国立で「髭のブラックニッカのラベルをデザインした」事で有名な大重治の作品展が開催されています。とても懐かしく、又今現在NHK朝ドラで放映されている「リタとマッサン」に関係した方なのでぞろぞろと皆で出かけて来ました。
創業者竹鶴政孝社長の信頼を得てニッカウィスキーのラベル、パッケージ、ポスターなどのデザインを一貫して手掛けていたのだそうです。
時代がら、全て手書きのグラフィックデザイナーだった訳です。ウィスキーのボトルの肩のなめらかな曲線など緻密に計算されて書かれているのだそうです。一緒に行った仲間の一人が若かりし頃、レタリングの仕事をしていたとかで(長い付き合いながら初めて耳にしました)展示された写真に収まっている鳥口(からすくちと呼ぶらしい)、雲形定規、筆、コンパス、泥絵具などの説明をしてくれました。
上の写真の中の人物が「まっさん」こと竹鶴正孝氏。実は私は朝ドラを見ていないのですが・・・。
初代「のりたま」のパッケージも大高氏が手掛けたものだそうです。懐かしいものばかり見て来ました!私達もいい歳になったという証拠です。