忙しく動き回ってやっと公募展初日にたどり着いた。裏方でバタバタ動いていると先生方の作品をのんびり鑑賞する暇もない。作品を展示し終わり業者さんが引き上げた会場内をのんびり確認する時にやっとじっくり鑑賞することができた。
想像していたが予想を上回る海外からの入場者。毎回感じる事だが入場者の方々を見ていると大まかに2種類の方がいる。1つはじっくり鑑賞してみていただける方とこの方、作品をご覧になっているのかなと思うほどサッサと歩いて会場を去っていく方だ。やはり良くも悪くもじっくりと見ていただき評価していただきたい。
会場の国立新美術館は地下鉄千代田線乃木坂駅に直結してます
海外からの来場者の方々は異国のそれも東の果ての日本の文化を楽しむようにじっくりとご覧になっている。絵画も日本画や水彩画、油絵にも日本人独特のタッチが現れているのを感じているのではないかと思う。工芸の七宝や陶芸、銅板絵なども立ち止まって写真を撮る姿が多く見られた。特に風景写真では日本の国の自然の豊さを感じて頂けている気がする。
多少なりとも日本文化の発信に貢献できていると自負している。