館の周りを散策した。





 六本木から程近い場所にあるため木々の合間からは六本木ヒルズやミッドタウンが垣間見える。館内を見て回ると、「日展」開催中のためか沢山の方々が来場していた。訪日客も多く、日本の美術に関心を持ち異国の香りを楽しんでいるように見受けられた。一時期は中国の方々が館内を占拠しているのではないかと思うほど中国語が飛び交っていたがコロナ後はヨーロッパやオーストラリア、米国などの方が多いみたいだ。

秋晴れの一日とブタクサ

2024年11月04日 | 散歩
 11月に入り朝の冷え込みで気温も10度前後とやっと晩秋らしくなってきた。この冷え込みで近所の街路樹も色づき始めて身近でも紅葉を目にすることができる。天気が良いのでのんびり散歩でもと少し遠いが牛久シャトーまで歩いてみた。風が冷たく心地よいのだが日差しが強く眩しい。

 我が家の山茶花は現在、八重の薄ピンクが咲いている。冷え込みが強くなると一重の赤が咲き始めるが赤はまだ咲いていない。

 秋が深まり始めて気になり出したのが鼻水と咳だ。風邪も引いてないのに突然咳き込んだりする。症状が続いたのでかかりつけの耳鼻科を受診したところ、秋の花粉症の症状が出ているとのことだった。
 秋の花粉症の代表的なものはブタクサだ。そういえば以前受けたアレルギーの検査結果でブタクサの数値が高かった。調べるとブタクサのアレルギによる症状は気管支喘息ににた長く続くせき。ブタクサの花粉はスギ花粉などに比べ粒子が小さいので気管支まで入りこみアレルギーを引き起こすとのこと。もう一つの原因はダニ、夏場に繁殖したダニの糞や死骸がアレルギーを引き起こす。薬をいただき、とりあえず症状は落ち着きほっとした。このところ少し外歩きが多かったので花粉を大分吸い込んでしまったのかもしれない。

季節の移ろい、山茶花咲く

2024年10月29日 | 散歩
 やっと涼しくなってきた。朝方は少し肌寒いぐらいだ。我が家の庭の山茶花が咲き出した。山茶花の花が咲きだすと晩秋の雰囲気が一気に漂う。そう、焚き火の歌、


さざんか さざんか 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉たき あたろうか あたろうよ しもやけ おててが もうかゆい



 昭和の雰囲気がしてくる。焚き火は今は禁止、しもやけおてて はどうだろう。ジジイの子供の頃はハナタレ、しもやけは子供の代名詞みたいだった。指を赤く腫らした子供達をよく見かけたもんだ。栄養が良くなったのか、住環境が改善されたのか。隙間だらけの家で、温水なんかなく冷たい水で顔を洗い火鉢や石油ストーブで暖をとる、学校は石炭ストーブだった。それでも子供達は元気で暗くなるまで外で遊んでいた。


 元気がなかったラッパの花(エンジェルストランペット)がここに来て咲き出したのもびっくり。春から夏にかけ元気に育っていたが猛暑の夏に葉が大分傷んでしまった。涼しくなってから盛り返した。衆院選も終わり街中は静かになってきたが残り2ヶ月は私にとっては大忙しの年の瀬になりそうだ。公募展の作業が大詰めを迎えている。
 

下丸子に昭和の面影

2024年10月25日 | 散歩
 下丸子駅に降り立つ。駅前の大田区民プラザで開催の大田区絵画クラブグループ展に出品する作品を搬入するためだ。普段、公募展を開催している団体の仕事をしている身だが趣味で水彩画を習っている。上手くはないが写真とは違う楽しさがあるので続けている。所属している絵画グループが大田区にある為、年1回開催される大田区内の絵画グループが集まり開催するグループ展へ出品する。この日は絵を搬入すれば仕事は終わるので駅の周辺を散策してみた。



 まあ、少し寂れた商店街をぶらつけば、ありきたりの風景だが駅前食堂が時間の谷間に落ち込んだような風景がそこにあった。この店のショーケース、魅力的だ。昭和の埃を身にまとい存在感を消している。ランチのメニューが店先に出ていなければ誰も通り過ぎてしまう。

少し色を盛ってみると懐かしの洋食店の品揃えが

 店は営業中で揚げ物などの定食を中心の品揃えだ。ガキの頃、ラーメン40円、かけうどん25円の昭和を体験してきたジジイが夢見た洋食がショーケースに並んでいる。当時なら洒落た駅前の定食屋の雰囲気か。

 モノクロで現在の姿をみれば時の流れに取り残された昭和がそこにあった。この喜楽亭さん、元は今の下丸子の駅がある場所に立っていたそうで電車の開通とともに駅どなりの今の場所に移転、100年近い歴史がある。多摩川沿いには戦中、戦後は三菱重工の工場があり昭和の頃は三菱始めキャノンの工場などが立ち並ぶ工場地帯だった。


 都内はどこでもそうだが工場跡地が再開発されショッピングモールや高層住宅などが立ち並ぶ新たな街へと変貌している。綺麗な街並みが作られて行く様は素晴らしいが昭和の面影が残る街も捨てがたい。

変貌する?亀戸

2024年10月21日 | 散歩
 土曜日に亀戸で打ち合わせがあり出かけた。10月とは思えない30度にもなりそうな駅ナカを歩くとどうも人の流れが違う事に気がついた。先日、アトレがいつの間にか隣のビルにまで広がっていた事に気がついたが、反対方向の南への人並みが多い。以前は勤め帰りに寄り道をした駅周辺、昔の面影が残っているかと駅うらを歩いてみると洒落たお店がポツポツと出来、古くからの飲み屋がいなくなっている。京葉道路側を歩くと亀戸クロックという大きな集合店舗が出来ていた。こんなところにまとまった土地が有った?と調べてみるとサンストリート亀戸、精工舎の亀戸工場跡地だった。なるほど、それでクロックか。亀戸クロック、2022年4月に開業しており、退職し亀戸で飲む事も無くなった10年の街の変化に驚いた。あまり変化がなかった下町の亀戸にも新しい流れが来ていることを感じた。
 懐かしい店はまだ残っていたので機会があれば一度飲みに訪ねてみたい。




