暖かい日が戻れば一気に冷え込む、だいぶ冬らしくなってきた。3日前に急いで部屋の中に入れたゴムの樹は室内でホッと息を吹き返している。
本業でアルバイトの公募展の作業でバタバタしていたがやっと初日を迎えほっとしている。久しぶりに会場の国立新美術館の館内を歩いていると、館内からも六本木ヒルズが見えるんだと記念に1枚写しておいた。平日で大きな企画展もないのでゆったりした雰囲気が流れている館内だ。
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冬になるとシクラメンが花屋の店頭に並ぶ。この花を目にすると布施明さんの「シクラメンのかほり」の歌詞が浮かぶ。布施さんといえば元奥さんが映画スターのオリビア・ハッセー、映画のロメオとジュリエットの主人公だった。ジジイ世代の洋画は憧れの世界で毎週のようにロードショーの試写会招待の申し込みをしていたものだ。そんな夢見たいな世界のヒロインを奥さんにした布施明さんを羨望の眼差しで見ていた。そしてこの歌の作詞作曲が小椋佳。懐かしい!個人的には小椋佳の歌の方が好みだが布施さんの歌でヒット。そんな若かりし頃の記憶が蘇るシクラメン。一時期、歌が流行った頃にシクラメンの香りはどんな香り?と歌詞の中身と実際の香りが話題になった。シクラメンには香りが無いことが定説だったようだ。大田市場の花屋さんのコラムで、シクラメンの原種には香りがある事、最近、香りの強いシクラメンができている事などが載っていた。さて、シクラメンのかほり、どんな香りなのか。1鉢購入したいと思っている。