今日はお絵描きのため池上本門寺で半日過ごした。明日からお会式があるため境内は準備で大忙し。日蓮宗総本山の本門寺で行われるお会式とは法会の儀式の略語で、各宗派でも大きな法要行事を指す言葉として用いられるが、日蓮宗では通例として宗祖日蓮聖人の忌日に営まれる報恩法会を指す。日蓮聖人御入滅の地である池上本門寺の御会式は、例年10 月11 日より日蓮聖人の命日である13 日にかけて行われている。とのことでどうも大勢の参拝者が集まるらしい。
本門寺は始めて訪れたのだが大田区の高台にあり境内から多摩川方面を一望で、晴れると富士山も綺麗に見えるとのこと。駅から歩いて本門寺の参道を進むと、総門をくぐり見上げるほどの階段を登る。これが運動不足の体に応える。登り終わると仁王門の向こうに本堂の佇まいが目に飛び込んでくる。今日は五重の塔をメインにスケッチして作品に仕上げろとの指示なので右手奥の五重の塔へと向かう。お仲間が集合して作業を始めているので、適当な場所を探し、のんびりと荷物を広げた。あとで仲間に聞いたところによると階段を登らなくても下からエレベーターで上がれるとのこと。先に教えてくれよ!
境内は緑が多く散歩をしている方も大勢いる。平日の昼下がりで見かける方々は若干お年を召した同年輩の人、先生に先導された幼稚園児、ベビーカーを押したお母さんと平和なひとときだ。
明日は大勢の参拝客で賑わうらしい。周辺の皆さんは楽しみにしているだろうが他所者は行事の準備に忙しく動き回るトラックが邪魔で五重の塔が上手く描けないとぶつぶつ言い訳をしている。
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