 

何処からかキンモクセイの香りが

2024年10月02日 | 散歩
 昨日は30度を超え暑さがぶり返した1日だった。風が吹いているのだが熱風に近い風が吹き抜けていく。そろそろ長袖にそでを通そうかと準備したが半袖、短パンに後戻りしてしまった。今日は雨が降りそうで降らないため午前中に庭の水まき。灼熱の夏場にはバテテしまったトケイソウが復活して咲きだしていた。雲が出て少し涼しくなったので郵便局に行きがてら夏の間中止していた散歩を再開したがなんのことはない暑さの中を町内をぶらぶらと歩くことになってしまった。


 住宅街を歩いていると何処からかキンモクセイの香りがふんわりと漂ってきた。短パン、Tシャツでキンモクセイの香りとなると何と場違いな。今までは秋から初冬にかけて大分秋めいてきたな、と言うタイミングであの香りが一斉に香り、キンモクセイの木には花がたくさん咲く。今日は、ほのかなキンモクセイの香りがどこからともなく香るので探し回ってしまった。香りのする方向を探すと密かに早咲きする花が咲いていた。10月に咲いたキンモクセイは正しい時期に咲いた、でも間違ってしまった花。キンモクセイ、時期的には9月末から10月初めにかけて花が咲くらしいが、最近は、ある程度寒くならないと開花しない様だ。2度咲もあるとの事。




真昼の散歩

2024年08月14日 | 散歩
 世間様はお盆で忙しそうだが、我が家は月初に墓参りと帰省を済ませておりひっそりと過ごしている。
 今日も真夏の太陽が照りつけており、あっという間に35度どころか38度近くだ。このところあまりに暑いので外出も出来ず、家でゴロゴロ、エアコンガンガン状態で過ごしている。そろそろ一雨欲しいななどと願っていたら、金曜日には台風が関東地方に直撃か。アレよあれよという間に、生まれたての台風が直撃予報に。どうなっているんだ今年の夏。まあ、今年に限らず来年も、再来年も異常気象が続く気がする。
 あまり家でゴロゴロしているのも何だし、世間の同世代の方々を見習い散歩でもするか、と昼前の暑さの中、散歩を始めた。朝夕は沢山の方が歩いていたが、こんな暑い最中に出歩く老人はおらず閑散としている。しょうがない水辺に行けば少しは涼しかろうと近場の水辺を目指し散歩してみたが水辺もガマの穂が茂り雑草だけが背高く元気で熱風が吹き抜けていく。このガマの穂、蒲鉾の語源で昔の蒲鉾は棒の先にすり身を巻き焼いていたのがガマの穂に似ているため蒲鉾となったと何かで読んだが夏場にできるとは知らなかった。


 空を見上げるとまだ台風の気配は感じられず、百日紅(サルスベリ)の花が元気に咲いている。百日紅の木はなんでこんな元気なんだろうかと不思議に感じたので自宅に戻ると早速ググってみた。やはり、熱帯の花で熱いところでは常緑の広葉樹だそう。日本では落葉樹、そうすると熱帯では年中花が咲いているのか?。日本も熱帯化してきているので百日紅も100日咲き続けるどころか150日紅化してきているかもしれない。

暑い!スタバで一休み

2024年07月23日 | 散歩
 暑い日が続きます。連日35度は結構老体にこたえます。朝早めに庭木に水を撒き、目立つところのみ雑草を刈っただけで汗まみれ。早々に切り上げシャワーで汗を流した。
 先日、スターバックスからスターリワードの期限切れが近づいているメールが届いていたことを思い出した。ジジイはスターバックスの店頭での注文方法が良く分からず、念仏のように店頭でトウルラテライトホットトウゴーなんて難儀な注文が苦手であった。そんな話を後輩にしたところスターバックスのアプリを使うとスマホ画面で注文も支払いも出来ると伝授された。退職後、近所のスターバックスに寄って席を確保、アプリで注文すれば列に並ばず注文の呪文で汗だくにならずのんびりできる事を発見。以来、近所のスターバックスを良く利用することとなった。
 このアプリで付与されるリワードというポイントもよく分からんのです。アプリから注文を入れると使用した金額に対応したスターなるマークを付与されるのですがこのスターマークがある程度溜まるとリワードと交換できる。リワードは星の数によりいただけるリワード数が違い、星の数が多いと高額なものを購入できるリワードと交換できる。簡単にポイント付与の方が良いのだが、さすがスターバックス簡単には利用できない仕組みを構築している。ジジイには敷居が高くこの仕組みを理解するのに時間を要した。
 やっと利用法を理解できたので期限がせまる700リワードを使うことにした。700リワードは700円相当らしい。アプリでリワード使用に印をつけ、金額的に近いストロベリーフラペチーノを注文した。これで無事、期限切れ間近のリワードを使用する事ができた。
 まあ、とりあえず冷たいフラペチーノをいただき汗が引いたので小一時間、スタバで読書をして過ごした。それにしてもこの時間、結構同年代の方がくつろいでいる。お一人様なのか居場所がないのか家の電気代節約のため避難しているのか郊外の住宅街にあるスタバでの風景は街中の会社員や若者がくつろぐ風景とは別のノンビリな空気が漂っております。