昨年末、新聞掲載されたことをキッカケにご持参頂いた、修理品のひとつです。
大切に保管されていたようで「箱」の状態も非常に良く、渡された瞬間「凄いお品物ですね。初めて見ました」とお客様にお伝えしました。
まず箱には「幸せの時を刻む」「世界の時計」「精工舎」「美術時計」「白木額」との表記。箱のデザインも素晴らしい! 「精工舎」の表記ですので1996年以前のお品物であることは間違いありませんが、もっと以前の商品ではないかと思います。なんだか「味わい深い」箱です。
いざ開封してみると
とても素晴らしいデザインです
時計部の時刻表す「〇」は真珠?かもしれません。
「美術時計」って名乗る価値は十分すぎるほどあります
「彫金」だと思いますが、初めて見るお品物なので、工芸部分は説明出来ません・・・
「芳春刻」と左上部にあります
右側の時計部分が動作しないためのご相談でした。
新規のムーブメント入れ替え作業でお渡し出来そうです。
これから作業します。